お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

成人式でちらしを配布しました。

2008-01-25 03:08:41 | 活動報告
=信濃毎日新聞掲載記事/20080114/朝刊/東信=

未来の母体、大切にして上田の母親らグループ成人式でチラシ配布

上田市の母親らでつくるグループパム(横関結希子代表)は十三日、同市主催の成人式が開かれた市文化会館など三会場で、妊娠した時に読んでもらいたいアドバイスなどを記したチラシ計五百枚を配った。「お母さんになる時に備えた体づくりは今から始まっている」とのメッセージを伝えた。
チラシはA4判の三つ折りで「(妊娠したのかなと思ったら)一人で悔まず産婦人科へ」などと呼び掛けた。携帯電話から接続できるホームページも開設。乳がんや子宮がん検診を受けられる医療機関の連結先などを見られるようにし、ページに接続できる二次元パーコード(QRコード)を印刷した。
「彼女の体を気遣ってあげて下さい」と、男性の新成人にもチラシを手渡した。
パムは、国立病院機構長野病院(上田市)の産科医引き揚げ問題など、地域の産科医療を取り拳く環境が厳しくなる中「母親たちでできる活動」を計画。妊婦健診を呼び掛けるチラシを薬局に置く準備も進めている。
■配布したちらし表pdf
中pdf


        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“どうするお産”の仙台、埼玉に参加してきました。

2006-08-30 17:06:25 | 活動報告

パムのスタッフが、どうする?日本のお産 in 埼玉および仙台に参加しました。今回は参加した感想を掲載します。10月1日には“どうするお産in長野”を開催します。長野でもお産についてなんでも言ってみませんか?

なおこの内容はパム通信Vol.2に掲載しています。

「ふうまママ in 埼玉」2歳の子供を連れて、埼玉大会に参加しました。会場に付くと、100名は入る会場はいっぱいでした。医師・助産師・看護士・学生・子連れのお母さん・パパの参加もありました。後ろのブースでは子供たちが遊んでいます。そんな中会は始まりました。現状報告を聞いてから、今のお産の現状の中で「ネガティブなこと」「ポジティブなこと」について、とにかくいろんな意見を言う!それぞれの問題点やニーズを知り誰が何をしていくべきかを一緒に考えて行きました。人前で発言するのは勇気がいるものですが、会の発起人の熊手さんの参加してくれた方一人一人はとても大切なんです。みんなの意見はどれのも正しいんですよ。という空気が会場を暖かく包み、活発に様々な意見が飛び交いました。どうすれば、お産に関わる人たちの環境がよくなるか・・女性がより安全で心地いいお産するための環境が作れるか・・・みんなで考え知恵を出し合うとても充実した一日でした。

「横トン in 仙台」

仙台市内のみではなく東北の各県から医療者を始めとして参加していた。
  午後のディスカッションでは東北大学の助産師の卵の方と話をすることができたが現在の状況を踏まえて、さらに頑張る意欲を見せてくれた。どうすればいいのかなどを真剣に考えていた。また、助産師を続けてきたけど、今のままではいけないと再度大学院に入りなおし勉強しなおしてまた頑張るという方もいらっしゃった。
  ディスカッションの中で上田市産院の存続は本当によかったのか?という問いかけがあった。その方とはもっと話をしたかったが、時間がなかった。
  それぞれがそれぞれの立場で動き出している。
  問題の再認識を行ったことでまた一歩進めることができたのではないかと思う。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御礼!!(^^)

2006-08-30 16:44:28 | 活動報告

どうする?日本のお産 日程決定しました。 10月1日(日)上田市上野が丘公民館にて実施します。参加申し込み受付中!!!




さて8月23日に「役立つ情報てんこもり!集まれ、ママ、プレママたち!!」を塩田母子センターにて開催いたしました。当日は暑い中多くの赤ちゃん、お母さんそしてプレママご夫婦に来ていただき本当にありがとうございました。メンバー一同厚く御礼申し上げます。
グッズの情報交換やベビービクスなど行いましたがいかがでしたか?さて、グッズ情報で好評でした授乳クッション。もっと詳しい情報がほしい方はパムまでお問い合わせくださいませ。今後もこのような集まりを開いていきたいと思います。次回もよろしくお願いいたします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/16 合同意見交換会 ディスカッションまとめ

