圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

セルゲイ・ラフマニノフ

2008-01-31 11:38:59 | 私の好きなこと・気になること
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の本番があるので、朝にはちょっと重かったけどリビングに流してみた

昨年は2番の仕事が続いたので、作風と言うのは何となくわかってはいたものの3番のピアニストの技巧はさらにパワーアップした感じ

かなりの難曲らしい

ラフマニノフ自身が大きな手と技術を持ち合わせたすごいピアニストだったということもあり出来た作品もスゴイ

短調が好きだったのだろうか

きっととてもロマンティックな人だったに違いない

ロシアって感じだよな~・・・なんてよくわかんないことを思いながら子供達のおやつのあんまんを蒸かしたりしてる私です

2番といい3番といい映画にも使われている

2番は「逢びき」という映画でテーマになっていて、ストーリーは不倫になりそうでならない何か人間の心の複雑さやせつなさの残る内容です

3番はオーストラリア映画の「シャイン」に使われていて、こちらの内容は現役のピアニストの半生を描いたもので、この曲にとりつかれたばかりに人生が狂ってしまうという内容・・・

私はまだ観てないので観てみたいと思いますアカデミー賞を獲得した作品で感動的な映画のようです

ロシア音楽には何か独特な雰囲気があります

何か日本人が好みそうな部分を秘めてるようにも思います

遠い国で生まれたこの作品・・・

作品へのウォーミングアップが出来たところで弾いてみたいと思います

因みにこの3番のピアニストが弾く音符の数はいくつ位あると思いますか

答えはピアニストの中村紘子さんによると28736個だそうです

すごいな~譜面を数えたのだろうか

それとも自分が打鍵するからわかるのだろうか

とにかく私は持ち場でガンバロっと






30日の日記

2008-01-30 23:27:08 | 日記
今日は朝から出かける用事もあり何だかバタバタでした

お昼は一度帰宅しチャーハン作って食べて教室へ

ここの所・・・子供の用事や家の事などが重なりまとまった練習が出来ない

本番まであと2週間なのでそろそろマジにならないと・・・

おさらい会の会場の第一希望の抽選が明後日ってことで何か落ち着かない

ダメだったら別なとこをすぐに手配しないといけないし・・・

それにミニコンサートの演目は何にしようか・・・とあれこれ考える


去年の「動物の謝肉祭」の次に浮かぶ作品は「ピーターと狼」だけど・・・これはついこの間地元オケの親子コンサートで子供達も観たばかりなのであまりにもダブるから使えない


