圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

譜面の事

2007-01-10 01:20:36 | 圭子の音楽室
楽譜はほとんどが糸綴じタイプ・・・。私が小さい頃ピアノの先生に言われた事で、譜面が新しくなったら、まず最初にしっかりと真ん中をわりなさいと言われていました。床に広げて小さい体で上から全体重をかけて真ん中をわっていた覚えが・・・ヴァイオリンの楽譜は薄いのであまり気にならなかったけど、ピアノの楽譜は結講厚みがあるので、最初にそれをしないと進むに連れ、弾いてる途中でページが戻ってしまったりして弾きにくいのです今日生徒に同じ事を言ってる自分がいましたテキストによっては、めくりが入って1曲のものがあり、そういう時はコピーしてめくらず弾けるように準備するように言います。音楽をする上でとても大切な事だから言わなくてもやる子もいます。性格的なこともあるかな~オケで弾く時も練習に入る前の最初の作業はめくりを考慮した製本やリピート等がスムーズにいくよう譜面に手を加える事。以前ドボルザークのシンフォニーの8番だったか・・・音楽が途切れないよう譜めくりを考え手を加えるとこが多くて、とても大変だった覚えがあります譜めくりも音楽の進行に大きく関わるのでいい加減ではダメなのです。プロオケの場合はこういった仕事はライブラリアンがすべてやってくれ、奏者は、プログラムでセットされた譜面を受け取るだけです。練習番号からボーイングすべてチェックされているのです準備OKの譜面でもプルトのインの人が上手にめくってくれないと努力も水の泡インに自分が座る時は、まずめくりのタイミングを確認し、アウトに座った時は、もしめくりのタイミングが悪くても決して音がなくなることがないように前後4小節位は暗譜しておくようにしていますこういうことがスムーズにいってるかどうかもそのオケのレベルが出てしまい、いろんなオケに行くと練習の最初の段階で、どんなオケなのかがわかってしまうのですこういう事は、ジュニアやユースオケをトレーニングする場合に挨拶・準備や片付けと共に叩き込まなければならない礼儀の一つなのです。

今日から通常レッスン!

2007-01-10 00:38:55 | 圭子の音楽室
様々なお正月を過ごした子供達が今日から戻ってきました。いろんな事が話したくて仕方ない様子・・・。でもみんな元気でよかった!ソルフェージュで4・6度音程が中々とれなかった子がだいぶよくなってきた。金平糖の精のアレンジをお持ち帰りした子もすごくよくなっていた。ただスタッカートが鍵盤から離れたところから打ち下ろすパターンしか使っていなかったので、鍵盤に置いた状態から一瞬に打ち下ろす方法もやらせてみた。この曲の冒頭は、このスタッカートの方がニュアンス的に合っている。全然変わっていい感じになった後半部分で出てくるスフォルツァンドが効いていないので、取り上げた。「ここはどうしてこうなってるんだろうね?」と聞くと悩んでしまった「途中から弾いてみるから聴いてて!」と言いちょっとオーバーに弾いてみた。そうすると、「恐々出てきた金平糖の精が、何かの音にびっくりした感じ!」と答えた。「ナイス!じゃあ弾いてみて!」と最初から通した。もうほとんど仕上がっているので、次回暗譜で弾いて次のテーマに進もうと思う。ピアノだけで弾くけれどオーケストラのいろんな楽器の持つ音色のイメージをピアノだけでも表現出来るような感性と様々な技術を身につけて欲しいなヴァイオリンもよくさらってあった。音階はどんなに練習したくない日でも3回は弾いてね!と言ってあるので守っていたよう・・・弓をだいぶダイナミックに使えるようになってきたちょっと内股ぎみで腰から下がフラフラする時があるのでこの子はよく弾けるけど注意が必要です