お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

妊婦さんのワクチン接種の流れ(接種は一回となりました) 厚生労働省発表

2009-10-31 06:32:39 | 新型インフルエンザ


新型インフルエンザ対策(A/H1N1)妊娠中の人や授乳中の人へ(2,254KB)厚生労働省のページにリンク
「妊婦さんと子育て中のお母さん、専門家が協力して作った8ページのパンフレットです。妊婦さんの知りたいことに専門家が答える形で編集したものです。」
○印刷して手引きとしてどうぞご活用ください。
(この内容は2009年12月17日現在の情報に基づいています。)
上田のお母さんたちに一部協力していただき作成したパンフレットです。


●10/22改定 (社)日本産科婦人科学会発表の新型インフルエンザのQ&A 妊婦さんワクチン優先決定

ワクチン接種の流れ
平成22年12月 16日現在厚生労働省発表の中から重要と思うものをピックアップしました。

○新型インフルエンザワクチンの接種開始時期
◇妊娠している方々への接種開始は11月初旬から開始されました。※保存剤の入っていない種類(プレフィルドシリンジ製剤)は11月後半からしか接種できませんので、希望される方はそれまでお待ちください。
※詳細な日程は、都道府県により異なります。

◇「妊婦」は1回接種の方針を維持する。 妊婦については、健康成人を対象とした臨床試験の結果などを踏まえ1回接種としていたが、今回の妊婦を対象とした臨床試験において、1回接種で国際的な評価基準を上回る十分な抗体価の上昇がみられたことなどから、1回接種の方針を維持する。
(平成21年12月16日現在)


妊娠されていて、ワクチン接種を希望される方


*母子手帳持参で病院へ

かかりつけ医(産科)に相談 →接種しない/延期の可能性もある

(接種場所)
かかりつけ医(産科)または、受託医療機関(産科・内科等)*母子手帳持参
※保存剤の入っていない種類(プレフィルドシリンジ製剤)は妊娠している方が優先して選択できるよう、産科・産婦人科にしか配分されません。一般内科等で同剤を希望される方はご注意下さい。

ワクチンは一定の効果が期待される一方、リスクも存在します。国民お一人お一人が、ワクチン接種の効果とリスクをご理解いただいた上で、接種を受けていただくようお願いします。
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PDFデータからテキストにしました。
妊娠されている方へ
新型インフルエンザワクチンの接種にあたって


平成21年10月
厚生労働省
目次
○ワクチンの優先接種対象者及び接種順位
○妊娠されている方について
○ワクチンの種類
○接種できる場所
○接種スケジュール
○留意点
○ワクチン接種の流れ

ワクチンの優先接種対象者及び接種順位
<ワクチン接種の目的>
○死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと
○そのために必要な医療を確保すること
■ワクチン接種のリスクベネフィット
○インフルエンザワクチンの効果は100%ではない
-重症化、死亡の防止に一定の効果
-感染防止、流行の阻止に関しては効果が保証されない
○稀に重篤な副作用も起こりうる
■今回の新型インフルエンザの特徴
○多数の方は比較的軽症で回復-治療薬(タミフル・リレンザ)が有効である-現在の季節性インフルエンザワクチンは有効ではない
○基礎疾患を有する者、妊婦等で重症化するおそれ
○多くの人が免疫を持たないため、季節性インフルエンザより流行規模は大きく、感染者数も多いと予想される。
■ワクチン接種対象者の考え方
○死亡や重症化のリスクが高い者を優先する
○新型インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者を優先する

ワクチンは一定の効果が期待される一方、リスクも存在します。国民お一人お一人が、ワクチン接種の効果とリスクをご理解いただいた上で、接種を受けていただくようお願いします。

妊娠されている方について
○妊娠されている方のワクチン接種について
○海外の事例では、妊娠されている方が新型インフルエンザにり患した場合に、重症化するリスクが高いという報告があり、WHO(世界保健機関)でも妊娠している方をワクチン接種の優先対象としています。
(参考)・米国;妊娠可能年齢の入院症例142例中妊婦約40例(28%)、集中治療室に入院した妊婦100例中死亡例28例。(平成21年8月末)・豪州;入院女性2,464例中妊婦271例(11%)、妊娠可能年齢の入院症例中妊婦32%。ICU入院女性334例中妊婦42例(13%)、全死亡例183例中妊婦の死亡3例(平成21年10月9日時点)・日本;入院女性1002例中妊婦10例(1%)、妊娠可能年齢の入院症例中妊婦約13%。重症肺炎および急性脳炎の症例の報告なし(平成21年10月20日時点)

○現状では、妊娠初期にインフルエンザワクチンの接種を受けたことにより流産や先天異常の発生リスクが高くなったという報告はありません。
○予防接種における有益性と危険性を、ご自身の基礎疾患や出産予定日等を踏まえて主治医と相談した上で、接種の適否とその時期を決定するようにしてください。
○また、新型インフルエンザワクチンは母乳を介してお子様に影響を与えることはないとされています。

ワクチンの種類
○新型インフルエンザワクチンの種類
◇保存剤が入っているもの
一つの小びんに複数回分のワクチンが充てんされており、1回毎に接種量を注射器に吸引して接種する種類(バイアル製剤)。季節性インフルエンザワクチンでも同様の保存剤が使用されています。

保存剤:チメロサール※1・・・エチル水銀に由来する防腐剤であり、海外で過去に発達障害との関連性が指摘されましたが、最近の疫学研究ではその関連はないとされています。(水俣病で有名なメチル水銀とは異なります。)
2-フェノキシエタノール※2・・・妊娠動物等での催奇形性試験の結果には問題ありませんが、妊婦への使用実績は確認されていません。

