米ガートナーが２３日発表した０９年の世界のスマートフォン販売台数は、前年比２３．８％増の１億７２３７万台。
ＯＳ別では、シンビアンが首位を維持したが、ＲＩＭ（リサーチ・イン・モーション）やｉＰｈｏｎｅ ＯＳの躍進で、シェアは４６．９％と前年より縮小した。
●韓国勢躍進
一方、世界の携帯電話販売台数は１２億１１００万台。
世界的な景気低迷の影響で、当初は大幅な需要の落ち込みが懸念されたが、スマートフォンやローエンド端末が好調に推移したことから、前年比０．９％減と小幅な落ち込みにとどまった。
メーカーでは、フィンランドのノキアが前年に続いて首位だが、出荷数は前年より６．７％減少。シェアも２．２ポイント縮小して３６．４％となった。
２位のサムスン電子、３位のＬＧエレクトロニクスは前年より販売数を大きく伸ばし、それぞれシェアを拡大。
前年３位の米モトローラは、販売数が前年比４５％減と落ち込み、４位に後退した。５位の英ソニー・エリクソンも、シェアを縮小した。
【記事引用】 「電波新聞／２０１０年２月２６日（金）／２面」