2006-04-19 12:31:59 | 活動報告
最新記事→3・21県シンポ    
麻酔科医ゼロの恐怖 
→最新号『紙REBORN』に掲載
→守りたい最後のとりで県立こども病院
→◆430勉強会のお知らせ



Special Thanks usiki@篠ノ井 さん
レポートをまとめていただきました。

→開催報告 PDF資料

 「4/16信州で産みたい!育てたい!母の会合同意見交換会」

これがそのまま公式見解というわけでもないと思いますが、参加者一人一人が真剣に自由闊達に意見交換をした充実した話し合いが行われました。参考までに白熱のディスカッションの内容を抜粋でご紹介します。

<医師不足・医療体制の危機について>
■産科医側から出た意見
・医師の人事権はそんなに大きくはない。大学の医局所属の医師だけで問題を解決しなければならず大変だ。
・産科医の育成が必須。産婦人科医療を(研修制度や勤務体制など)魅力あるものにしていかなければいけない。
・問題発生時に送られる(搬送先の)立場の病院の存続確保が使命である。
・この病院でしかいいお産ができない。という考え方ではなく、どこの病院でもいいお産を実現していくという環境作りの方法を考えていきたい。信大でも会陰切開は減ってきている。カンガルーケアやフリースタイルも取り入れている。私はいいお産は総合病院でも実現できるという信念を持っています。
・集約化は自宅出産を否定するものではないと思う。
・母親の声に上がってくる「近くに産婦人科が欲しい」という時間的・物理的距離を具体的に何分・何キロということを具体化することが必要。県内をいくつのエリアに分けていくかどう設定するかということに役立つ。
■助産師側から出た意見
・行政や病院でやっているマタニティーセミナーにもっと人的・金銭的な投入をして妊婦の自己管理をもっとしっかり行えば医療現場の負担を減らすことができるはず。
・医療体制を考えていくときに、救急搬送システムについてもっと本格的な体制を構築することで安全性を確保してくことも手段として考えられる。
■報道側から出た意見
・集約化された2段階診療は、里帰り出産と似ていると感じた。
■母親側から出た意見
・長野市で活動しているお産を語る会うむうむネットというグループで上田市産院の見学会をさせてもらえることになった。BFHといっても今まであんまり注目されず、視察も来なかったと聞いた。BFHのことなど、いいお産を県内に発信していく開かれた病院になって欲しい。
・女性の気持ちに寄り添っていく医療であって欲しい。そのためにもお産を経験した女医さん・助産師さんが増えていけるようにして欲しい。
・赤ちゃんも妊婦も少なくなって、自分自身の妊娠ではじめての体験という人が増えました。自分は一人目の出産で、雑誌などでずいぶん慎重に勉強したつもりだったけれど、終わってみてもっとこのことをわかっていればということが沢山あった。産む当人が意識を持つということはとても大切。妊娠中に知るべきことを知れるようにして欲しい。お産のことを色々学び始め、母親たちのお産の振り返りの会も毎月開いていく中で、二人目のお産は「やれるだけのことはやった。ここから先何か起きるのならそれはもう神様の領域で受け入れるしかない」と思えた。妊婦が「自分が産む」という自覚を持てるように妊娠出産子育ての情報はマイナスの情報を隠そうとしないで伝えることが大切。お母さんたちの井戸端のようなものだって実践的でとても役にたつ。もっと産める女性を作ることに力を注いで欲しい。