◇保存剤が入っていないもの
あらかじめ注射器にワクチンが成人1回接種量(0.5ml)充てんされている種類(プレフィルドシリンジ製剤)。
※妊娠されている方は、保存剤の入っていない種類を希望により選択することができます。
保存剤を含む新型インフルエンザワクチンの製造販売業者※1(学)北里研究所、(財)阪大微生物病研究会、デンカ生研(株)※2(財)化学及血清療法研究所


接種できる場所
○新型インフルエンザワクチンを接種する医療機関
◇新型インフルエンザワクチンは、国と委託契約をした、“受託医療機関”のみ配分されます。
◇受託医療機関は市町村により、広報誌やホームページなどを用いて広報されます。
◇かかりつけ医の産科・産婦人科が受託医療機関でない場合は、市町村の提示するリストから、受託医療機関を探して予約してください。
◇接種に当たっては、母子健康手帳を提示する必要があります。

※保存剤の入っていない種類(プレフィルドシリンジ製剤)は妊娠している方が優先して選択できるよう、産科・産婦人科にしか配分されません。一般内科等で同剤を希望される方はご注意下さい。

接種スケジュール
○新型インフルエンザワクチンの接種開始時期
◇妊娠している方々への接種開始は11月初旬からと予定されています。
※保存剤の入っていない種類(プレフィルドシリンジ製剤)は11月後半からしか接種できませんので、希望される方はそれまでお待ちください。
※詳細な日程は、都道府県により異なります。
◇妊娠されている方のワクチンの接種回数は現時点では2回接種を原則としています。
(平成21年10月22日現在)
※なお、今後の国内外の知見により、接種回数は1回に変更される可能性があります。迅速に情報提供をしていきますので、特に、11月及び12月に1回目の接種を受ける方は、接種回数の変更の可能性にご留意ください。

留意点
○インフルエンザワクチンの効果など
◇インフルエンザワクチンの効果は完全ではありません。・ワクチンを接種しても、感染することがあります。・接種した当日から効果があるわけではありません。・効果の発現には個人差(体質・健康状態等)があります
◇ワクチンによる副反応も起こりえます。副反応とはワクチン接種に伴い、ワクチン接種の目的である「免疫の付与」以外の反応が発生した場合、これを副反応と呼びます。季節性インフルエンザワクチンでは副反応として、局所反応(発赤、腫脹、疼痛等)、全身反応(発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、嘔吐等)がありますが、通常2-3日で消失します。そのほか、ショック、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群等も重大な副反応としてまれに報告されます。なお、局所の異常反応や体調の変化、さらに、高熱、けいれん等の副反応を呈した場合には、速やかに医師の診察を受けてください。
◇ワクチンを接種する方もしない方も、日頃から感染予防に努めることが重要です留意点感染の予防;手洗い・うがい、人混みを避ける、休養と栄養など感染拡大の予防;外出自粛、咳エチケット、マスク着用など

ワクチン接種の流れ
妊娠されていて、ワクチン接種を希望される方
*母子手帳持参で病院へ

かかりつけ医(産科)に相談 →接種しない/延期の可能性もある

(接種場所)
かかりつけ医(産科)または、受託医療機関(産科・内科等)*母子手帳持参

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10/22改定 (社)日本産科婦人科学会発表の新型インフルエンザのQ&A 妊婦さんワクチン優先決定

2009-10-17 05:45:41 | 新型インフルエンザ

インフルエンザ最新情報や、病気の検索のページを作りました。
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10月1日 新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針がきまりました。新型インフルエンザの流行が懸念される中、乳幼児を抱えるママ、妊婦さんなど、ますます不安が募ります。
かといって、どうやってその感染を防げるのか?答えはありません。
できることを実行。手洗いやうがいをこまめに行ったり、人ごみを避けたり、しっかり睡眠をとり、ビタミンをしっかり取り、体力低下を防ぐ。などとごく一般的なことをより慎重に実行してくしかないとも思っております。

=小学6年以下、免疫不全者は2回 2009.10.16=
厚生労働省が16日開いた新型インフルエンザワクチンについての意見交換会で、出席した専門家らは、国産ワクチンの接種回数を原則1回とする方針で合意した。同省は長妻昭厚労相に報告し、近く最終決定する。(時事通信)

●新型インフルエンザワクチン2回で6150円に決定。接種は19日から(1)医療従事者(2)妊婦と基礎疾患のある人(3)1歳~小学校低学年を優先と決定しました。(10月2日newsから)

新型インフルエンザ>ワクチン2回で6150円 接種、19日から
2009年10月2日(金)13:00 毎日jp 
 政府は1日、政権交代後初の新型インフルエンザ対策本部(本部長、鳩山由紀夫首相)の会合を開き、ワクチン接種の基本方針を決めた。19日をめどに接種を始め、(1)医療従事者(2)妊婦と基礎疾患のある人(3)1歳~小学校低学年(4)1歳未満の小児らの保護者(5)小学校高学年~高校生と高齢者――の順に進める。同じ医療機関で2回打った場合、接種費用は計6150円になる。

 9月上旬の厚生労働省案では、小学校低学年の接種順位は最後のグループだったが、10歳未満の小児の入院が多いことなどから引き上げた。優先対象の合計は約5400万人で、(1)~(4)の約2300万人は原則的に国産ワクチンを使う。(5)の約3100万人には輸入ワクチンも使う。

 費用は全国一律で1回3600円。2回目は同じ医療機関ならば初診料分が減額されて2550円になる。住民税非課税世帯の優先接種対象者は、65歳以上が対象の季節性インフルエンザワクチンの定期接種と同様に、無料で受けられる。対象者全体の3割弱が無料になるという。

 政府は年度内に必要な新型インフルエンザ対策費を3000億~4000億円と推計。うち約1380億円はワクチン買い上げ費で、低所得者の接種費用の公費負担は約900億円を見込む。公費負担は国が2分の1、都道府県と市町村が4分の1ずつだが、自治体負担分の約450億円は特別交付税を交付する。【清水健二、江口一】

