私はヴァイオリンを希望して入室してくる子にもピアノは必修として並行してレッスンします
なぜならヴァイオリンは旋律楽器なので和声を感じながら弾くことがなかなか難しいからピアノが少しでも弾ける方が全体の和声の流れを感じたり
気になったりする習慣が身につくと思うから
音楽の柱である旋律・リズム・ハーモニーをバランスよく育てたいのです
いずれアンサンブルを楽しむようになった時・・周りを聞けない奏者にはなって欲しくないのです
自分の主張もしつつ周りの空気を読んで馴染むことが出来るという能力は音楽だけじゃなく人間関係にも役立ちます
2つも楽器を習って大変~
と思われがちですが・・・大変どころか2つが相乗効果によっていい方向へ流れます
レッスン時間は少々長めになりますが
みんな最後まで集中出来て立派です
途中入室のヴァイオリンのK君もだいぶ落ち着いてきました
一度色の塗ってあった物を白く塗りなおしてからの作業なので真っ白のところへ色をつけるのとわけが違うので正直中々難しいのですが
何とかスローペースですが進んでます
ゼロから関わる指導者の大きな責任を感じました
根気・忍耐・気長に見守ることが出来ることがゼロからの出発に付き合う最初の指導者には必要な条件だな
・・と
この時期をいい状態でクリアするとかなり伸びる気がしてます