「ヘンゼルとグレーテル」のお話付きのピアノデュオの譜面があるので、これをピアノ四重奏位にアレンジして出来ないだろうか・・・とかいろいろ考えてみる

子供達のよく知っているお話にいろんな似合いそうな名曲を合わせるという方法もある

いずれにせよ会場が去年のように広くないので小編成で考えないといけない

まだまだ半年先のことだけど・・・少しずつ考えておかないと間に他の仕事のことも入ってくるから

子供達の喜んで釘付けになる顔が見たいのです

一人で練習する子

2008-01-30 23:24:59 | 圭子の音楽室
教室へ通う子供達の中には、家での練習に付き添ってくれるママも多いけれど

ママは楽譜の事はさっぱりわからないから一人で練習して来る子も多い

自分だけの力で譜読みして弾いてくる

音やリズムの間違いがあったりするけど、一緒にレッスンすることでクリアになり自信を持つことが出来る

勿論ママが練習に付き添う子よりは進度は遅くなるけど、しっかり力はついていく立派な事だ

テキストを順番に進めていてもお手上げでわからない時は、飛ばしてわかるものから譜読みしてくる

最近子供達全体に変化が見られる

一回り成長した感じ

ノートに一人ずつ名前を書き出し現在の状況をまとめてみた

一番チビちゃんはまだ集中が続かないけれど右手の5本指(ド~ソ)までの譜読みは出来るようになった

リズム面がもう少し安定するといいな・・・と思う

春からさらにもっとチビちゃんが入室の予定

末っ子って事でかなりパワフルのようだ

でも最初はみんなそうなんです

片手の練習をしてる時に眠くなってくるともう片方の手でチュッチュ始めてた子も今じゃ両手で上手に弾くようになった

人差し指1本でたたいてた子が両手で譜読みしながら上手に弾くようになった姿は感動です

チビちゃんにはかなりのエネルギーを要しますが後の喜びもひとしおです

29日の日記

2008-01-30 00:43:02 | 日記
今日は朝から夏に行う予定の教室のおさらい会の会場の下見に行ってきました

昨年の会場はリフォーム工事のため7月一杯使えないので・・・別な会場探し・・・

ステージはないけれどサロンコンサートって感じで雰囲気はいい

ありがたい事に抽選には生徒さんのママが行って下さる

第一希望の日がおさえられるといいな

午後も気温は上がらず寒かった

今日は5時にレッスンが終わるとその後・・・手荒れのひどい娘を皮膚科へ

ヴァイオリン弾くのに支障があるし本人も思いっきり弾けなくてイライラ

クリームをもらってきた

私もそうだけど・・・冬場になるといつもそうなる

似てるらしい・・・

ホルンのカタログが欲しいと次男がいうので楽器店へ寄りもらって帰った

よほど自分専用のホルンが欲しいらしい

それほど高い物じゃなかった

ヴァイオリンのように0が6つも7つもついてなくてちょっとホッとしたのでした








28日の日記(チェンバロをとおして:レッスン19回目)

2008-01-29 00:11:30 | 日記
年明け最初のチェンバロのレッスンに行ってきました

新作の美しいチェンバロが・・・

湿度や温度に気を配りそれはそれは大切に新生児のような扱いでした

今日は調律についてのお話がたくさんありました

ミーントン調律法は長3度の純粋性を重要視しているのでとても美しく響きます

でも・・・そのかわりに完全5度が狭くなるのでちょっと唸ります

ヴァイオリンで5度調弦になれている私はこの唸りがとても気になってしまうのです

今日はキルンベルガー・ベルクマイスターという調律法について説明して下さったけれどすぐにはちゃんと頭の中を整理出来ない

サークル図が登場したり・・・

何か算数ぽくなってきたぞ・・・と思いきや・・・

理屈で説明を理解しようとすると私の脳みそはになってしまう

実践してみれば耳で聴けばいいことだからフィーリングでよくわかるのだけど・・・

今日のお話をまとめた5枚ほどの文献を下さった

しないようちゃんとよーく読んでかみしめること・・・と次回までの宿題

書いてあることをヴァイオリンで試してみた

「ホントだ

鍵盤楽器は調律によって限定されてしまうけど・・・ヴァイオリンはその時に応じて指の感覚を変える事でコントロール出来るから

なんて素晴らしいんだろう・・・と感動してしまった

それにしてもまだまだ知らない神秘的な世界があるみたい

音の旅はまだまだずっと続きそうです


うさぎのウトウト・・・

2008-01-29 00:08:49 | 私の好きなこと・気になること
我が家のうさぴょんが丸ーく座ってウトウトしていた

何だかゆーらゆらしてる

面白いからじっと見ていたら

思いっきり横倒れしそうになった瞬間慌てて持ち直した

こういう人は終電とかでよく見かける

うさぎも人間も同じなんだな~と親近感

横になって寝ればいいのにと思い身体をなでなでしてあげたら・・・

半目のまま寝てしまったのでしたカワイイです

26・27日の日記

2008-01-27 18:32:44 | 日記
この二日間もとても寒かった

土曜はいつも通り教室でレッスン

次男が朝から学校のすくすくスクールへ出かけお昼は自宅でミクロンがうどんを準備していたにもかかわらず何の連絡もせず教室のフロアでおにぎりを食べて再び出かけてしまったので