====転記終わり 
とにかく、自分の身は自分で守る、そして家族を守るつもりで規則正しい生活に心がけ、極力人ごみは避けるよう心がけるよう、努力していきたいと思います。
=============(斉藤)=

●新インフルエンザ母が発症なら隔離を…新生児対応案 (読売記事)
日本産婦人科医会ホームページに公開されている対応法(ある産科医のひとりごとより参考)
CDC10/6改定 授乳中のママが新型インフルエンザにかかったとき、どのように対処したらいいかのヒントがあります
●ワクチン準備本格化 少ない情報に県内戸惑い(10月14日)
●実際新型インフルにかかった子どもの記録を掲載してくれているブログを見つけました。→清く・正しく・おもしろく!インフルエンザ情報
愛知県の母乳育児を応援してくれている産婦人科の先生のブログ


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社団法人 日本産科婦人科学会10月22日発表
「妊娠している婦人もしくは授乳中の婦人に対しての新型インフルエンザ(H1N1)感染に対する対応Q&A (一般の方対象)」を掲載します。

妊娠している婦人もしくは授乳中の婦人に対しての 新型インフルエンザ(H1N1)
感染に対する対応Q&A (一般の方対象)
平成21 年10 月22日
社団法人 日本産科婦人科学会
Q1: 妊娠している人は一般の妊娠していない人に比べて新型インフルエンザに感染した場合、症状が重くなるのでしょうか?
A1:妊婦は肺炎などを合併しやすく、基礎疾患がある方と同様に重症化しやすいことが明らかとなりました。

Q2: 妊婦が新型インフルエンザワクチンを受けても大丈夫でしょうか?
A2: 安全かつ有効であると考えられています。季節性インフルエンザワクチンに関しては米国では長い歴史があり、安全性と有効性が証明されています。米国では毎年、約60 万人の妊婦さんが季節性インフルエンザワクチン接種を受けていますが、大きな問題は起こっておりません。妊娠中にワクチン接種を受けた母親からの赤ちゃんについても有害事象は観察されていません。新型インフルエンザワクチンも季節性インフルエンザワクチンと同様な方法で作られているので同様に安全と考えられています。ワクチンを受けることによる利益と損失(副作用など)を考えた場合、利益のほうがはるかに大きいと世界保健機構(WHO)も考えており、
妊婦に対する新型インフルエンザワクチン接種を推奨しています。また、ワクチンを受けるということは「自分を守る」とともに、「まわりの人を守る」ことにつながります(妊娠中にワクチンを受けると出生した赤ちゃんも数ヶ月間インフルエンザになりにくいことが証明されています)。

ワクチンの安全性に関しては以下を参照して下さい(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html)。
今回の新型インフルエンザワクチンにはチメロサール等の保存剤が使用されていない製剤も用意されています(プレフィルドシリンジ製剤、あらかじめ注射器に注射液が充てんされている)。妊婦で希望する方はこのワクチン接種を受けることができます。
新型インフルエンザワクチンと季節性インフルエンザワクチンを同時に接種することも可能です。また、妊婦に対しては当面、2回の新型インフルエンザワクチン接種が推奨されています。ただし、卵アレルギーのある方(鶏卵や鶏卵・鶏肉が原材料に含まれている食品類をアレルギーのために日常的に避けている方)は、いずれのワクチンでもショック(血圧が急激に低下し、気分が悪くなり、治療が必要となる状態)が引き起こされる可能性がありますので、ワクチンはお勧めできません。日常的に鶏卵・鶏肉を避けている方はワクチンを受けず、もし発症(発熱)したら、「ただちに抗インフルエンザ薬(タミフル)服用(1日2錠を5日間)」をお勧めします。また発症しなくとも、罹患者と濃厚接触した場合には「ただちに抗インフルエンザ薬(タミフル、あるいはリレンザ)の予防的服用(10日間)」をお勧めします。


Q3:妊婦にインフルエンザ様症状(38℃以上の発熱と鼻汁や鼻がつまった症状、のどの痛み、咳)が出た場合、どのようにすればよいでしょうか?
A3:インフルエンザであった場合、症状発現後48 時間以内の抗インフルエンザ薬(タミフル)
服用開始が重症化防止に最も効果があります。予め医療機関に電話をして早期に受診し、タミフルによる治療を受けます。この際、他の健康な妊婦や褥婦への感染を予防するために、かかりつけ産婦人科医を直接受診することは極力避け、地域の一般病院受診をお勧めします。あらかじめ受診する病院を決めておくと安心です。もし、一般病院での受診が困難な場合には、かかりつけ産婦人科医が対応します。この際にも事前に電話をして受診します。これは他の妊婦への接触を避けるために非常に重要な注意点になります。当然ですが、産科的問題(切迫流早産様症状、破水、陣痛発来、分娩など)に関しては、新型インフルエンザが疑われる場合であっても、重症でない限り、かかりつけ産婦人科施設が対応します。いずれの病院へ受診する際にもマスク着用での受診をお勧めします。これは他の健康な方に感染させないための重要なエチケットとなります。 新型インフルエンザであっても簡易検査ではしばしばA 型陰性の結果が出ることに注意が必要です。周囲の状況(その地域で新型インフルエンザが流行しているなど)から新型インフルエンザが疑われる場合には、簡易検査結果いかんにかかわらずタミフルの服用をお勧めします。妊婦は基礎疾患がある方と同様に重症化しやすいことが明らかとなったために、このようなお勧めをしています。

Q4: 妊婦の新型インフルエンザ感染が確認された場合の対応はどうしたらいいでしょうか?
A4: ただちに抗インフルエンザ薬(タミフル、75mg 錠を1 日2 回、5 日間)を服用するよう、お勧めします。