<助産師の活躍について>
■産科医側から出た意見
・プライマリ助産師の制度は実現するために経営的な課題が大きいだろう。
・産婦人科医が少ないから助産院(院内助産院)という考えで良いのか。
■母親側から出た意見
・助産所の開業は大変なことだということも聞き、産婦人科医の危機も知り、ずっとずっと考えてきた中で院内助産院という存在を知った。医師に頼りずぎず助産師さんにもっと活躍してほしいという考えは安易だろうか。
・開業助産院でも助産学校の生徒さんなど、自然分娩の学習の場として開かれて行って欲しい。
■助産師側から出た意見
・地域の独立助産システムを作りたい。助産院で産むには産む側のかなりの決心と自覚が必要です。豊科日赤の分娩休止後、流れてきたと思われる相談の方に「自分で産める人しか受けない。おまかせの方はお受けできません」と伝え助産院での出産について説明しているが助産院での出産をするという方は今のところ一人もいない。しかし助産院で産みたいというニーズは確実にあるので、現在年間10数件のお産数だが断る方がいる状況だ。地域の若手の助産師さんと一緒に自分の助産所を使ってお産の受け皿を増やしていきたい。
・開業助産師と病院側との顔の見える連携関係を強くしていく必要がある。
・正常分娩にも全部ドクターが立ち会うようになったが、それでますます大変になっているのでは。異常産を察知し正常産と見極めることができて、分娩をできる助産師を育てていかなければならない。
・アンケートの結果を見ても、妊娠中の不安の解消のために医師に相談している人がいるが、診療時間の制約の中でお互い大変だ。助産師外来など身近なところで相談できるシステムを作る必要がある。
・産科医が十分足りても、助産院や自宅出産を必要とする人はいると思っている。
・病院、開業助産院問わず、お産では良い人間関係の構築が必要である。
・助産院のマンツーマンのケアは大変なこと。病院の8時間労働・給料制の中で実現していく場合採算性は厳しいことを覚悟して。
・病院の中で自然なお産や母子への十分なケアをすることに限界があると感じて、自分で助産院を開業して1年が経つ。病院勤務で2000例以上のお産にかかわってきたが、担当者も時間で変わっていく、ベルトコンベア式のお産で母子とじっくり接することがとても厳しかった。平成9年にはプライマリ助産師の制度を試験的に経験し、二人の妊婦さんを受け持ったが当時は自分の休日を利用して家庭訪問するような状態でこのシステムではとても難しいと感じた。

<行政への要望など>
■産科医側から出た意見
・理想を語っていくことと、現実にできることをやっていくことの、同時進行で進める必要がある。
・豊科日赤の中で院内助産院のシステムを確立できないか模索しているが、「院内助産院の開設には常勤医が1名以上いなければならない」という法律的なハードルがあり、医者探しに奔走している。分娩はいつでも再開できるように人・設備は用意している。ドクターが確保できたらシーツをはがそうね。とスタッフと言い合っている。法律など、運用面でももうちょっとなんとかならないかこれからも努力を続けていく。
■母親側から出た意見
・上田市で母の会の活動をやっていたり、今回の学習会の準備の中で、行政や医療側の人たちにアクセスすることがなかなか大変と痛感している。今回は信州大学の金井先生も来てくださってとても感謝している。南信の産科問題懇談会のように、医療者・行政・母親ぐるみで顔の見える関係でホットラインでつながっていければと希望を持った。
・妊娠中・子育ての時にほんのちょっとしたことでも聞ける環境が必要。先生の確保とはまた違った、母親同士の相互扶助みたいな関係でも、草の根的にでもつながっている環境が欲しい。
・安曇野で行ったアンケートの中からは、主体性なくお産の場を選んでいる人が実に沢山いることが見えてくる。豊科日赤でお産した人の中にも、総合病院だからなんとなく安心でしょ。近いし。という回答が何人もある。じゃぁどこが良くて、ということに答えられない。でもきっかけがあって、情報がちゃんと与えられれば「私がやりたいのはこれだ。して欲しくないことはこうだ」気づく人は沢山います。行政の母親学級(妊娠5ヶ月前後)よりもっと前の段階で、母子手帳の交付の時に公平で誠実な情報提供をすべきだと考えます。セミナーや、母親たちが市民セクターとしてそれを行うこともできないか。とにかくきっかけが必要。

<長野のお産のこれからについて>
■産科医側から出た意見
・今回具体的に聞けたような母親たちの声を、地域の8割、9割といった世論として具体化して盛り上げていけば(行政が動いて)体制の実現に近づくだろう。
・地域に応じた形があると思うので、地域ごとの対応が必要。
・こと、お産に対する母親のパワーというのはすごいと改めて感心した。産科医でよかったと思えます。
■助産師側から出た意見
・産科医も診療所の医者と総合病院の勤務医の間で意見の相違がある。助産師も開業と勤務では違う。当事者の母親たちも含めて、これからの体制づくりを決めていくときに意見集約の間口はもっと広くとって欲しい。今やらなければならないことを考える場を全員参加でもっと作っていかなければならない。
■母親側から出た意見
・さまざまなお産がある。お産を考えるときに、自分の家族の経験だけでいい、悪いと考えることはして欲しくない。それでも、どんなお産でも、「赤ちゃんが生まれたとき、医師や助産師は祝福してくれましたか」「自分らしいお産、幸せなお産でしたか」「赤ちゃんをかわいいと思えましたか」との3つの質問にいいえと答える母子が誰一人いないように、そういうケアを医療者は目指していって欲しい。私の子どもに出産時の重症仮死から生還して元気になってきている子がいますが、その子の誕生を、私以外の家族や、社会、医療者の中でも、あってはならないこと、と祝福できない空気を感じてしまい辛かった。
・母親たちが声を上げていくことはすごいと思うが、組織をネットワークとして広げていく(参加しやすくする)ことが必要。
■報道側から出た意見
・安心して産み、子育てできる社会にという提言は、行政・マスコミへと活発に出していって欲しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12/14までの活動報告

