風の声

想いつくまま

あっという間なのは”ときめかない”から

2022年12月04日 | 日記

1年があっという間に過ぎるようになったのは、生きてきた年数に対する1年の比率のせいだと思っていた。

ところが、久しぶりにTV「チコちゃんに叱られる」を観てたら、そうじゃないのがわかった。

「ときめかない」のが、1年があっという間になった原因なのだそうだ。

子どもの頃、1年を長く感じていたのは、あらゆる体験が初めてでワクワクドキドキ”ときめく”。すると、しっかり記憶に刻まれたっぷり情報が残る。その分、1年が長く感じられるということらしい。

これまで、よく「1年があっという間だよね」と喋ってきた。それはその都度、「私は”ときめかない”漫然とした日々を送ってるんですよ」と卑屈にも話していたわけで、お恥ずかしい限り。

チコちゃん依頼、「今日は”ときめいて”ますか」と誰かに問われているようで、気になる。

昨夜は友人と3時間を超える長電話で盛り上がった。人とのかかわりでないとワクワクしないようだ。







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ツケはそっくり次の世代に

2022年12月04日 | 日記

物価高や経済減速に対応するという国の補正予算が成立した。

29兆円もの巨額な補正予算。その財源の8割は借金でまかなう。次の世代にツケはそっくり回して、今さえ良ければとするものだ。

国会議員らは、コロナ対策の国債乱発を続けてきたせいで、感覚が磨滅してしまっているのか、疑問の声は上がらない。

物価高と経済減速のためだとしながら、そのための予算は7兆8170億円でしかない。他の予算建てを見ると、ほとんどは新年度の本予算に組み込めばいいものばかり。いかにも政府はしっかり物価高に対応してますよと装っただけの「金額」ありきの人気取りにしか見えない。

政府が自由に使える予備費も4兆7400億円という乱暴なもの。

内閣支持率が30%を下回る岸田内閣が、焦るのはわからないでもない。だが、当面の3年間は国政選挙はない。目先の支持率などにビクビクしてないで、なぜどっしり構えてやれないのか。日本経済の立て直しは「所得倍増」だというのなら、とっくに破綻しているアベノミクスの呪縛に囚われずに、真正面から挑めばいいのに、もったいない。

借金でバラマキをして政権の人気取りをする。そんな無責任なことばかりしてるから国の借金は1200兆円を超えている。

アベノミクスの9年間は借金の国債を「日銀は政府の下請け会社だ」と豪語して、日銀に買い取らせてきた。その額は500兆円を超えている。

国の借金を国の銀行に背負わせるというやり方だ。政府の借金を日銀が肩代わりするために、札束を日銀がどんどん刷っている、というトリック。

こんなことを続けていると、やがて「円」の信用は失われてしまう。

「今さえよければ」と浮かれ、借金で「我が世の春」を謳歌する。財政が破綻したどこかの国の二の舞を見ているようだ。







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