圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

おいしいお料理とコンサートのご案内

2007-01-30 21:07:08 | 私の好きなこと・気になること
カフェ・レストランでの「チェンバロで語るバッハの世界」です。
開場3時・開演3時半&開場7時・開演7時半
ワンドリンク付3000円
小田急線相模大野駅北口徒歩2分カフェ・レストラン「ラシエット
TEL/FAX042-746-3737
まだコンサート情報の更新がされておりませんで申し訳ございません

ピアノ

2007-01-30 09:59:53 | 日記
ピアノは、今じゃ習ったことがない人の方が少ない位、習い事ランキングの上位にある。楽器も電子楽器を含め品揃えが多いしサイズも変わらず使える。値段も手が届きやすい。わりと短期間に好きな曲が弾けるようになったり一人で伴奏もつけながら楽しめるというのいうのが一番の人気の理由だと思う。音大の入学試験もさることながら附属の音中の受験にも専攻楽器プラス副科ピアノは必ずある。面白い事に音中の副科ピアノの課題曲にはあまり選択の差がない。私は附属の音高からだったけれど、高校や大学になるとピアノ専攻以外の器楽学科の副科ピアノの課題曲は同じもので出されるけれど曲のレベルの差が広すぎるなぜなら、管楽器専攻でくる人は、楽器との出会いのほとんどが中学や高校のブラスからで、そこから音大進学を考える人も多いし、ピアノを習ったことがない人も意外にいる。そんなこともあってか・・・救いの手なのか・・・その曲だけ頑張れば何とか弾けるようになるようなものも混じっているのだ。教員免許取るために教育実習が義務であるけれどピアノの下手な学生は実習先で先生!音大なのにピアノ下手~と言われたと落ち込んでいる子は管楽器に多いでも確かに下手だから仕方ない・・・勿論、中には例外も稀にありますが・・・弦楽器や歌科の人は、遅くとも小学生位からピアノはやっていたというパターンが多いのでとんでもなく下手はほとんどいないピアノ位弾けて当然じゃん!って感じなのです。小学生位から始めれば高校位には、ベートーベンやモーツァルトのソナタ位普通に頑張ってれば弾けるようにはなる。だから、私の教室の男の子達もいずれ違う楽器をやりたいという欲求が湧く時がくるだろうけれど、ピアノを通して培ったものは必ずプラスになるはず!でも、私は本来ヴァイオリンが専門なので子供達が育ってロマン派の作品に入る頃には、ピアニストとして演奏活動もしてる専門家の元へ送り出さなければならないと考えている。専門ではない分ピアノに関してのセミナー等はまめに出かけているけれど、いろんな考え方や指導の方法があり、ピアノのみならずヴァイオリン指導の上でもとても参考になります。指導する以上、自分自身も常に前進していないといけないので、私を慕ってついて来てくれる生徒達のおかげで成長出来る部分って大きいです教室の発表会で、今年は久々にショパンのワルツなんかも弾いてみようかな~ピアノの魅力はショパンの作品にはふんだんにちりばめられているから・・・やっぱりピアノならショパンを弾きたいな

