圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

ストーン効果

2008-03-31 23:56:07 | 圭子の音楽室
ストーンの話をとても詳しく話してくれたS君

「先生もいろんなストーン持ってるよ」・・・と小さな袋からいくつかの種類を見せると

「わ~いいな~これはタイガーアイって言うんだよね」・・・と

「このタイガーアイをポッケに入れて弾いてみたいな~」・・と言うのでトライ

「ストーン効果かミスなし

「先生これ持ってると体が熱くなる感じがしてヨーシって気持ちになってくる」・・・と言う

「今度のご褒美シールはいろんなストーンのカラーコピーでシール作って」・・・とリクエスト

「わかった

「次回を楽しみにね」・・と話した

図書館で調べなければ


上手になってきたY君

2008-03-31 23:42:33 | 圭子の音楽室
これまでなかなか思うように進まなかったY君が、さらってくるものが1曲だったとしても・・・その完成度が素晴らしいものになってきた

指先にまだ余計な力が入って変な形になることがあるので、簡単なスケール練習で自分でしっかり意識しながらフォーム・テンポ・リズムに注意して弾く課題と曲は1曲に限定するようになってから・・・効果が

とても嬉しい

スケール練習を2つ・3つ・4つ刻みさせるのに生徒それぞれに合う言葉を考えさせるのだけど・・・この子の場合

味噌・イクラ・からすみ・・だった・・シブい

子供それぞれに必要なテーマが違うので、タイムリーにそれが見つけられた時は、とても上手くいく

頭で考えて模索するより経験と直感が働く事の方が多くなってきた

目の前に居る子供が思うようにいかず悪戦苦闘してる様子を見て、何とか一緒に解決出来ないだろうか・・・・・・と愛情を持って接していると不思議なことに解決方法が見えてくる