Q5: 妊娠した女性が新型インフルエンザ感染者と濃厚接触(ごく近くにいたり、閉ざされた部屋に同席した場合)した場合の対応はどうしたらいいでしょうか?
A5: 抗インフルエンザ薬(タミフル、あるいはリレンザ)服用(予防目的)をお勧めします。ただし、予防される期間は予防薬を服用している期間に限られます。また、予防効果は100%ではありませんので予防的に服用している間であっても発熱が有った場合には受診することをお勧めします。

Q6: 抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)はお腹の中の赤ちゃんに大きな異常を引き起こすことはないのでしょうか?
A6: 2007 年の米国疾病予防局ガイドラインには「抗インフルエンザ薬を投与された妊婦および出生した赤ちゃんに有害な副作用(有害事象)の報告はない」との記載があります。また、これら薬剤服用による利益は、可能性のある薬剤副作用より大きいと考えられています。催奇形性(薬が奇形の原因になること)に関して、タミフルは安全であることが最近報告されました。抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)の安全性については以下を参照して下さい(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html)。

Q7: 抗インフルエンザ薬 (タミフル、リレンザ) の予防投与 (インフルエンザ発症前) と治療投与 (インフルエンザ発症後) で投与量や投与期間に違いがあるのでしょうか?
A7: 米国疾病予防局の推奨
(http://www.cdc.gov/H1N1flu/pregnancy/antiviral_messages.htm) では以下
のようになっていますので、日本でも同様な投与方法が推奨されています。
1.タミフルの場合
予防投与:75mg 錠 1 日1 錠(計75mg)10 日間
治療のための投与:75mg 錠 1 日2 回(計150mg)5 日間
なお、本邦の2008 年 Drugs in Japan によれば、治療には上記量を5 日間投与、予防には上記量を7 日~10 日間投与となっています。
2.リレンザの場合
予防投与:10mg を1 日1 回吸入(計10mg)10 日間
治療のための投与:10mg を1 日2 回吸入(計20mg)5 日間
なお、本邦の2008 年 Drugs in Japan によれば、治療には上記量を5 日間吸入、予防には上記量を10 日間吸入となっています。

Q8: 予防投与の場合、予防効果はどの程度持続するのでしょうか?
A8: タミフル、リレンザともに2008年 Drugs in Japan によれば、これらを連続して服用している期間のみ予防効果ありとされています。


Q8: 予防投与した場合、健康保険は適応されるのでしょうか?
A8: 予防投与は原則として自己負担となりますが、自治体の判断で自己負担分が公費負担となる場合があります。

Q9: 母親が感染した場合、新生児・乳児への注意点は?
A9: 児への感染が心配されます。児の観察をしっかり行い、発症の早期発見に努めます。児が感染した場合の症状は「活気がない、母乳・ミルクの飲みが悪い、呼吸回数が多くて苦しそうだ、呼吸が止まったように見受けられる時がある、発熱がある、咳・鼻水・鼻閉がある、少しの刺激にも過敏に反応する」などですので、これらの有無に注意します。もし、これらのいずれかが出現した場合には、タミフルの早期投与開始が重症化防止に奏功する可能性があるので、できるだけ早く小児科医を受診します。児が未感染の場合、無防備な児への接触は児への感染危険を高めますので、児のケアや観察時には次Q&A を順守します。


Q10: 感染している(感染した)母親が授乳することは可能でしょうか?
A10: 母乳を介した新型インフルエンザ感染は現在のところ知られていません。したがって、母乳は安全と考えられます。しかし、母親が直接授乳や児のケアを行なうためには以下の3条件がそろっていることが必要です。
1)タミフルあるいはリレンザを2 日間以上服用していること
2)熱が下がって平熱となっていること
3)咳や、鼻水が殆どないこと
これら3 条件を満たした場合、直接授乳することや児と接触することができます。ただし、児と接触する前に手をよく洗い、清潔な服に着替えて(あるいはガウンを着用し)、マスクを着用します。また、接触中は咳をしないよう努力することをお勧めします。上記3 条件を満たしていない間は、母児は可能なかぎり別室とし、搾乳した母乳を健康な第三者が児に与えることをお勧めします。このような児への感染予防行為は発症後7 日~10 日間にわたって続けることが必要です。発症後7 日以上経過し、熱がなく症状がない場合、他人に感染させる可能性は低い(まったくなくなったわけではない)と考えられていますので通常に近い母児接触が可能となります。


本件Q&A 改定経緯:
初版 平成21 年5 月19 日
2 版 平成21 年6 月19 日
3 版 平成21 年8 月4 日
4 版 平成21 年8 月25 日
5 版 平成21 年9 月7 日
6 版 平成21 年9 月28 日
7版 平成21年10月22日



参考 新型インフルエンザ・ワクチン: 優先接種対象(合計5300万人)の内訳
↓ある産婦人科医のひとりごとより引用
******

ワクチン、妊婦・乳幼児らに優先接種

 大流行が懸念される新型インフルエンザ用のワクチンについて、舛添厚生労働相は25日の閣議後記者会見で、妊婦と乳幼児、ぜんそくなどの持病がある人など合計1700万人に優先接種する意向を示した。

 国内で製造したワクチンの供給は10月下旬から始まることも表明。国内供給分では不足する分を海外から輸入する意向も改めて示し、薬事法に基づく「特例承認」を初適用し、国内での臨床試験(治験)を簡略化して供給を急ぐ方針を示した。

 舛添厚労相は、準備するワクチン量を5300万人分とし、その内訳として「(糖尿病やぜんそく、心臓や腎臓の慢性疾患など)持病がある人」1000万人、乳幼児600万人、小中高校生1400万人、妊婦100万人、治療にあたる医療従事者100万人、65歳以上の高齢者2700万人(600万人は持病がある人と重複)などが入るとした。

 舛添厚労相は、このうち優先接種の対象として、「妊婦と乳幼児、持病がある人が計1700万人」と位置づけた。計1700万人分は、国内生産量に当たる量だ。

 不足分について輸入で補う方針については、専門家から安全性を巡って異論や批判が出ていることを踏まえ、「副反応(副作用)が出たときのメーカーの免責をどうするか、予防接種法との絡みで難しい問題がある」と指摘。免責を求める海外メーカーとの契約交渉が難航していることから、「将来的には予防接種法の改正も視野に入れて議論する必要がある」と述べた。