2005-12-21 17:00:50 | 活動報告
->会の概要   ->上田市が医師確保へ
→上田地域の医療を考えるリレーシンポジウム開催(12/24)



・・・・・・・・・・・今日までの経過報告・・・・・・・・・・・
第2回総会で発表した活動報告です。->お礼

①外部への働きかけ
◆署名活動
最新署名数・・・・9万2千455
街頭署名・・・・事務局が把握しているのは計8回 
◆11月19日 市長と語る日 「廃院という選択肢はない」
40人あまりの父母が子連れで参加。母親たち13人が市長の前で産院のお産への思いを話し、市長の考えもお聞きして、計1時間の会が終了。
以下市長のお話を簡略にまとめます。
・活動、状況、みなさんの体験やご意見を 聞いて感動。目頭の熱くなる思い。
・単に産院存続の問題だけではない。 地域の医療全体に関わる問題。
・みなさんのブログを読み、産院スタッフの話を聞き、これまで知りえなかった多くのことを知った。また、サービスという点では民間でも行っているが、 公的病院だからこそできることがあったのではと再確認。
・署名活動には市民の皆さんの感動の声が現れて いる。活動を行っている皆さんに敬意を表したい。 産院が評価されていることを感じ、大事にしたいと思った。
・(産科医不足の)県の状況は言葉を失うほど。信州大学サイドへは、ただ医師派遣をお願いするだけでなく、上田市としての答えを用意していく。並行して、医療専門誌での医師の全国公募や上田地域出身の医師への働き掛け、県厚生連や県国保連合会などへの協力要請を進めて医師確保を目指す。
・皆さんと思いは一つ。 存続に向けて最大限の努力 をしていく。

発言した13人は、伝えたいことの多さ、 個人的な体験を話す緊張、存続への願いなどから、つい涙ぐむことも。「母親たち が感情的になるような病院だというあらわれ。貴重な 存在の証だと思う」という父親からの発言もあった。市長は詳細にメモをとりながら、熱心に聞いておられた。

◆11月28日  上田市に陳情79,262人分の署名市長に提出
署名を提出後、産院での出産受け付けを来年5月までとしている期限について、市長は「一日も早く、それ以降も受け付けられるようにしたい」。 母の会では「産院存続の世論は、署名の伸びとともに確実になってきている」として、医師が確保できるまで署名活動を続ける方針を表明。20日足らずで8万近い署名が集まったことに、市長は「重みがひしひしと伝わってくる」と述べ、信大に働きかける考えを示した。
 産科医不足を踏まえ、厚生労働省などが現在、長野県をモデルに産科医療体制のあり方を検討している-と市側が説明したのに対し、母親は「医療の安全性だけでなく、優しいお産の大切さも考えてもらえるのか」とただす場面も。

◆11月30日  副知事との懇談 「上田は上田で考えて・・・」
母親11人が訪問。産院存続を求める声に、沢田副知事は「県内には、医師不足でお産施設がゼロになるかもしれない地域がある。市産院がなくなっても複数残る上田地域より、そちらを手伝いたいというのが私の立場」と説明。「皆さんの運動と市産院でのお産の特色は理解するが、上田は上田で考えてほしい」と話した。
 私たちは、県で唯一「赤ちゃんにやさしい病院」である産院を「県全体の財産と考えてほしい」、また、副知事が医師であることを踏まえ「出産後、子育てに順調に移っていけるお産の実践を産科医療の新たな分野として確立してほしい」と要望。