きっと音楽の神様が私達を助けて下さってる気がするのです

モーツァルト:ピアノソナタ第9番  イ短調

2008-03-31 23:01:44 | 私の好きなこと・気になること
週末に家族で観た「ピアノの森」でメインになっていたこの曲・・・

音楽高校時代の中間や期末試験での副科ピアノの課題曲で弾いた事がある試験の時は途中でチーン・・・とカットされるので何だか不消化な感じがしていた

とても懐かしい感じがしてボロボロの楽譜を引っぱりだして弾いてみたら不思議なもので結講・・手が覚えていた

3楽章が好きだった

私はヴァイオリン専攻だったけど副科ピアノのレッスンは専攻のレッスンより楽しくていつもワクワクして行っていた覚えがある

取り合えず単位さえ取れればいいという副科に多い考えでは私は少なくともなかったのです

生徒待ちの時間に教室のグランドで弾くとさらに懐かしさが増した

ボストンの音色はキレイ

しばし昔を思い出していたのでした


31日の日記

2008-03-31 22:42:18 | 日記
今日のお昼は、師匠門下の子供達と待ち合わせしてマックでランチ春休みとあってスゴイ混雑

私は午後からお教室の仕事だったので教室近くの公園へ皆で移動しチビちゃんの居るママが寒い中同伴してくれていた

ボール遊びに砂遊びすごかったらしい

服の汚れがそれを物語っていた

普段レッスンで会う時はゆっくり話も出来ないので、母の会として師匠の負担がないよう考えないといけない事やお中元やお歳暮などの品物の相談・・・等など

師匠と子供達のレッスンがスムーズに行われるよう気を遣う

私自身が指導する立場でもあるので、師匠の立場として父母側にやって欲しい事や失礼になることなど・・・師匠が嫌な思いをされないよう気をつける

本当に現在までの4年間・・・子供だろうが容赦ない要求のレッスンにリタイアせず残ってる子供達はすごいと思うそれを支えるママ達もすごいと思う

ヴァイオリンというこの難しい楽器を確実に手の内に入れていく様子は本当に

遊びの最後には、公園から私の教室へ来て同じ年頃の生徒が弾く連弾を聴いて楽しんだのでした

楽器は違っても日々の練習という同じ経験してる子供同士だからこそ・・・
聴く態度は素晴らしかったし拍手にも心がこもっていたのでした

30日の日記

2008-03-30 23:17:42 | 日記
今日は朝からどんよりしたお天気

ミクロンは午後から4月本番のトラオケの練習があり慌てて出かけた

昨日はジュニアオケのお手伝い(ジュニアオケにどう見てもジュニアじゃない人が混じるのはよくあること)・・・とヴィオラパートへはヒッパリダコ

いろんな場所でいろんな指揮者を知り有能な人だと所属のオケにも推薦する様子あらゆる面で渉外担当だ

残された私達3人は突然納戸の掃除を

午後からは子供達を師匠のホームレッスンへ連れて行ったちょうど雨が降り出しさぶッ

少し早めに稽古場近くの公園でレッスン仲間と待ち合わせをして遊ぶ約束をしていたのにボツになり息子のテンションは

でも・・何とか今日は合格して次へ進むことが出来嬉しそうだった

帰る途中・・本屋へ寄り夕飯の買物をして帰宅

今週末まで子供達も夜更かしをしてしまったので明日から又普通のリズムに戻さないと

私の手帳も明日から又真っ黒

休みってあっという間に終わっちゃうな~

29日の日記

2008-03-30 22:42:37 | 日記
土曜の午後はレッスンはお休みにしていたけれど、レッスン生のママと教室フロアで相談事+お茶をした

ちょうど反抗期で難しい年頃の生徒・・・

ママの子を思う気持ちをママ自身が話しても子供は聞こうともしないけど

私の話には何とか耳を傾けてくれた

そして・・・心を改める約束をしてくれた

反抗期の子供というのは筋の通ったことはちゃんと心ではわかっていても素直になれないだけ

誠心誠意接していればいずれ気持ちは伝わる時が来る

楽器が弾けるようになるという技術的な事の前に、人として礼節を持った温かい人であって欲しいのが私の願い

表情から少し私には心を許してくれたように思う

4月からは心機一転でスタート出来そうでよかった

子供というのはたくさんの人によって育てられるのが理想的

自分の子供さえ良ければいいというのはナンセンス

周囲の子達もすくすく育てば自分の子供もすくすく育つ

教室の子供達同士も、お互いを思いやりつつライバル意識も持ち切磋琢磨する姿は嬉しい

私も音楽だけに限らず少しでもいろんな場面でサポートが出来るよう常に敏感でありたいと思う

でもホントに心の変化があってよかった




28日の日記

2008-03-29 01:36:26 | 日記
今日は教室もお休みにし午後から心おきなく子供達を連れて出かけた

時間を気にすることなくブラブラ・・・と

春休みとはいってもほとんどがお教室なので最後ののんびり出来る週末なのです

お昼はウェンディーズで

チリビーンズは結講

ジャガイモのチーズ&チーズとかがメニューから消えて残念がる子供達

でもチーズソースはそのままメニューにあったのでテイクアウトしてウチでジャガイモ蒸かして作ったのでした

春休みになってからは何かと家事や我が子達のことにかかり時間が足りない

自分の練習も教室の生徒待ちの合間か最悪・・夜中にしか出来ない状態

でも・・次の本番の仕事の波は5月からなのでよかった・・・というか我が子達の学校が休みになる時期は練習時間も確保できないし自分自身も落ち着かないのであまり無理して入れないようにしてみた

ギャラが入って潤っても子供達と過ごす時間がなくなるんじゃしょうがないから

仕事の事は何も考えずに時間も気にせず子供達に付き合うのっていい学習面でも苦手なとこを特訓すると全然変わる

生活面で手はかからなくなってきたとはいうものの・・・

まだまだです

今日は美味しいパンも買ってきたので明日は少し朝寝しようかな~・・と思うのです





なめらかに弾く

2008-03-29 01:24:07 | 圭子の音楽室
ヴァイオリンで正確に譜読みが出来るようになってくると・・

拍や音の変わり目をキッチリ弾こうとするあまり・・

何だかカクカクした感じで弾くようになる

弓を止める事でリズムを正確に刻もうとするのがその原因の一つ

弓は止めずに左手でアーティキュレーションを作るようにアドバイスするとずいぶんなめらかになった

特に移弦の時がキレイになった

変なアクセントをつけることなく音の立ち上がりを良くするよう初心者の頃から気をつけないといけない

でも・・子供は反応がいいのですぐに良くなるのです

素晴らしいです

やってみたいお店屋さん!