 輸入に向けて検討する特例承認は、国内での臨床試験を実施する前に海外でのデータだけで国内使用を承認する例外的な措置。26日に専門家の会議を開き、正式に決定する。

 一方、ワクチン接種の金銭的負担については、「ワクチン代そのものは基本的には国費の負担にしたい」と述べた。接種にかかる経費については今後検討すると述べたが、低額所得者の負担は全額無料とする方針を示した。

(読売新聞、2009年8月25日)




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接種は原則1回=小学6年以下、免疫不全者は2回

2009-10-17 05:38:26 | 新型インフルエンザ
10月16日19時42分配信 時事通信

新型ワクチン、接種は原則1回=小学6年以下、免疫不全者は2回

 厚生労働省は16日、新型インフルエンザワクチンについての意見交換会を開き、出席した専門家らは、国産ワクチンの接種回数を原則1回とする方針で合意した。同省は長妻昭厚労相に報告し、近く最終決定する。
 意見交換会で国立病院機構は、国産ワクチンの臨床試験を行ったところ、1回の接種で十分な免疫が得られたとの中間報告を公表。専門家らはこれまでの2回接種の方針を改め、輸入ワクチンを打つとされていた中学・高校生らにも、国産ワクチンが割り当てられる可能性が出てきた。
 専門家らの合意によると、1回接種となるのは医療従事者と1歳未満の乳児の保護者、妊婦、中学・高校生、高齢者。持病のある人も基本的に1回接種だが、白血病やエイズウイルス(HIV)感染などで免疫状態が悪化している人は、医師の判断で2回接種もできる。1歳以上小学6年までの子どもは1回接種では効果が足りない可能性があり、原則的に2回接種とする。
 臨床試験は9月中旬に開始し、健康な成人200人に北里研究所の製造したワクチンを接種。うち血液を採取できた194人について分析したところ、通常の分量を1回接種した96人のうち、75%に当たる72人が十分な抗体を獲得していた。98人には分量を2倍に増やしたワクチンを接種したところ、抗体の保有率は87.8%に上昇したという。

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国産ワクチン、13歳以上は1回接種に
10月16日14時38分配信 読売新聞

 新型インフルエンザの国産ワクチンについて、厚生労働省は16日、これまで2回接種としていた方針を見直し、優先接種対象者のうち13歳以上は、原則1回接種とすることを決めた。

 専門家らの意見交換会が同日開かれ、健康な成人に実施した臨床試験の結果、1回の接種で有効性が確認されたとする報告があり、合意に至った。

 厚労省は来週にも接種計画を見直す。対象者のうち、優先順位が低かったグループの接種スケジュールが前倒しになるほか、輸入ワクチンを使用することが前提だった中高生などの接種対象者にも国産ワクチンが使える見込み。

 国産ワクチンの臨床試験は、9月17日から国立病院機構で、20歳以上の健康な成人を対象に実施。通常量のワクチンを接種した96人中72人(75%)で新型インフルに対する免疫物質(抗体)が増加した。

 一方、副作用は接種者全体のうち45・9%に見られ、多くは局所の腫れや痛みだったが、ショック症状など重い副作用が2人に出た。

 1回接種となるのは医療従事者のほか、▽妊婦▽持病のある人▽1歳未満の乳児の保護者▽13歳以上の中高生▽65歳以上の高齢者。

 持病のある人で免疫力が低下している人などは、主治医らの判断で2回接種できる方向で検討している。13歳未満の小児は、通常の季節性インフルエンザワクチンと同様、2回接種を維持する。
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CDC10/6改定 インフルエンザに関する情報

2009-10-15 04:27:07 | 新型インフルエンザ
CDC(米国疾病管理センター)
新型インフルエンザについての推奨を改訂(10月6日)しました。

授乳に関しても改訂しておりまして、
母親がインフルエンザにかかっても母乳育児をすることができると書かれています
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yahoo翻訳サイトを使用して翻訳しました。

1. How should I feed my baby if I am sick?
私が病気であるならば、どのように、私は私の赤ちゃんに授乳しますか?


2. If you can, breastfeed.
可能ならば、授乳してください。


3. Breast milk is the perfect food for your baby.
母乳は、あなたの赤ちゃんの完全な食物です。


4. There are many ways that breastfeeding and breast milk protect your baby’s health.
甘やかすことと母乳があなたの赤ちゃんの健康を保護する多くの方法が、あります。

(翻訳エキサイト使用↓)
5. Babies who are breastfed get sick from infections like the flu less often and less severely than babies who are not breastfed.
母乳で育てられる赤ん坊は、母乳で育てられない赤ん坊より頻繁にそれほど厳しくインフルエンザのような感染力によって病気になりません。

6. Flu can be very serious in young babies.
インフルエンザは若い赤ん坊で非常に重大である場合があります。

(yahoo翻訳サイトを使用↓)
7. You do not have to stop breastfeeding if you have the flu, but you have to be careful to protect your baby from getting sick.
あなたが風邪にかかっているならば、あなたは授乳するのを止める必要はありません、しかし、あなたはあなたの赤ちゃんを病気になることから保護するように注意しなければなりません。

=授乳に関して気をつけること=


1. What can I do to protect my baby?
私は、私の赤ちゃんを保護するために、何をすることができますか?


2. Take everyday precautions such as washing your hands with plain soap and water before feeding your baby.
あなたの赤ちゃんに授乳する前に質素な石鹸と水であなたの手を洗うことのような日常的な予防措置をとってください。


3. If soap and water are not available, use an alcohol-based hand rub to clean your hands before feeding your baby.
石鹸と水が利用できないならば、あなたの赤ちゃんに授乳する前にあなたの手をきれいにするために、アルコールに基づく手マッサージを使ってください。


4. More tips on good health habits for preventing sickness from the flu virus can be found at this website:
病気に対して風邪ウイルスを妨げるための健康習慣のより多くのヒントは、このウェブサイトで見つかることができます:


5. http://www.cdc.gov/flu/protect/habits.htm. http://www.cdc.gov/flu/protect/habits.htm.


