髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム オリ3タテで4位に並ぶ~隠れヒーローは杉谷でした

2017-05-21 19:38:12 | 北海道日本ハムファイターズ

5月21日【Game41/18-23-0】
北海道日本ハムファイターズ 4-1 オリックス・バファローズ
【勝】メンドーサ (2-2-0)【S】増井 (3-1-7)【負】山岡 (0-4-0)
【HR】大野3回裏3号
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勝っても負けても期待を裏切る中田翔です

1回裏、先頭打者西川が倒れて左バッターボックスに立った杉谷は山岡のスト
レートを右中間に打って3塁打とします。
3番近藤は四球で歩き、1死1,3塁のチャンスが中田翔にまわって来ますが
ショートゴロの併殺打。
先制のチャンスを逃がしてしまいます。

1死満塁での併殺打なら分かりますが、このチャンスを見事にものにできない
中田翔................。
今日も中田の不発で接戦になるのかと、嫌な気持ちになった瞬間でした。

メンディが投げると不思議にチャンスを潰し、得点をプレゼントが出来ない。

浦野が投げるといとも簡単に得点が入る。

有原が投げるとスシボーイが打つ。

日ハム投打の相関関係があるだけに、誰もが今日は駄目かという思いが頭をよぎった
はずです。
0-0で進んでいた3回裏、均衡を破ったのはメンディの女房役の大野奨太でした。
ここまで今季の成績は1勝2敗と勝ち星に恵まれていなかっただけに、大野の一発は
勝利投手への大きな援護弾となったのです。



1-0と大野のHRでリードをした3回裏、2アウトながら杉谷はバントヒット
を試みますが、判定は相手投手ジャッグルとなり投手エラーになります。
続く近藤はまたしても四球で打たせてもらえません。
中田の不調を知っての四球でしょうが、この日の近藤は全打席が四球に終わって
います。
いかに現在4割バッターといえども勝負を避けるのは、それだけ今のパリーグ
では近藤の好調さを物語る対決姿勢でしょう。
2死1,2塁とまたもや中田には得点のチャンスが巡って来ますが、ここでも
中田は一回裏と同様にショートゴロに。

快音が聞こえない中田には、ドーム全体からため息が漏れます。
中田の奮起を期待しても打てない中田翔は、このまま日ハムのお荷物に....。

そんな思いを打ち消したのが5回表に同点に追いつかれた5回裏でした。
先頭打者大野と西川が倒れた後、またもや杉谷がライト前にヒットを放ち、
近藤が歩かされた後にはまたもや中田翔が3度目のチャンスの打席に。

ここで凡退をしたなら、存在価値を失うところでしたが、またもや打球は
ショートへ。
もしも大城以外の選手であったなら、ここでチェンジとなっていたかも知れ
ない微妙なヒット(中田はラッキーヒットと語っています)でした。
ヒットであれエラーであれ2塁から杉谷が生還し2-1の勝ち越し点となります。

まさに「3度目の正直」(言い方は色々あります)の一打でした。

運とツキの勝ち越し打を放った中田は、7回にもランナーを1,2塁において
タイムリー2ベースを放ちます。
この日の全打席が中田にチャンスが巡って来る不思議な日でした。
4点のうち3点をもたらした中田のバットでしたが、本物かどうかは次戦まで
判りません。
もしも西武との2連戦で打点を挙げるようなら、交流戦前のSBとの3連戦は
十分期待が出来るでしょう。



この日は先発のメンディ(2勝目)と勝利の2安打を放った中田翔がお立ち台
にあがりました。

しかし、試合の流れを作った杉谷拳士は隠れたヒーローであったと思います。
4-1で迎えた8回の超ファインプレーがなければ、どう転んだか分かりま
せんでした。



これで日ハムは5月に入り12勝4敗としユニフォームをHappyYellowに
してからのホームでの試合は10勝1敗快進撃を続けています。
セパ交流戦でもホーム試合は、このユニフォームを着続けては如何....。

反対にこの日も敗れたオリックスは5月は急下降し、3勝15敗という
散々な結果になっています。
故障者続出なので仕方がないとはいえ、福良監督は頭が痛いでしょうね。


セパ交流戦になれば、怪我で療養中の大谷翔平は6月6日~8日の広島
戦頃に戻って来るでしょう。その前には中島卓也も戻り、日ハムにとって
ようやく選手が揃いそうです。
きっとこの頃には借金もゼロとして上位を狙うような態勢を組めそうですね。