2008-03-28 00:58:12 | 私の好きなこと・気になること
教室の子供達との会話でやってみたいお店屋さんはナ~に・・・という質問に

「う~ん先生はクレープ屋さんとかやってみたいな~作るの面白そうだし」・・・と言うと

「私はケーキ屋さんとかたこ焼き屋さんがいいな~」・・・と

「ウチの父さんはパティシエになるのが夢でケーキ屋さんで働いていた事があるけど・・味見しすぎて糖尿病っていう病気になっちゃったから寿司屋になったんだって」・・・と急に話が現実的に

「そうなんだ~残念だね~でもお寿司屋さんもいいじゃない先生もお寿司大好きだよ特に回ってるのが好きなんだ~」・・と言うと

「アタシも~」・・・と

もう一人の子は、ウチの父さんは外科のお医者さんになって手術とか出来る人になりたかったけど・・勉強苦手で頭悪かったから板前になったんだって」・・・と

「そーなんだ」・・・とコメントに困る私

でも・・切るプロってことでは共通だよね・・・とよくわからないコメントをしてしまった

私の教室へはレッスン日でなくてもよく顔を見せてくれる近所の子供達

近くの公園でちょっとケガした時も共働きで家にママのいない子達は「先生~どうしようバンドエイド下さい」・・・とやって来る

音楽教室経営といっても単に楽器を通して音楽を教えるという事以外にもいろんな人間模様があり良くも悪くもやりがいがある


おばあちゃんになっても子供達が毎日やってくるような生活をしたい

せつなさ・・・

2008-03-27 23:41:30 | 圭子の音楽室
今日の午後は2人の生徒の補講レッスンでした

中学生の子はレッスン開始の40分前には来ていつも練習するので1時間ほど早めに行き私も練習でもしようと思っていたら・・・

教室のドアの鍵を開けるなり遠くの方から走ってくる子がいる

今日のレッスンの子と家庭の事情で不本意にもやめることとなってしまった不思議な子

レッスン開始まで2時間近くあるのに・・・

練習してからレッスンしてもらうから早くきたんだ・・・と言うものの・・・掃除を手伝ったり本や遊具の整理も手伝ったりと・・・

不思議な子が「先生大きいお姉ちゃん来るまでグランドで弾いててもいい」・・・と聞くので「いいよ」・・・と

本来レッスンのお友達も「アタシの本使っていいから」・・・と本人は本を読み始めた

しばらく一人にして思いっきり弾かせてあげた

中学生をレッスンする間はフロアで2人でおままごとをして遊んでいた様子

お友達がレッスンする間はお絵かきしながら聴いていた

ため息の出そうな表情で見ているのが辛い

新しいご褒美シールが増えていたのを見て「いいな~」・・・と

お掃除も手伝ってくれたしもらっていいんだよ・・・と言うと

嬉しそうに選んでいた

お友達が「選んだシールは教室に置いて貯めていきな」・・・と

不思議な子は「でも・・私・・やめちゃったからあまり来れないもん」・・・と言うと

「アタシのレッスンの時はいつも来ないとダメ~そしたらちょっとは続けてる気がするでしょ」・・・と

思いやりのある優しい子だ

いい友達がいてよかった

不思議な子はやめさせられて以来・・おウチでもキーボードも触らせてもらえないし使用した3冊のテキストも見ることが出来ないらしい

そこまでする必要があるのかと思う

2人が帰った後に机の上に不思議な子がお絵かきしていた紙が置いたままになっていたので見ると・・・

「私をいつか魔法使いにして下さいピアノが一杯弾きたいから」・・・と自分らしき女の子の持つ魔法の杖の先から長~く空まで続く鍵盤が書いてあって星の代わりに音符がちりばめられていたのでした

何ともいえない切ない気持ちになってしばらくその絵を見ていました