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風の声

想いつくまま

安倍一強の正体

2017年03月30日 | 日記
1996年、今から21年前に反対する世論を押し切って導入された衆議院の小選挙区制。
それから繰り返された選挙の人体実験の結果が見えてきた。
1人しか選べないという息苦しい小選挙区制は日本には馴染まないということだ。

右でも左でもない、中道のほどほどが好まれる日本の国民性にも馴染まない。

小選挙区制を実行すればアメリカのような2大政党制になり、政権交代が可能になるといった読みだったが、これも大きくはずれている。

小選挙区制では有権者のわずか20%くらいの支持を得たものが当選し、民意を反映していないという問題もある。

そして、最も深刻なのは選挙区に1人しか党の公認候補を出さないので、党の執行部に公認してもらえなくなることを恐れ、物言わぬ集団ができ上げってしまっていることだ。

これが、安倍一強と呼ばれる悪弊を作り出している小選挙区制の正体。

このままだと、この国の政治はますます劣化してしまう。












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