5時に帰宅するとカンカンに怒って

外でしばらく反省しろ・・・と家を出された様子

6時にレッスンを終え帰る準備をしていると娘が心配そうにやってきた

「お兄ちゃんが叱られて出てっちゃってどこにもいないのお父さんが教室にいると思うから見て来い」・・・って

「来てないよ」・・・と言うと「どうしよう寒いのに・・・」と心配してる

「ママが探してくるから先に帰ってなさい」・・・と言った

暗くなった木の陰に人影が・・・

「そこにいるんでしょ出ておいで」・・・と声をかけた

一緒に帰ろうと言うと・・・「お父さんに何て言ったらいいかまだまとまらないから帰らない」・・・とこれまた頑固者

私も寒いから「これからこんな事がないようにちゃんと連絡すればいいんだからそう言えばいいんだよ」・・・と

マンションのエレベーター前のフロアの椅子に座り説得していると娘とミクロンがやってきた

「いつもちゃんとお昼に帰って来るはずなのに何の連絡もなかったら心配するだろーが」・・・と

「これから出かけないといけないから帰るまでによーく考えとく事」・・・とミクロンは出かけ

取り合えず帰宅し夕飯の支度

息子と父親のいさかいというのは長男の時もそうだったけど・・・疲れます

勿論どんな時でも息子の味方だけど

まあ・・・息子というのはこうやって大人になるんだろう・・・

そんなこともあったけど日曜の今日は再び娘の友達も誘いアイススケートへ



そんな週末でした

初めての聴音

2008-01-27 17:43:54 | 圭子の音楽室
娘に初めて聴音のレッスンを試みた

ト音記号というのはいつも見慣れてるものの・・・いざ書くとなると五線内での位置が正しく書けない

丁寧に書き方のポイントから教えた

8小節でのキレイなバランスのいい小節線の区切り方のコツや閉じ方など・・・超基本の基本から

リズムも基本的なものだけを使ってやってみた

4回しか聴けないという制限の中で、どういう要領で最後まで完璧に取るかというのもテクニックとして知っておいた方がいいので、最後の1回は確認のためのもので3回の間に完璧に取るように話した

初めてという事もあり最初から丁寧に音符を黒く塗ったりしてるので二分音符は白丸それ以外は斜線で印だけつけていけばいいと話した

ヴァイオリンを弾かせていて結講・・・音感いいかも・・・とは思っていたけど、予想通り音の聴き間違いは一音もなかった

・・・けど・・・リズムを割っていくのでちょっとモタモタしていた

女の子は譜面書きは丁寧

初聴音は楽しかったようで又やりた~い・・・と言ってくれてよかった





終止形

2008-01-27 17:38:25 | 圭子の音楽室
娘は今・・・ピアノのテキストで短調でユニゾンとカノンをテーマに練習している

だいぶカノンにも慣れてきた

終止のとこで「こうやりたくなっちゃうな~」・・・とフリギア終止で弾いたり「こうやると何か教会って感じだよね~」・・・とピカルディの三度で弾いたりするので

勿論まだそんな事は教えてないから終止形の種類なんかわからずに弾いていることだけど・・・

子供というのは、常にいろんな音楽をリハーサルや本番での生演奏・・・CD等で聴きたくなくても聴こえてくる環境にいると身体にしみつくのだろう・・・と思った

恐るべし子供です

ヴァイオリンで旋律を弾いている時に、「ここんとこ・・・チェロが一緒にこういう風に弾いてくれたら合うと思うな~」・・・と何気に言う娘

娘が音楽好きという事もあると思うけど

いい音楽をたくさん聴かせる事が上達への最初の一歩・・・と師匠もおっしゃるようにホントに子供を通じて実感する

恐るべし子供です

私がやってるように音楽教室やコンサート等の仕事に憧れのある娘

今の気持ちのまま大きくなってくれる事に淡い期待を抱く私なのです

マトリョーシカ勢ぞろい

2008-01-27 17:37:27 | 私の好きなこと・気になること
いつの間にか教室の入り口の靴箱の上でマトリョーシカが勢ぞろいしていた

教室に来る生徒の誰かが全部を並べれば次の子が一つに片づけ・・・又次の子が全部出して並べる・・・

この繰り返しで楽しんでいる

やっと開いたというのは女の子の大きなマトリョーシカ

手前にあるのが歴代の大統領のマトリョーシカ・・・

おじさんが勢ぞろいより女の子の方が見た目は可愛らしい

ネットで自分で作るマトリョーシカのキットがあった

家族のマトリョーシカとか作ると面白いかも

数が多いほど面白いからおじいちゃん・おばあちゃんも仲間入りさせて