6. In addition, try not to cough or sneeze in the baby’s face while feeding your baby, or any other time you and your baby are close.
そのうえ、あなたの赤ちゃんに授乳している間、咳をしないか、赤ちゃんの顔でくしゃみをしないようにしようとしてください、さもなければ、他のどの時も、あなたとあなたの赤ちゃんは間近です。

(翻訳エキサイト使用↓)
7. If possible, only family members who are not sick should care for infants.
できれば、病気でない親族だけが幼児の面倒をみているべきです。


8. If you are sick and there is no one else to care for your baby, wear a facemask, if available and tolerable, and cover your mouth and nose with a tissue when coughing or sneezing.
あなたが病気の、そして、あなたの赤ちゃんを気にかける他の誰もいないならば、利用できて許容できるならば、マスクをつけてください、そして、咳をするか、くしゃみをするとき、あなたの口と鼻をティッシュでおおってください。


9. For more information, see the Interim Recommendations for Face mask and Respirator Use.
詳細は、FaceマスクとRespirator UseについてはInterim Recommendationsを見てください。


(下記は管理者斉藤の主観です)

 核家族のママがインフルになったとしたら、もし母乳を搾乳して、それをだれが四六時中赤ちゃんにあげるということは、現実的に不可能に近いです。
 そして、順調だったおっぱいもトラブルとなり赤ちゃんとママは共倒れになってしまう予感がします。
 産まれて順調におっぱいを飲み始めた赤ちゃんとママは、できるかぎり一緒で、互いが必要なチームなのです。

 しかし互いの病気の場合やいろいろな要因で、一緒にいられないことももちろんあります。このインフルも慎重に判断が必要なのでしょう。

 もし協力者がいてくれれば、通常は赤ちゃんと離れ協力者に見てもらい、授乳の時だけ一緒になりママはマスクと、手洗いなど行い、極端にいったら赤ちゃんとママの間に毛布など挟んで、極力距離を置くように努力しながらおっぱいを吸ってもらったらママは楽になります。
できれば、おっぱいの消毒も協力者にお願いできたらいいですね。
赤ちゃんとママの体調と安全を確保し、母乳のトラブルを極力軽減できる方法で、新型インフルを乗り越えられたらと願います。

私事ですが、実は3人目を産んだ5日後に帯状疱疹意なりました。覚悟を決め薬を飲み断乳しました。息子は哺乳瓶を上手に使えず泣くし、私のおっぱいは張り続け、シンクで搾り出し結局一睡もできない、まさしく地獄でした。そんな経験があり、今回のインフル対応の母乳に関してとても関心を持っています。






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上田市産院へ常勤産科医が着任!村田昌功医師(49)「県内外の即戦力の医師を集めたい!!」

2009-10-14 18:44:57 | 新聞記事
2009/10/15東信ジャーナル掲載記事⇒blog
上田市産院へ常勤産科医が着任!! 村田昌功医師(49)「県内外の即戦力の医師を集めたい!!」 

上田市は13日、上田市産院へ9日付で常勤産科医が着任したと発表した。
 着任したのは、村田昌功医師(49)。上田市には、全国自治体病院協議会を通して紹介があった。

 村田医師は、大阪府豊中市出身で秋田大大学院博士課程修了。同大医学部の文部教官(助手)として勤めた後、市立秋田総合病院・産婦人科医長や沖縄県立北部病院・産科部長として勤務した。前任地の沖縄県立北部病院では閉鎖していた産婦人科の立て直しに尽力し、2年間で閉鎖前の状態に回復させたという。
 産院では副院長として勤務するとともに、市の政策企画局医療政策参事として市産院の建て替え計画や地域医療政策へかかわる。村田医師は「医療の政策にもタッチできないか、効率的な医療資源の活用ができるような仕事に携われないかという条件で(全国自治体病院協議会に)問い合わせたところ、複数の自治体からオファーがあった。(上田市に)情熱を感じ、これ以上適した自治体、病院はないと判断した」とし、「5〜10年は医師不足の状態が続く。県内外の即戦力の医師を集めたい」と話した。
 母袋創一市長は「産院の医療体制を含めて地域周産期医療の問題はまだまだ多いが、村田先生の招へいで一筋の光明が射してきた。地域全体の医療の底上げ、充実に全力で取り組んでいきたい」と話した。
 村田医師の着任で市産院は常勤医2人、非常勤医2人、助産師は常勤4人、パート3人、看護師は常勤11人、パート2人の体制になった。


