荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

接客の巻、みたび。

2016年09月24日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




*今回は、2012年に別んトコで書いていたブログに加筆・修正したモノをお送りします。



たまに海外に行くと、良いなぁと思うのが販売サイドと客サイドのパワーバランスが同等である事です。

なぜ、ニッポンではあれほど客に対し下手に出なきゃならんのか?

まず、言葉の問題。

二ッポンには【謙譲語・尊敬語・丁寧語】と、他国人には理解不能な言語カテゴリーが存在します。

それ故、自分がこの立場であればこういう言葉を使うべき、という思考に陥りざるをえないのです。

その思考が行動にも及び、過剰な接客を生んでしまうのではないかと。



また、人口の問題ではないのだろうか、という疑念もあります。

ニッポンの人口は、避妊を知らないバカの如く異様に多い。

結果、様々な業種は客を獲得する為に、過剰な接客や値引きをする訳です。

更に客がつけあがりデカい態度になる、と。



僕の経験からしますと、貧乏人程わめきます。

ファミレスや280円居酒屋の客程デカい態度を取ります。

結局、良いお店にまともな客が集まるのです。

スカして気取ったヤツも目障りっちゃ目障りですが、デカい態度の貧乏人よりゃずっとマシ。

デカい態度は、築地の料亭や銀座のクラブで取ったら?と教えて差し上げたい。

どうせ一生かかってもそんなお店にゃ縁がないでしょうが。



客 『ランチセットのハンバーグセットまだ?』

給仕 『あ?貧乏人らしくドリンクバーでも飲んで、も少し待ってろや』

ファミレスの接客なんぞ、この程度で十分であります。



金田中。ここでデカい態度取れりゃ一流ですな。



『過度に謙遜な人を真に受けてはいけない。ことに、自分で自分を皮肉るような態度を信用してはいけない。その背後には、たいがい虚栄心と名誉心の強烈な一服がひそんでいる』カール・ヒルティ(スイスの法学者・1833~1909)

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