・・・・・・・・・・・勉強会・・・・・・・・・・・
②母の会の勉強会

◆12月5日  クレッシェンドの会の皆さんと懇談 
周産期医療の中でのお産を知る 
信大小西教授の進める「産科施設の集約化」について、より理解を深めようと、周産期医療の中でのお産を体験した母親たちの会との懇談が実現した。なぜ産院が廃止の方向へ動き出したのかを知るために、まだこれから産院がどのような形で存続すればいいのか私たちなりに考えるためにも、とても意義のある懇談となった。
※別紙にてレポートを用意しました

◆12月11日 日本誕生学協会 講演・イベント参加  東京にて
「優しい命の始まりを考えよう」と題し、オーストラリアのバースエデュケーター アンドレア・ロバートソン氏の世界のお産状況に関する講演の後、シンポジウム&ディスカッションに。全く思いがけないことに、私たちの上田市産院問題と全国のお産施設センター化が議題に取り上げられ、1時間も医師、助産師、マスコミ、一般の人150名ほどがディスカッション、解決に向けたご意見を頂きました。「ブログを見ています」「署名しました!」との声が多く、全国から、また世界から(!!)の注目と応援を肌で感じ、大変嬉しい瞬間でした。ここで頂いたご意見は活動にすぐ反映させて頂きます。
 「全国の他の例を見ても上田市は市民中心にとてもうまく活動している、僕も行きたくなった」とは参加した竹内産科医(東京都)。県内の助産師からは、「産院を目標にしてきたのに」との声も。この活動を通して母の皆さんが学んだことは、福祉や教育などの面でも、上田市に必ず生きてくる、との励ましも頂きました。
◆12月20日
「県立子ども病院」の高度周産期医療の現場を視察予定

・・・・・・・・・・・WEB活動報告・・・・・・・・・・・

11月9日に総会において承認を受け、署名運動・新聞記事掲載などを中心にweb運動を展開しましたので、ここにご報告いたします。
●WEB活動 公式母の会HPアドレス http://blog.goo.ne.jp/keep-s/ 

 主なweb活動の内容
◆署名運動 『いいお産』望み上田市産院存続を求める母の会の要項書類のネット配布
・署名用紙等のダウンロード・回収箱設置場所・郵送先のお知らせ
・集計結果速報など
◆ご意見箱 上田市存続に向けての母の声の集約や医師たちからのコメントなど
・寄せられたメールの掲載・上田市産院への想い、ママからのコメントの掲載・
・産科医問題の直下にある県内の医師からの助言を含めたコメントの書き込みなど
◆新聞記事等の掲載 各社の新聞記事をブログに掲載 
◆存続に向けての「上田市の動き」の掲載
・上田市医師募集ホームページへのリンクなど(11/19)
◆全国の出産関連のHPや、ブログ開設者へ署名活動等のタイアップ依頼
お産情報紙「REBORN」のトップページでの署名活動の紹介(11/19)
・All About ガイド メールマガジン【出産医療・産院選び】掲載記事(11/30)
◆事務局からのお知らせ

主な活動内容は、上記の通りです。

11月9日に承認を受け、11月12日より署名用紙のダウンロードが可能になり、約一ヶ月のアクセス数は、「1万4,450」で、私達の運動を多くの方にご理解いただき、様々な立場の方々が母の会のHPにリンクを張っていただき、全国的にもWEB運動を展開できたことを心から感謝いたします。
なお、11月19日の「市長との懇談」では、市長はブログをご覧いただいていると伺い、市民の皆様の声が、上田市まで届いていることを確認できました。
あわせて、今後の課題「上田地域で安心してお産できる産科医療体制」についての市民の皆様のご意見箱の役割が果たせていければと提案させていただきます。
なお、活動報告の遅れや、貴重なご意見をいただいているにも関わらず、会としてのお返事を出すことができず、大変申し訳ありません。この場をかりてお詫び申しあげます。  母の会 斉藤

第2回総会報告へ戻る

==================

◆署名にご協力ください◆  
署名用紙のダウンロードはこちらから->

皆様の周産期医療・産科域医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。
コメントへの投稿をお待ちしています。
◆メールはここに  ->keep-s@mail.goo.ne.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