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ワクチン準備本格化 少ない情報に県内戸惑い

2009-10-14 15:54:44 | 新型インフルエンザ
信濃毎日新聞掲載記事 20091014 →web

全国で19日に始まる予定の新型インフルエンザのワクチン接種に向け、県内でも準備が本格化している。国が2日に接種スケジュールや供給計画などの基本方針を示してからあまり日がなく、接種の優先順位が高い医療従事者数などを取りまとめている県には問い合わせが殺到。11月以降に接種が始まる医療従事者以外の県民の関心も高く、質問を受ける医療機関には戸惑いも広がっている。
 国の基本方針決定を受け、県は8日、県内約1700の医療機関に接種希望数などの情報を寄せるよう要請。13日は担当の健康づくり支援課に、接種できる医療従事者の範囲や希望通りにワクチンが確保できるか-などの問い合わせが50件ほどあった。
 医療従事者分として長野県に割り当てられるワクチンは2万2700人分。希望が上回れば県が調整する。同課は「卸会社から医療機関にワクチンが届くまでの時間を考えると余裕はないが、目標に今のところ変更はない」とし、19日に接種を始められる見通しとする。
 一方、医療従事者以外への接種は「ワクチンの出荷計画を考慮すると、11月中旬になるのではないか」と同課。最初は、ぜんそくなどの基礎疾患(持病)がある人や妊婦など重症化の恐れがある人が対象だ。
 長野市保健所には、こうした人を中心に「いつ、どこの病院で接種できるか」などの問い合わせが1日20~30件寄せられているという。詳細な日程は見通せないため、「分かり次第、市のホームページで公表すると伝えている」。
 飯田市の病院事務局長は、報道されている以外にワクチン納入時期などの詳しい情報はないとし、「患者にはもう少し様子をみてくださいと伝えている」という。
 問い合わせが1日10件ほどあるという伊那市の内科医院院長は「厚生労働省は(接種計画作りが)後手に回っている」と指摘。小規模な医療機関は接種に備え早めに人員を手配する必要があるとし、「国は前倒しで情報を出してほしい」と求めた。

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長野放送スーパーニュース20091014 PM6:35放送
いつ?どこで?ワクチン接種のスケジュールは…
詳しい内容が放送されています。


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長野病院に研修医や指導医!! 信州大学と連携し安定医師派遣 上小医療圏22億4千万円 

2009-10-14 12:19:58 | お知らせ
東信ジャーナル 20091015掲載記事 →blog

県は13日、地域医療の課題解決に取り組む医療圏を国が支援する「地域医療再生事業」に、上小(坂城町を含む)と上伊那の2医療圏の再生計画を国へ提出することを決めた。上小医療圏は、平成21〜25年度の5年間で22・4億円の事業費を投じ、国立病院機構長野病院(上田市緑が丘)の機能回復や、周産期医療体制の整備を図る。
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 上小医療圏は、ハイリスク分娩を取り扱っていた長野病院が平成20年8月から分娩を休止しており、ハイリスク分娩は他医療圏に依存せざるを得ない状況が続いている。また2次救急医療機関(輪番病院など)の負担が増しており、患者の受け入れに支障が出ているとする。
 計画では、信大と連携して長野病院に研修医や指導医の受け入れ体制を整備し、産婦人科医や麻酔科医など安定的な医師派遣につなげる。
 救急医療体制では、平日夜間に内科系の軽症患者を受け入れる成人初期救急センターを整備。同センターは当面は長野病院の敷地内にある小児初期救急センターと併設し、25年度までに新たな施設を整備する方向で検討する。成人初期救急センターの受け入れ患者数は平成25年度は約1300人を目標に掲げている。
 周産期医療体制の確立では、上田市産院の移転新築の建設費や、東御市民病院の院内助産所の設備費に充てる費用などを盛り、25年度の圏域内の受け入れ分娩数を20年度比23%増の1900件、このうち長野病院の分娩再開でハイリスクは約200件を目標にする。
 上小医療圏の再生計画は、上田地域広域連合の5市町村や上田市、小県、歯科の各医師会などと策定した。
 同事業は、政権交代後の見直し対象の補正予算に含まれていたが、県によると、厚生労働省は「各都道府県2カ所の再生計画は予定通り進めたい」と説明しているが、政府の最終決定には至っていないとしている。


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新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針

2009-10-01 23:29:29 | 新型インフルエンザ
(平成21年10月1日)
新型インフルエンザワクチン接種の基本方針が決まりました。
首相官邸ホームページより新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針

新型インフルエンザ対策本部
新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針
1.目的
死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと及びそのために必要な医療を確保することを目的とする。

2.各事業実施主体の役割
(1)国は、新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン(以下「ワクチン」という。)の生産量に限りがある中で、臨時応急的かつ一元的にワクチンを確保するとともに、接種の優先順位を設定する。また、ワクチン接種を行う医療機関と委託契約を締結し、希望者に対してワクチンの接種を実施する。このように、今回の事業は、地方自治体との役割分担のもと、国が主体となって行うものである。
(2)都道府県は、国が示す標準的な実施時期等を参酌し、具体的な接種スケジュールを設定するとともに、医療機関の在庫状況等を把握して、ワクチンの円滑な流通を確保する。
(3)市町村は、ワクチン接種を行う医療機関(受託医療機関)を確保するとともに、住民に対し、接種時期、受託医療機関等を周知する。また、ワクチン接種に係る費用負担について、国及び都道府県による財政支援のもと、必要に応じ低所得者の負担軽減措置を講じる。
(4)受託医療機関は、国と委託契約を締結し、窓口で対象者の確認を行い、優先順位に従って希望者に対してワクチンを接種するとともに、市町村及び都道府県を通じて、必要な報告を行う。

3.優先的に接種する対象者
(1)当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われていく見通しであることから、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと及びそのために必要な医療を確保することという目的に照らし、

①インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む)
②妊婦及び基礎疾患を有する者(この中でも、1歳~小学校低学年に相当する年齢の者の接種を優先)
③1歳~小学校低学年に相当する年齢の者
④1歳未満の小児の保護者及び優先接種対象者のうち身体上の理由により予防接種が受けられない者の保護者等
の順に優先的に接種を開始する。
(2)さらに、小学校高学年、中学生、高校生に相当する年齢の者及び65歳以上の高齢者についても、優先的に接種する。
(3)なお、優先的に接種する者以外の者に対する接種については、優先的に接種する者への接種事業の状況等を踏まえ、対応することとする。

