お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

21日 シンポジウム参加のお知らせ

2006-03-16 19:42:56 | お知らせ



母の会よりお知らせです。

3月21日、厚生労働省主催の、産科医療の現状と今後の対策を考えるシンポジウムが長野市で開かれます。全国的な産科医不足の実情の報告とともに、産む側の意見も交え、安心して産める場所の確保を考えるとのこと。母の会に母親たちの望むお産について話して欲しいと要請を頂き、参加することになりました。一般参加者からも発言をつのり、討論につなげるとのことです。
 
3月21日 13時~16時  
長野市北石堂町 県農協ビル アクティーホール
参加無料、申し込み不要。

シンポジウム内容

日本と長野県における産婦人科医療の現状と今後の対策について

         司会:北里大学医学部産婦人科 教授 海野信也

1) 全国の状況と日本産科婦人科学会が考える対策
日本産科婦人科学会 産婦人科医療提供体制検討委員会委員長
            北里大学医学部産婦人科 教授 海野信也
2) 全国的な産科医不足の現状と厚生労働省の立場
厚生労働省雇用均等・児童家庭局 母児保健課 課長 佐藤敏信
3) 長野県の現状(実態調査報告)と課題
             信州大学医学部産婦人科 講師 金井 誠
4) 長野県における行政の立場から
                      長野県衛生部長 高山一郎
5) 住民の立場から
      『いいお産』を望み上田市産院の存続を求める母の会
育児サークル「ビーンズ」 代表 桐島真希子
6) 長野県における将来の展望と対策
                      長野県産婦人科医会会長 
            信州大学医学部産婦人科 教授 小西郁夫
7) 総合討論

   主催: 平成17年度厚生労働科学特別研究事業
    『産婦人科医療提供体制の緊急的確保に関する研究』班
   共催: 厚生労働省、長野県、長野県産婦人科医会



お問い合わせは、信大産婦人科の金井誠医師
0263-37-2719

大変難しい、大きな問題に対し、私たちが何を話せるのか、迷いながらの参加ではありますが、私たちの足りない部分や違う意見も当日会場でお聞きできたらと思っています。ご都合のつく皆様、ぜひご参加をお願いいたします。



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3 コメント

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シンポジウム行きま~す (usiki@篠ノ井)
2006-03-20 12:09:10
トラックバックでも紹介させていただきました。BEANSさんようこそ長野へ~長野市こどもひろばじゃんけんぽん(026-219-0022)は乳幼児連れでお弁当を食べるのにとっても便利です。旧ダイエーの店舗の2階でアクティーホールまで徒歩5分です。1階でパンも買えます。

とても重厚なシンポジウムですが、参加を決意された勇気に敬意を表します。お母さん同士は応援しなきゃということでうちのチビをつれてメモ帳もしっかり持参して行きます。頑張ってください。いいお産はいい子育てに絶対つながっていきます。「待つお産」「医療スタッフとの信頼関係」「母乳育児」は妊婦のわがままなんかじゃなくて、妊婦・母親が育児能力「母性」を最大限に発揮させるためにそういう生物的な仕組みを、本能的に求めているのだと思います。無理しないで頑張ってね。

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昨日のシンポジウムについて (県内の一産婦人科医)
2006-03-22 04:11:24
こんにちは。昨日は私も病院スタッフ(医師3人、看護師1人、ソーシャルワーカー1人)といっしょに、シンポジウムに参加してきました。我々がシンポジウムに参加している間に病院では緊急手術が2件もあって留守番の先生は忙しすぎててんてこまいだったようです。



昨日の海野先生、厚生労働省の課長の先生、金井先生、高山衛生部長などのお話は、言い方を少し変えただけで話された内容はほぼ同じでした。一昨日の当地域での住民代表の方々との話し合いの場で私がお話した内容とも全く同じでした。



桐島さんのお話も、活動を通じていろいろ勉強されたことがよくわかり、我々のめざす方向性はみんな全くお同じなんだと強く思いました。



どこの病院の産婦人科でも、昔から母乳育児は非常に大切だと思ってきましたし、フリースタイル分娩やカンガルーケアを実施している病院も最近は非常に多くなっています。みんな、安全でいいお産を目指しているところでは全く一致していると思います。



産科医療が崩壊してしまっては、安全な医療が全くできなくなってしまうわけですから、産科医、小児科医、麻酔科医を含めた医師の集約化はそれぞれの地域で推し進めてゆかなければなりません。それと、母の会のめざしているいいお産(母乳育児、フリースタイル分娩、カンガルーケア、母親の安心を得る、など)を両立させることは可能だし、互いに敵対心をあおって、安全なお産をとるか、いいお産をとるかという2者択一の問題ではないと思います。我々は、安全なお産も、いいお産も、どっちか一方ではなく両方を同時に両立させることを目指さねばならないと思います。



目指すところは全く同じなんですから、それぞれの地域で、理想の実現をめざして頑張りましょう。
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お会いできず残念でした。 (母の会 斉藤)
2006-03-22 05:59:02
おはよございます。早朝からの書き込み本当にありがとうございます。



会場に先生がいらっしゃるということはわかっていたのですが、ご挨拶できず会の皆も大変残念に思っています。多数の産科の先生方のご参加で、現場ではてんてこ舞いだったことと察していました。

遠方から本当にお疲れ様でした。



今回のシンポジウムに参加させていただき、皆同じ方向を向いているのだと確信できた、実りのある時間となりました。



それぞれ地域にあった医療体制の理想の実現に向けて、微力ながら勉強を重ね頑張っていきます。



これからもよろしくお願いします。

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