風の声

想いつくまま

和平へ繋げようとするピョンチャン宣言

2018年09月19日 | 日記
南北トップ会談はピョンチャン宣言を発した。

「朝鮮半島を核兵器と核脅威がない平和の地にする」
「北側は東倉里のミサイル実験場や発射台を永久的に廃棄する」
「軍事的な敵対関係を終息し戦争の除去や敵対関係を解消する」

南北両国で緊張緩和をめざすことが中心となっている。
注目の非核化については、米朝協議へ含みをもたせている。

近いうちにキム委員長がソウルを訪問することも明記された。
経済活動の再開や2032年夏季五輪の南北共同開催も盛り込まれた。

終戦へ向け和平ムードを盛り上げ、次へ繋げようとするものだ。

この会談を受け、ムン大統領がアメリカとの仲をどう取り持つか。
米国の中間選挙など不安定要素は多く、雲行が読めない。
南と北、そして米中、4者の駆け引きが更に複雑にする。

68年もの長い戦争状態を乗り越える政治的決断への道程は険しい。

とはいえ朝鮮半島の平和へ千載一遇の時を迎えていることは変わりない。



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