4.ワクチンの確保
(1)今後の感染の拡大やウイルスの変異等の可能性を踏まえると、上記の優先的に接種する者以外における重症例の発生があり得るため、健康危機管理の観点から、国内産に加えて、海外企業から緊急に輸入することを決定し、ワクチンを確保する。
(2)国は、3.の接種対象者に順次必要なワクチンを供給できるようにするため、今年度末までに、国内産ワクチン2,700万人分程度を確保するとともに、海外企業から5,000万人分程度を輸入することとし、既存の新型インフルエンザ対策予算を活用した上で予備費を使用し、これらのワクチンを購入する。
(3)輸入ワクチンの確保のため、今回の輸入ワクチンの使用等に伴い生じる健康被害等に関して製造販売業者に生じた損失等について国が補償することができるよう、速やかに立法措置を講じる。

5.接種の実施
(1)国は、受託医療機関との間で、予防接種に関する委託契約を締結する。
(2)受託医療機関は、国との委託契約に基づき、卸売業者からワクチンを購入し、優先接種順位に従い、優先接種対象者であることを確認のうえ、原則として予約制により接種を実施する。
(3)市町村は、都道府県と連携し、地域の実情に応じて、受託医療機関に要請し、保健センター、保健所等を活用して接種の機会を確保する。

6.費用負担
(1)今回のワクチンの接種については、その目的に照らし、国は、予防接種法の定期接種に準じて、受託医療機関を通じてワクチンの接種を受けた者又はその保護者から、実費相当額(ワクチン代、輸送費及び接種に要する費用。原則として全国一律の額)を徴収する。
(2)優先的に接種する者のうち低所得者の費用負担については、予防接種法の定期接種に準じて、市町村民税非課税世帯を念頭に、市町村がその費用を助成する措置を講じる。その際、当該措置に要する財源の1/2を国が、1/4を都道府県が補助する。

7.ワクチンの安全性及び有効性の確保と健康被害の救済
(1)今回、接種に用いようとするワクチンについては、今回の新型インフルエンザに対して初めて製造されたものであり、安全性や有効性に関しては十分に検証されていないことから、今後もデータの収集、分析を行うなど、十分に安全性や有効性の確保に努めるとともに、その安全性や有効性について、医療関係者、国民等に幅広く情報提供する。
(2)ワクチンによる重篤な副反応について、受託医療機関等からの報告など国が迅速に情報を把握するとともに、当該情報を専門家により評価する仕組みを構築し、速やかに対応する。
(3)今回のワクチン接種に伴い健康被害が生じた場合の救済については、現行の予防接種法に基づく季節性インフルエンザの定期接種に関する措置を踏まえて必要な救済措置を講じることができるよう検討を行い、速やかに立法措置を講じる。

8.広報
(1)国は、接種事業の趣旨、内容、ワクチンの安全性や有効性に関する知見等について周知する。
(2)都道府県は、新型インフルエンザについて既に設置している相談窓口等の充実を図る。
(3)市町村は、都道府県と連携し、住民に対し、接種が受けられる時期、受託医療機関等を周知する。

9.今後の検討等
(1)今回の新型インフルエンザワクチンに関しては、今後、新たな知見等が得られた段階で、適宜、これを見直していくものとする。
(2)国は、今回の臨時応急の対策を踏まえ、新型インフルエンザの予防接種の位置づけ等について専門的見地から検討を行い、その結果に基づき、必要に応じ立法措置を講ずる。
(3)国は、今後、国産ワクチンによりインフルエンザワクチンの供給が確保されるよう、国内生産体制の充実等を図るものとする。
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子育て情報調べてみよう 上田で母親向けネット活用講座

2009-10-01 18:47:51 | 新型インフルエンザ
信濃毎日新聞掲載記事 20090904

子育て情報調べてみよう 上田で母親向けネット活用講座

 上田市の上田創造館は3日、子どもの病気の症状や対処法などを、インターネットを活用して調べる
方法を学ぶ講座を開いた。乳幼児は、新型インフルエンザで重症化する事例も出ており、母親らの不安を軽減しようと初めて企画した。
 受講者は、便利だが情報が多過ぎて判断を難しくする面もあるネットの特性について説明を受け、信頼性のある子育て情報を掲載しているホームページを検索し、新型インフルエンザ対策や子育てに関する情報を調べた。参加した3歳の娘の母親(37)は「インターネットをうまく使い、子育てに活用したい」と話していた。
 講座は10月14日に2回目を開く。また、同館は講座を機に、ホームページに新型インフルエンザ情報の入手方法などを検索するページを作成。厚生労働省などのホームページヘのリンクを掲載した。
アドレスは上田創造館(http://www.area.ueda.nagano.jp/sozokan/)。講座などの問い合わせは同館(電話0268・23・1111)へ。



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新型」母が発症なら隔離を…新生児対応案 (読売記事)

2009-10-01 18:42:48 | 新型インフルエンザ
読売新聞 yomiuri online2009年9月23日より抜粋
「新型」母が発症なら隔離を…新生児対応案
 日本小児科学会(会長=横田俊平・横浜市立大教授)は23日、新型インフルエンザに感染すると重症化する可能性のある新生児に対する治療対応案を公表した。

 出産7日前から母親に症状があった場合、出産後はすぐ母子を1週間隔離し、搾った母乳を第三者が与えるよう推奨した。また、同学会は、小児患者のインフルエンザ脳症の治療指針の改訂版や急速に重症化する肺炎の診療戦略も発表した。

 新生児の対応案によると、母子間で飛沫感染しないように新生児を別の個室などに入れるのが望ましいが、それが無理な場合は1・5メートル以上の距離を置く。新生児の感染の可能性を考慮して他の新生児とも部屋を分ける。新生児が発症した場合は、タミフルを投与する。感染が疑われる母子が他の新生児に接触した場合は、その新生児の両親に十分な説明をし同意を求めたうえでタミフルを予防投与できるようにした。

 この日開かれた同学会緊急フォーラムでは、小児の重症例としてインフルエンザ脳症20例、重症化した肺炎14例が報告された。同学会は今後、全国3000医療機関から脳症や重症化する肺炎について情報収集し、有効な治療法などをさらに検討する方針。

(2009年9月23日20時47分 読売新聞)
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