19日 市長と語る会 概要

2005-11-21 14:58:12 | 活動報告
->会の概要

応援してくださった皆様、署名にご協力頂いた
皆様、遅くなりました!19日市長と語る会の
様子をご報告致します。


19日 市長と語る会 概要

午前10時から市役所内大会議室で、市長と語る会
が開かれました。40人あまりの父母が子連れで
参加。子どもを抱いたまま市長を囲む席につく人、
席の後ろに敷いたシートで子どもを遊ばせながら
参加する人、新聞TV各社が取材する中で会が
始まりました。

桐島代表の簡単な経緯の説明、資料の説明後、
母親たちの挙手による発言に。5人の意見の
あと市長からお話があり、また8人が発言。
最後にもう一度市長からのお話で1時間の会
が終了しました。市長のお話をまとめます。
※以下文末等簡略にさせて頂きます

□活動、状況、みなさんの体験やご意見を
聞いて感動。目頭の熱くなる思い。

□単に産院存続の問題だけではない。
いろいろな視点のこめられた問題である。
・お産体制の確保ができるか・やさしい病院、
産院の今後のあり方・子育て支援の視点で
上田市がもつ産院のあり方を将来を見据えて
考える。
   
□8月医師派遣引き上げを受け、9月12日に
信大に出向いて話を聞いた。

□一方で、上田市民に対する産院の存在意義、
評価が気になった(出産経験者にも、未経験者
にも)。
・現場の心もひとつにならなければ存続も
厳しい。今日までにさまざまな声を聞き、
(母の会の)ブログも全て読んだ。産院職員
と遅くまでさまざまな話をした。結果、我々
が知りえなかった多くのことを知ることができた。
・サービスという点では民間でも行っているが、
公的病院だからこそできることもあったのかなと
思った。
・署名活動には市民の皆さんの感動の声が現れて
いる。活動を行っている皆さんに敬意を表したい。
産院がこのように評価されていることを感じ、
大事にしたいと思った。

□信大では、県下、そして全国の医師不足の
現況をうかがい、言葉が出ないほど、非常に
残念に感じた。今回は全県下でバランスの良い
派遣を考えての上田市産院医師引き上げの要請。
しかしここまで産科医不足が社会問題化している
状況で、行政としてやるべきことをはたして
行っているのか疑問。

□県の衛生部長にも話を聞き、全県下の産院に
対する積極的な行動を依頼してきた。他に数箇所
に働きかけている。

□しかし、つまるところわが上田地域の問題を
どう解決していくか。
・信州大学サイドへの上田市としての答えを
用意していく。
 →存続のみ依頼するのではなく、考え、行動
を表明し信大の方々に依頼していく。
・庁内にもプロジェクトチームを設置した。
引き続き検討していく。責任ある行動をしていく。

□一人で解決できる問題ではないことは十分ご承知
だと思う。いろいろな考え方を集約していくためにも
産院のあり方を引き続き考えていくことは大切。
 皆さんと思いは一つ。 存続に向けて最大限の努力
をしていく。
 更なる輪の広がりにご助力できればと思う。

   
存続を求める会を代表して、13人が市長に直接意見を
話すことができたわけですが、伝えたいことの多さ、
個人的な体験を話す緊張、存続への願いなどから、
話しながら涙を流すことも多くありました。「母親たち
が感情的になるような病院だというあらわれ。貴重な
存在の証だと思う」という父親からの発言もあった
ほどです。市長は詳細にメモをとりながら、熱心に
聞いておられました。

以上、簡単ですがレポートとさせていただきます。
==================


◆web管理者よりお知らせ
今まで記事にいただいたコメントをトップにあげていましたが、記事が多く混乱しますので、今後コメントはトップにアップしません。それぞれの記事の中のコメントをご覧ください。よろしくお願いします。(web管理者 斉藤)

==================
産院で出産した経験のある私達が、11月9日「『いいお産』を望み産院存続を求める母の会」を発足、現在6万人の署名を目標(11/25第2回収)に署名活動を行っています。

◆署名にご協力ください◆  
署名用紙のダウンロードはこちらから->

「上田市産院への想い」産院の危機に関してご意見をお寄せください。
◇メールはここに  -> keep-s@mail.goo.ne.jp
●皆様の貴重なご意見を上田市でも必要としています。携帯からも投稿できます。お寄せいただいたメールは、また、このブログで公開させてください。どうぞよろしくお願いします。







  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする