圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

コンサート

2007-02-27 17:42:25 | 日記
4月に都内の教会コンサートで、東京交響楽団にいらした美しきマダムヴァイオリニストの片見京子さんとカルテットでご一緒する事になったとても嬉しくて楽しみだけれど・・
合わせが当日のみっていうのが恐ろしい・・・
片見さんのお嬢さんも現在・・桐O学O大の現役の学生さんでヴァイオリンを専攻されている。
3月の病院コンサートではお嬢さんともご一緒する事になっているけれど、とても可愛い方です。

今回の病院コンサートはメンバーの専門楽器にバラつきがあるので、全員1~2曲のソロのみとなった

お嬢さんはイザイの作品を・・

私はクライスラー辺りで明るくいこうと思ってる

ただ・・ピアニストがいつもと違い、当日初対面なのでちょっと不安・・・
でも当日3~40分のリハは一人ずつ出来るそうなので、大丈夫かなというか大丈夫にしないとヤバイ
頑張ります

気がついたこと・・

2007-02-27 17:10:32 | 圭子の音楽室
演奏をする時に譜の読み間違えが中々直らない子がいる。
五線の間系の音符よりも線上にくる音符によく起こる
そのたびに私はよーく注意して見て!よく見て!を連発していた。
ところが・・・視力が悪く本当に判別出来ないケースもあることに気がついた。
よくある視力検査というものは・・(ひらがなやCのような形のどこが開いてるかを答えるもの・・)
就学して初めてやる事が多く、その時に視力の悪さを初めて発見したりする。
今の子供達はゲームを早くにやるせいか・・視力の悪い子が意外に多いその子がどう見えてるかは本人でないとわからないし、子供ならなおさら・・たとえぼやけていて見にくくてもそれがその子にとって日常の事なら言わないだろう
耳に関しても同じ事が言える・・
私は、子供の頃から視力がよく現在も両目共2.0なので、視力の悪い人がどう見えてるのかは全くわからないお医者様に何でそんなとこまで見えるの?と驚かれるけれど見えるから仕方ない自分でも理由なんてわからない
だから・・あまりにも譜の読み間違いの良くならない子に関しては、様子に注意する必要があるな~と思ったのです。

気持ちいいお天気

2007-02-27 16:23:47 | 日記
今日は、とても気持ちのいい日・・・
たくさんの洗濯物を片付け、午前中にオケの曲を1時間ほどさらって、歌手のお姉さまとジムで待ち合わせしお昼までトレーニング・・・今日は教室の仕事もお休み
久々にランチをしていろんな話で盛り上がった
大金のいらない規模のオペラをやれないか・・?という話になり、これまでも何度か小編成ではやったけれど、もっと縮小して、演目もある程度絞り、年に4公演位やって、もっと身近なものになるように出来ないものか・・と
弦カルにピアノ・必要な管の伴奏に歌手は男女2人とストーリーを進める重要人物で!指揮者はギャラがかかるのでなしで出来ないか・・・と
指揮なしとなるとストバイの責任がかなり大きい・・
リリコソプラノのお姉さまはやる気満々
客層はシルバー層中心に絞り、集客したいらしい・・・これまでの公演でファンは出来ていて、今度はいつやるのかと問い合わせがあるらしいけれど・・・赤字続きで迷ってるらしい
でも、心待ちにして下さるお客様がいらっしゃるなら規模を縮小してでもやらないとと話した。
歌手のコネクションはたくさんあるので毎回いろんなキャラクターの人を持ってきたいらしい・・
ただ、商業ベースに乗せるには、もう一押しの人脈が必要な気がする。

チェンバロをとおして:レッスン11回目

2007-02-27 02:28:23 | 日記
今日は午前中・・チェンバロのレッスンに行ってきました。
新しい曲集はバッハの「小前奏曲とフゲッタ」でしたが・・
前回の曲の仕上げをみて頂き・・

今日は、先生と、主婦であり母親であって、なおかつ弟子を持って自分の演奏活動も続けていくという事について、大先輩としていろんな話を聞いて頂きました。

私達は、男性と違って音楽の事だけを考えられる環境にはないけれども、その中で少しずつ、余計なものや無駄なものを選別して本当に必要とするものだけを残していかないとやれないのよ!とおっしゃっていた。

20~30代はいろんな事に手を出してもいい年代だけれど、40からの10年間はとても貴重な時期だから大切に過ごさなければその後とてもむなしい事になってしまうよ!・・と
とても説得力のあるお話だった

先生は、もうその雰囲気からして、私はこれで行くの!というようなとても強い意志が溢れていてとても魅力的な方なのです。

自分の道を定めた人の表情は・・本当に威厳と優しさと安らぎを与えてくれます。チェンバロの師匠であると共に私にとって理想とする女性像なのです
レッスンでは絶対に妥協を許さずとても厳しいですが、何とかついていってます。

今日はチェンバロ職人であるご主人が製作された出来立てのクラヴィコード(足付)を弾かせて頂いた。
初めてだったけれど・・何かスゴイ!
音量はないけれどタッチによっていろんな音色が出せ、ヴィブラートだって可能だ
バッハがとても愛した楽器で・・その思いがよくわかる・・でもこの新作はユーザーの方の注文品なので今度レッスンに伺った時にはないのだそうだから・・今弾いてみてよーく見ておいてねと弾かせて頂いたわけなのです。スゴイ貴重な体験をしました。

25日の日記

2007-02-26 01:20:55 | 日記
今日は、夕方からホール練習に出かけ・・夕飯の支度はしなくてよかったので気分的に楽だった

本番通りのプルトで並び・・この席での任務がよーくわかりました大変なおじ様が約1名・・

EコンミスK姉様・・この席で頑張ります
合わせ物なのに、自分勝手に先に行ってしまう人は・・ホントに後ろからとしたくなる
ちょっと疲れちゃって練習後・・車の中でケルト音楽聴きながら缶コーヒーを1杯飲んで・・ちょっと遠回りして帰った
夜のドライブは大好きだけど・・もうずっと出来ないでいる
夜一人でボーっとするのって気持ちいい

スケジュール帳を眺めながら・・

年内は7公演位今の段階で入ってるけど・・4月以降はもう長男も神戸に行ってしまうしミクロンが不在の時は子連れで行くしかないな~とそんな事を考えていました
んっでも大丈夫

入試

2007-02-25 11:04:17 | 日記
今日辺りから・・芸大をはじめ、私立の音大の実技試験がスタートするそうで、師匠門下の受験生たちは蒼くなっている・・とおっしゃっていた

そう言えば・・先日子供達をホームレッスンに連れて行った時も、20時を過ぎていたのに学生さん達のレッスンがつまっていた

この一番寒い時期の実技試験は本当に嫌なもの

入試は勿論・・入ってからの学内試験も年明けすぐとかの雪の降る日なんかにあったりする。
手がかじかんで・・体も冷えて・・最悪のコンディション・・
雪が積もったりしたら、駅から楽器を背負い・・手袋を2重にし間に小さなカイロを入れて転ばないように何とも言えない心境の中を歩いた事を思い出す。
室内に暖房は入っているけど手が寒くて・・カイロは必需品

器楽科の実技入試の行われた部屋やその辺りのゴミ箱は終わると使用済みカイロの山になるのです。
どうしてこんな条件の悪い時に実技試験なんてやるんだろう?ってずっと思ってた

学校等は、事務的なこともあるのだと思うけれど・・卒業して思ったけれど、こういう最悪のコンディションの時にでも体のコントロールが出来て思うような演奏が楽に出来るというのは・・職業とするならば絶対に必要な事
すごく寒い国の人は本番前に少しのお酒を飲むそう
すると・・体がポカポカして気分もよく最高のコンディションらしい・・
以前に外国のオケのメンバーの方達とご一緒した時・・舞台袖で楽器ケースからなにやら取り出してペロっとなめていた
くいしんぼーの私は・・えっ今の何なに?と聞くと・・
ドキドキ感を残しつつ、それによる身体のの震え等を取り払うものだと言っていた。
いいな~私もちょっとだけペロっとしたいな~と言うと・・
マジな表情になって「まだケイコさんは若いからやらない方がいいよ」と言われた。
その時・・もしかして私は見てはいけないものを見てしまったのだろうか・・と思った。
でも・・これを飲むと・・これをなめると・・緊張がほぐれ震えもなくなると思うと、普通のキャンディーでも効果あるのかも知れないな~と思ったりもするのです
よくガムを噛んでるのは見かけます
事情のわからない人からは、何か行儀悪く気障だなんて思われたりもしますが、本番前の奏者達は、いろんな事をしてモチベーションをアップさせているのです
そういえば・・コバケン先生にしごかれていたお弟子さんのH君・・どうしてるかな~

出会い・・

2007-02-25 00:52:32 | 私の好きなこと・気になること
白菜やキャベツをむいていてこんな事ないですか・・?
邪魔してごめんねと・・つい言ってしまう
ウチの次男坊はこんな出会いがあると、それはそれは大切に育て、成虫になるまで見届けるのです





以前。。次男坊が、絶対チョウになるとそれはそれは大切に育て期待されていた幼虫君・・実は・・




・・・でした。
まだ小さかった次男はチョウじゃなかったと大泣きしなだめるのに大変だったのを覚えてる
「幼虫君もガッカリさせちゃうな~」って多分ずっと思ってたと思うよ・・と話すと・・
「幼虫君!ガッカリしてごめんね!」って言ってわかってくれた

どんぐりの中にいる幼虫君も育てた事がありました。

何になると思いますか?

あれは全然可愛くないゾウムシという成虫になります

私・・息子のおかげで幼虫君に結講くわしいのです

今日はさぶ~

2007-02-24 23:57:46 | 日記
今日は風が強くとても寒かったです

今日の教室のレッスンは午後から補講の方二人だけだったので、朝はのんびり過ごし・・
来週から又通常の師匠のレッスンが始まるので、ちょうど気持ちが乗ってるうちに新曲を練習する上でのポイント練習を子供達にさせた。
発表会後はレベルアップのチャンスなのです
私も中途になっている重音三昧のエチュードとベートーベンのコンツエルトを最後まで仕上げないといけない・・
でも・・明日の仕事の曲の方が先だな~
一通りさらってあるけれどまだ弾きこみが足りないので、いつも通りに起きてさっさと家事を終わらせて練習しようやった事のある曲も含んでいるのでちょっと助かってる
チャィコフスキーのバイコンは、自分も弾いた事があるので指揮なしでも自信持って合わせられる
ここはちょっと待ってあげないと大変なとこだよな~なんて思いながら・・
ピアコンはちょっとわかり辛い・・
それにアンコールが一番疲れる・・管を労っての選曲らしい・・明日はあまり寒くないといいな~

小さなソリスト達

2007-02-24 09:42:29 | 日記
昨日の午後から師匠門下生一同の発表会の本番だった。
まだヴァイオリンを手にして2~3年目・・
2度目の発表の場は、何とも1500人キャパの大ホール。
オケをバックにソロをやるようなキャパでピアノ伴奏によるソロ

本番2週間前はみんな大丈夫かな~とハラハラ状態で師匠のピリピリしキツイ言葉と何度も弾かされ泣いてしまう子もいた。

前日の師匠のレッスンでOKが出なければもう本番には立つ事が出来ない状態だった。

それまでに音程を修正しピアノとの合わせをして来なさい。との言葉に、私も何とか前日までに師匠の満足出来るように一人も欠けることなく、子供達全員がならなければと焦った翌々日、私の練習室に全員集合しピアニストの方にもお付き合い頂き、師匠が不満に思われてる部分は、レッスンを通しで見ていたのでよくわかっていたので、指のまわりの悪い原因やいつも上がりきれない音について、曲を離れての別な形での練習をアドバイスしてみた。

リピートを含む曲の子は、ピアノとの確実な寸法合わせもし、迷いがないように打ち合わせもした。これで家でしっかり練習して師匠のホームレッスンに行けば大丈夫だろうと思った
前日のレッスンでは全員にOKが出て師匠の顔も少しホッとした様子だった
当日、子供達は緊張してるかと思いきや・・控え室で一度弾き・・後は走りまわって遊んでいる・・本番前に怪我しないでよ~と言っても聞いちゃいない

