荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

照明の巻。

2013年01月25日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
ちょいと前、部屋をシンプルにする為、それ迄間接照明だったのを天井中央の直接照明・シーリングライトのみに変更しました。

間接照明ですと照明の数がみっつ。

シーリングライトに変更する事によって、それ迄の間接照明とそれを設置する為のミニテーブルなどが片付く訳であります。

で、2ヶ月程度経ちました。

確かに部屋にはなんにもなくなりシンプル化が推進されたのですが、どうも落ち着かないんですな。

煌々とし過ぎてダメなんです。

ニッポン人は明るいの好きですよね。

以前、デンマークの照明メーカーのヒトから聞きましたが、ニッポン人の場合『明るい=豊か』という図式が完全に刷り込まれているのです。

確かに、幼少期にあまり豊かな家庭で育たなかった友人は『白熱球照明は貧乏を思い出すから嫌だ。明るければ明るい程良い』と言っていました。

まぁ、6畳の部屋にはこの照度、8畳の部屋には・・・、と決めているのもニッポンくらいのものではないでしょうか。

ヨーロッパは全く違います。

ヨーロッパの照度は恐ろしく低い。

ホテルもレストランも恐ろしく暗い。

だから、落ち着くんです。本読む時ゃ、それ専用のライトで手元を明るくすりゃいいんですから。

で、僕の部屋も結局元の間接照明に戻ってしまいました。

やっぱり落ち着きますね。

バランタインの紅茶割りなんぞを飲みますと、ほっとして暖房要らずです。

賃貸マンションじゃなきゃ照明工事しちゃうんだけどなぁ・・・。


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