３１日の日記

１０月最後の今日の夕方は、娘とチェンバロの師匠のリサイタルへオペラシティまで行ってきました

息子には「俺は体操教室は絶対に休みたくないんだよ」・・・とふられたので

夕飯にカレー＆サラダ＆チキンをお昼から準備し

午後は２人だけレッスンして師匠の美しいチェンバロで奏でる奥深い音楽に癒しを求めに

オペラシティは駅駐車場に車置いて乗り換えなしで行けるからとても便利子供連れなら「ママ～まだ～」と文句も言われない

開場にも間に合い余裕だったけど２８０席近くあるのにほぼ満席

でも前の方を何とかゲット

プログラムを開くと抽選券というのが入っていた

今日のプログラムはオールフレスコバルディということで・・・

１１世紀以来のイタリアの名門貴族フレスコバルディ侯爵家が代々受け継いできたワイン＆オリーブオイルの農園経営

小規模ながらその品質は世界最高を誇るそうです

そのフレスコバルディ・ラウデミオのオリーブオイルを抽選で２４名様にプレゼント・・・と書いてある

折り曲げられた部分をめくるとナント当たり

くじ運の強い娘と一緒のおかげか

娘と「ママヤッタね」・・・と喜ぶ

休憩時間にワイン・ソフトドリンク・パンをこのオリーブオイルで頂けるというので娘と

残念ながらアルコール類が全然ダメな私はワインは飲めないけどいい香りがロビーに漂ってました

今日はなんと言っても師匠の音楽と素晴しい楽器の音色を娘と堪能出来てとても幸せな気持ちで帰宅したのでした

クロイツェル教本の隠されたメッセージ・・・

ヴァイオリンエチュードの旧約聖書的存在のクロイツェル教本・・・

ガイドにも何もない秘密のメッセージがあることに師匠のおかげで気づかされわかった途端なんて難しい教材なんだと思いました

これまでそんな事など意識もせずスラスラと弾いてきてしまったことを深く反省

ウィ二ャフスキーがこの教本ばかりをさらっていたというのは有名な話で「この教本は決して易しいものではない」・・・と

今日も数曲について師匠と何を意図してるものなのか・・・と分析していくと３Ｄを見るようなのポイントが見えてくる

たくさんの並んでる音の中にこんな規則的な構図が隠されていてそれに的を絞ることが目的なんだと

これは師匠が本にされるので公表は出来ませんが、こんな事をちゃんと読み取って指導してる先生がどれほどいるか・・・

自分自身が上手くなるための時期に気づくことは出来なかったけど指導することはまだ間に合うことだから・・・とおっしゃる

ご高齢になられてからもなお後進のために研究熱心で本当に素晴しい師匠なのです

クロイツェル教本がこれまで見慣れてきた教本ではなくなってしまいそうです

３０日の日記

今日の午前中は学校のママ友達とランチ＆情報交換

問題行動ばかりを繰り返す生徒が転校してきてからというもの・・・学年全体がかき乱されてるらしい

学年の先生方もかなり大変そう

保護者は一体どういう人なのだろうか

同じ過ちを何度も繰り返すというのはもしかしたら病気でもあるのだろうか・・・

道徳教育の基本は家庭にあるのに

こんな子供が今・・・とても多いらしい

問題の子供は問題の親が作るというけれどホントにそうです

犯罪心理分析マニュアルというものを読んだことがありますが・・・攻撃性と脳についてはいろんな欲望との繋がりの深いことが書かれています

なぜそういう行動をとるのか興味深いです

私は子供と関わる事が多いですが・・・

子供の言動や行動にはそれぞれの意味や理由があります・・・

問題行動を繰り返す（特に男の子）には母親が必ず関係してる

同じ価値観や常識感を持つママ達が協力し合う必要があるな～と思うのでした

２９日の日記

今朝は何だか胃が痛くて午前中横になって午後から復活

１時間半位は集中してさらえたのでよかった

お教室にいると娘が「今日の音楽の時間ヴァイオリン弾いたんだよ」・・と嬉しそうに帰ってきた

今・・音楽の授業はヴァイオリンのこと勉強してて・・・ヴァイオリンの弦は何本でしょうかとか弓の毛は何で出来てるでしょうかとかクイズしたみたい

「答えは私が言う役目だったんだ～」

ピチカートポルカをＣＤで聴き・・これはヴァイオリンで演奏してますがどうやってるでしょう・・・と

最近この曲をクリアしたばかりでちょうどよくて

「まだ覚えてたからよかったちゃんと出来たよ」・・・と

それで先生が皆が全員知ってるような曲・・・何か弾けるメリーさんの羊でもいいから・・・と言われ弾いたらしい

そこで娘から・・・

「先生の調弦合ってないからピチカートポルカは弦によってすごーく指を伸ばしたり縮めたりして弾きにくかったよ～」・・というので自分で合わせればよかったのに・・・と言うと