オケマンの苦悩

2007-01-30 01:55:35 | 日記
プロオケが赤字状態で、オケマン達の生活が危ぶまれていると・・・昔から何もよくなっていない私の音大での同級生の男の子も某メジャーなプロオケに入団し弾いていたけれど、公演回数の多さと収入が見合わず、家庭の事を第一に考え楽器で生計を立てるのを辞めバスの運転手になったそうだ現在プロオケで現役で弾いている人で就職活動をしていると言っていた。履歴書を書くのに音楽が仕事だと趣味や特技は何書いたらいいか・・・書く事ねェ~と叫んでいた。趣味・・ガードマンって書くか・・・何かとても淋しい奏者としてやって行くんだと決め、教員免許も取らない男の子も多い。自分自身にプレッシャーをかける意味でも・・独身ならその日暮らしでも何とかやれるけど・・・どうして日本っていつまでたってもこうなんだろう?政治資金やらには一杯お金出すのに文化的なことにはとてもケチそのくせ、冬場になると仕事のない外国のオケなんかを呼んで安い賃金で仕事させてるし・・又これも、横文字や何となくのブランドに弱い日本人の聴衆が多いせいだ!いいものを自分で判断する事に欠けてる国民性なんだろうか?はっきり言って、オーケストラコンサートに関しては冬場にやってくる外国のオケなんかよりずっと都内のプロオケの方がアカ抜けた演奏で上手いと思うお国柄で作品の味が出てていいと言う事はあるかも知れないけれど・・・20代の若い後輩達が大変な思いをしてるのを見るのはとても辛いその点、女性は結婚する事で時間の束縛はあるけれど生活の心配をせず自分のペースで演奏活動が出来る。ギャラの額を気にする必要もない。ボランティアでも構わない事だってある。そんな話をしてたら、先輩!ボランティアで弾くのはやめて下さい。なぜなら、誰だって安上がりの方がいいに決まってるんだから、そうされると仕事がなくなってしまいますボランティアでやってくれる人がいなければ高いギャラ払ってお願いせざるおえないですから・・・そうなると僕達は助かるんです・・・と話していた。なるほどね~そういう事もあるのか・・・今まで考えもしない話だった音大も仕事の需要がないなら才能が逸脱してる人間以外は入学させなきゃいいのに・・・と思ったりもする。こんな話も・・・あまりメジャーでない音大の附属中学は定員割れで、これからヴァイオリンを買って始めますというレベルでヴァイオリン科に入学させ大学4年行ったとしてヴァイオリン歴たったの10年で、音大のヴァイオリン科卒という肩書きを持ち演奏したり指導したりすると思うと冗談じゃないと思ってしまうのです。もぐりで指導は出来たとしても演奏はどうなんだろうと思ってしまいます。管楽器は一般的に出会いが遅くてもプロとして大成するケースも多いですが弦楽器に関してはほとんど当てはまらない気がします若者よ!と願う事しか出来ないのが又辛い・・・

師匠の代わりに・・・・

2007-01-30 00:41:04 | 日記
2月に師匠の門下の発表の場がある。3年目に入る子達・・・ウチの息子と娘も演奏する。発表の場と言えば最後のトリで先生の演奏があるのだけれど、師匠は時々の耳なりに悩まされまだ完治されてない今無理をするともう取り返しのつかないことになってしまうらしいなので、師匠の代わりに私にトリを頼む!・・・ともちろん・・・弟子としては、演奏するのは当然の事なのだけれど、悠然とした大鷲のような師匠の演奏の代わりになんかまだとてもなれないです師匠が大鷲ならば私はって感じです。でも何とか頑張りたいと思います

悔し涙・・・

2007-01-30 00:31:02 | 圭子の音楽室
これまでトントン拍子に進んできたCちゃん・・・新しい壁にぶつかりスランプ状態何度も同じ箇所でつっかえそのたびに最初に戻る・・・だんだん目が赤くなりウルウル状態に・・・タッチも乱暴になりイライラは頂点に・・・両手を握り・・・「イライラして乱暴に弾いても上手くいかないよ!たくさん間違えるのは、そうしないと上手になれないからなんだから、落ち着いて丁寧にやってみよう!」と話した。こぼれる涙をティッシュで拭いてやり気持ちを持ち直したとこで・・・音を外す原因を話し、一つの指にのみ集中させた。パターンが理解出来てないために起こるミスなのでそこさえクリア出来れば何の問題もないそれと同時に複付点が登場したので付点との違いを明確にしないといけないけれど、こちらも時間をかけたいので一ずつクリアさせたいと思う。私も子供の頃、出来ないと悔しくてイライラしてよく泣いてたけど、いつも先生はこう言って励ましてくれた。自分も通ってきた道・・・一緒に乗り越え笑顔が早く見たい