携帯電話業界ブログ

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韓国携帯電話3社 7-9月純利益 揃って大幅減

2007-12-16 | 携帯事業者/日本


 SKテレコムKTFLGテレコムの韓国携帯電話3社の7-9月業績は、揃って純利益が大幅減だった。

 特にSK、KTFの上位2社は、マーケティング費用の高騰と契約者数の伸びが落ち込んだため減益に。3位のLGテレコムは、増収増営業益だった


●営業費用の増加響く

 業界トップのSKテレコムの第3四半期売上高は、前年同期比4%増の2兆8160億ウォン(約3660億円)、営業利益は同29%減の5366億ウォンだった。

 宣伝、マーケティング関連を含めた営業費用が同17%増加し、収益に響いた。9月末の契約者数は1年前より8%増の2160万件。ARPUは月4万3769ウォンで、同3%減った。

 韓国市場の約30%を占め、NTTドコモが10%出資している国内第2位のKTFの売上げ高は、前年同期費7.3%増の1兆7800億ウォン(約2314億円)、営業利益はマーケティング費用が同46%も増加したため、27%減の1199億ウォン、純利益は同36%減の629億ウォンだった。

 9月末の契約者数は、前年同期より6.3%増の1358万件。ARPUは月3万8407ウォンで、前年同期より0.4%増えた。KTFはSKテレコムを抜くため、高速のHSDPAサービス「SHOW」を今年3月から開始するなど、SKテレコムを追っている。

 一方、3位のLGテレコムは、売上高と営業利益をそれぞれ前年同期比18%と22%伸ばし、1兆1600億ウォン(約1508億円)と143億ウォン。しかし、純利益は同55%減の990億ウォンと減益となった。




【記事引用】 「電波新聞/2007年11月6日(火)/3面


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