「先生のヴァイオリンだから私には大きいし糸巻きがガチガチで動かないんだもんだからしょうがなかったんだけど音程悪いと下手に聴こえるから合わせながら弾いたんだよ～調弦合ってればもっと弾きやすくて上手く弾けたのにな～」と残念がっていた

「じゃあメリーさんの羊もそうだったの」と聞くと

「メリーさんは移弦しないでいいように１本の弦だけで弾けば音程を調節しなくていいからそうしたＡ線だけで弾いたよ」・・・と

我が娘ながらなかなか気転がきいてる

Aｄuｒで弾いたわけか・・・

フルサイズのヴァイオリンだったから４指の伸ばしはキツかっただろうな
ヴァイオリンという楽器の仕組みがわかって理にかなうことしてるのに

ちょっと期待してしまいそう

なりきる娘・・・

ここ最近・・・

「レッスンするよ～」・・と言うと

４畳半の狭い自宅のレッスン部屋に必ずパジャマの上から私の夏用のシルク素材のナイトドレスを着てくる娘

「何でそんなカッコしてるの」・・と聞くと

「いいのいいの」・・・と

「何か足までサラリとしたので包まれてると気持ちいいんだよね～」

「ソリストはこんな気持ちいい感じで弾いてるんだね～やる気出るのわかるな～」・・・とよくわかんないこと言ってました

「これでオレンジのライトがパーっときたら益々・・ヨーシ弾くぞ～って思うよね～きっと」

「・・・ということで弾くから」・・・としゃべるだけしゃべってスケールを弾き始めた

いつもより生き生きした音でただのスケールだけどキレイで楽しそうに聴こえる

この不思議なカッコのおかげなのか・・・

娘は早く上手になって大っきな舞台で弾きたいという

「すっごく緊張するんだよ～」・・・というと

「ドキドキはするかも知れないけど楽しいと思う」・・・と

ヴァイオリンが大好きだってのは本当らしい

「この純粋に好きだという気持ちをずっと持ち続けて努力を惜しまなければ夢は必ず叶うよ」・・・と言うと満面の笑みでうなずく娘なのでした

こんなにヴァイオリンが好きになってくれてママは嬉しいです

２７・２８日の日記

この２日間・・・いろんな事があり時間に追われてしまったけど・・・ようやく晴れました

親というのは本当に大変だな～・・・と

でも・・自分が成長するチャンスもたくさん与えてくれる

今日はお教室も休みにしてるし友人とランチ行ってきました

積もる話であっという間に時は過ぎ

又今度はいつ出来るかな～

次男の喘息の具合がちょっと気になったので夕方吸入しに連れて行った

ラジオからラフマニノフの２番シンフォ二ーが流れていた

もうすぐ本番で今・・まさにさらってる最中リアルタイム

娘がすぐに「あれっこれママ練習してるよね」・・・と

「私・・３楽章好きなんだ何かキレイでジーンとくるよ」・・・と

「２楽章はママが弾いてるのが何かカッコイイ」

結講聴いてるんだな～と

駐車場に車置いて病院へ

夕方だからちょっと混んでて吸入もして車に戻ったのにラジオの続きは、ちょうど３楽章に入ったとこ

この作品の長さを物語ってるな～と

子供達は３楽章を聴きながらスヤスヤ寝てしまい帰宅したのでした

とにかく今の私はラフマニノフ漬けになってます

２５．２６日の日記

週末は何かと忙しない

今日の午後は娘だけ連れてリハーサルへ

指揮者の先生がヘルニアの術後で今日は座ったままでないと棒が振れない状態だった大丈夫なんだろうか・・・と心配

私はエキストラだからストバイの一番後ろのプルト

８プルト近くあるし・・・ただでさえチビの私は先生の頭も見えない

手を上に上げて振って下さってるので時々その先端がちょこっと見えるのみ

どう場所を移動しても見えない

あきらめて周りを聴いて合わせるしかなかったです

なので・・・なんか集中できず音楽に入っていけなかった

でも取り合えず全体通せたので一安心

チャイコンを弾くソリストも丁寧な演奏だった先日アナスタシアさんのヴァイオリンソロと同じ作品で共演したばかり

ハーモニックスの口笛のような部分・・・

音楽的表現の中に民族の違いを感じたのでした

話す言葉が違うように全然違う

４時間のリハーサルもあっという間でした

一度合わせるとやる気も本気になります

ボウイングの変更がかなりあったので帰り際にコンマスが新情報入り譜面を貸してくれたので大助かり

今・・写し終えてやれやれです

まぶたがもう

とにかくもう寝ます

上手になった小さなＭちゃん

ここ最近ママの体調が悪くパパと二人でレッスンに通う小さなＭちゃん

５月から始めだいぶヴァイオリンの音になってきました