私の方が師匠の代奏も兼ねていることもありドキドキしてる

早めに袖に行きピアニストと体操して・・体を温め・・握手をして上手くいくように誓った

幕が上がり動き始めた子供達は全員最初から舞台に準備された椅子に座り名前と曲の紹介があったら立ち位置に行き演奏をする。袖でずっと様子を見ていたけれど、みんな堂々として立派だ
私はこの時に思ったまだ始めて間がないのにみんな音がきれいだ!よくある習いたてのギーギー・ゴーゴーがないそれに全員が毅然とした弾きっぷりだ曲はまだ幼い物だけれど、ソリストのような風格がある。
私はこれまで何人かの先生の元でアシスタントをやった経験があるけれど、こういうのは初めて音がキレイなのは、師匠とお話してる中で秘訣はわかっている。師匠オリジナルのメソードテキスト(非買のもので出版の可能性もあるけれどまだ完成していないとの事)とこだわり続ける親指にあると思う。これで最初のスタートをきり、諦めずに根性を持って続けた子供達は、間違いなくいいとこまでいけると思う。

後は素直で忠実な親の存在が欠かせない。この子達のママは、音楽がわかる・わからないにかかわらず、とても素直に師匠の教えを子供と共に受けているので子供にとってもいい環境だと思う。

子供がどんなにいい要素を持っていても、知らずにつぶしてしまうママもいるので・・この子達は幸せだ
やっぱり師匠はスゴイ方です言葉足らずでママ達に伝わらない事もあるけれど・・
そういう部分において、私は師匠が子供が弾いているどこに不満があるとか、どうすれば子供もあまりパニックにならずクリア出来るかは何となく感覚的にわかるので、自分自身の演奏能力で教えを頂くと共に子供達がこれからどんどん伸びていくよう私に出来るフォローはしていきたいと思ったのでした。

ホントに小さなソリストの風格たっぷりの演奏でした。
ビジュアル的にもいい子がいます今後がホントに楽しみです

上手になってきたYちゃん

2007-02-22 09:49:05 | 圭子の音楽室
今度1年生になるYちゃんは、年少さんの夏に開講と共に入室した女の子。

最初は、生徒も5人程でしたので、同時スタートでしばらくはグループレッスンで
した

リズム感の良い子で、リーダー的存在でした。真面目にやらない子には、「ちゃん
とやらなきゃだめだよ!」と注意も出来る子でした

進み方に少し差が出てきた1年後・・これまでのみんなで仲良くから一人っきりに
なるという不安もあったようですが、年中さんになるという事に便乗させ個人レッ
スンに切り替えました。

その後の1年の間にかなりの差が出来、Yちゃんの変化が著しくなったのは、おウ
チに練習できる立派なピアノが届いてからでした

宿題に出したものは次のレッスンには必ず合格出来るようにさらってあります。

もともとあるリズム感もさらに磨かれ、とても切れのあるものになってきました。

難しいリズムでもすぐにやってのけますが、そこに音程感というものと指先でリズ
ムを作ることになると、わかっているけど・・手のひらでリズム打ちするように指
は思うように動いてくれないので、の様子・・

でもこれは時間と経験で変わるものなので何も心配はしていません。

ほんわかした子で自由に発想の出来る子なので、音楽的にも楽しみです。

とても真面目で正確に弾く事は出来るけど、自由に自分の思いを表現出来ず・・

四角の中に入ってしまう子もいる中・・

この子供の様子の違いは、やはり子供に特に近い存在であるママの性格によるのも否定できないな~と思います。

子供は、結講いろんなことを考えているもので、いくら正確な答えがあったとして
も、特に感覚的な事は、子供の自由な発想を覆すような事は、わざわざしなくていいと私は思います。
いずれわかることなので・・

芸術教育すべては、長い時間の中で体にしみこませていくものなので、すぐに結果は出ません。

何度洗っても色が褪せない染物を時間と手間をかけて染めていく作業に似てるな~と思います。
一瞬のうちにキレイな色に染め上げても一度洗ったら全部色落ちしてしまうような事はあってはいけないと私は考えます。

だから・・みんなあきらめないで