ボウイングがかなりキレイになってきた結果だと思う

チューリップもキレイに弾けるようになり新しい課題を渡しました

何の曲かはヒ・ミ・ツです

弾けるようになったらすぐわかるよ・・・と

ピアノの方も今日はシャープ・フラットさんのお話をしました

鍵盤の並びが白・黒と交互になるとこと白・白と並ぶとこのある話など楽しそうに聞いてくれました

こないだパパにピンクのメトロノームを買ってもらったと嬉しそうに話すのでＭちゃんの体の中にもメトロノームみたいにいつも動いてるのがあるの知ってる・・・と聞くと不思議そう

手首の脈を感じる部分を反対の手で触らせてみた

「ホントだ～」・・・と

「パパのは時々止まるから正確じゃないな」・・・と横からパパ

「えッ時々止まるって・・・それんじゃ・・・」・・・と

健康には気をつけて下さいと願うばかり

まだこんな小さなお子さんいるし次のベビーちゃんも誕生するから・・・

ヴァイオリンクラスのちびチャン達が上手になってきてとても嬉しいな

何もしない罪人

最近は大人の世界も子供の世界も目の前に辛い思いや悲しい思いをしてる人がいても鈍感というか無関心過ぎる気がします

次男坊の学年もそういう問題がたびたび起き先生方も何かと大変らしい

問題を起こす子はいつも同じ・・・

でもその子自身の家庭環境も愛情に恵まれない悲惨なものだったりする

誰かがひどい目に遭わされてても見てみぬふり「そんなことするのやめろよ」の一言が恐くて言えない子が多い中

我が家の次男坊はたとえ仲間はずれにされて一人ぼっちになろうとも理不尽なことには絶対手をかさないし戦闘体勢

命令されるがままに悪いことに手をかし動く友達をとても残念な切ない気持ちで見ている様子

「あいつは強くなりたいから空手を習ってると言っていたのに・・・あんなことに手をかして弱いな～」・・・と

「本当の強さっていうのはそういうものじゃないんだよねママ」・・と

我が子ながら嬉しかった

理不尽なことが目の前で起きていたら周囲の人間が皆で協力して止めないといけないのに・・・

見て見ぬふりするなんて悲しい世の中です

集団でいると責任の度合いが薄れ罪の意識もなくなりがち

最近多い犯罪もそういう鈍感さや想像力の欠如が最大の原因

学校の保護者会で先生がお話しされてるのに平気でケータイ何度も鳴らすママとか隣の人としゃべりっぱなしのママとかいます

常識ないっていうか・・・何か感じないのって思う

世代の違いだと言うけど・・・世代を超えて持たないといけない最低限のモラルっていうのはあるはず

そういうママのとこのお子さんは・・・やっぱりな～って子もいるけどホントにこのママの子供っていう位よく出来た子もいたりする

反面教師というかなんというか・・・

子供は親以外のいろんな大人に触れるチャンスが必要です

家庭の中だけがすべてじゃない

少しずつ大人になっていく過程の中で本人が考える機会が必要

だから身近にいる子供達のことはたくさんの周囲の大人が気にかけて育てていかないといけないと思うのです

それが私達の先に生まれた大きな責任だと思うな

２４日の日記

今日は朝からすごい雨

を駅まで送りましたが駅前ロータリーはすごい混雑

入ったらいつ出れるかわからないので通り沿いで

一昨日長男からブルーなメールが届きこっちから連絡するもののメールもなければ電話もない

体調悪いと書いてきたけどそのまま倒れてないだろうかとか超心配でした

に話すと・・・今の若者は問いかけしてもろくに返事もしないからいかん・・・と

まぁ確かにそういう人は多い上手く返事が出来ないとか面倒とか・・・

それにしてもには返事しなくても私にしないってことはないのでますます心配

こんな世の中だから変なトラブルに巻き込まれたりしてないだろうか・・・とか

大学に出席してるかどうか電話しようかとも思い

その前にもう一度電話してみようとかけたら超ダルそうなガラガラ声で出ました

風邪ひいて熱が３９℃位あって体中が痛くて動けない・・・と

病院行く元気もないと・・・

先週の学祭で実行委員の息子はかなり頑張ってその疲れが今ドドーッときたらしい

それに何か凹むようなことがあったように感じた私は「何か嫌になることでもあった」・・・と聞くと

「ん～」・・・と黙っていた

追求はしなかったけどとにかく水分とってひたすら寝てれば気分もよくなるから・・・と

私も経験あるけど一人暮らしで病気になるとホントに心細いものです

元気になればなんてことはないんだけど

超心配するんだから「生きてるから大丈夫」の一言でいいから返信しなさいよ・・・と言ったのでした