2008/03/18信濃毎日新聞 朝刊東信版 掲載記事
地域医療をどうする 上田の国立長野病院、産科医3人に1人が引き揚げ
国立病院機構長野病院(上田市)に産科医を派遣していた昭和大(東京)は、今月一日付で一人を引
き揚げ、長野病院の産科は常勤医三人態勢となった。同大によると、残る三人の引き揚げ日程は未定。
長野病院は新規の出産受け付けを既に休止しており、三人態勢でも影響はないとしている。
昭和大病院の大槻克文・産婦人科医局長によると、引き揚げた医師は同大の関連病院に赴任した。
「長野病院の予約が入っている七月までの出産に支障がないようにする」と説明している。
昭和大は長野病院の産科医四人全員を派遣していたが、都内でも産科医が不足している状況などか
ら、段階的に引き揚げる方針を昨年十一月に示していた。
長野病院の進藤政臣院長は「昭和大やそのほかの大学などにも産科医派遣の要請を続けており、確保に努めたい」としている。
地域医療をどうする 上田の国立長野病院、産科医3人に1人が引き揚げ
国立病院機構長野病院(上田市)に産科医を派遣していた昭和大(東京)は、今月一日付で一人を引
き揚げ、長野病院の産科は常勤医三人態勢となった。同大によると、残る三人の引き揚げ日程は未定。
長野病院は新規の出産受け付けを既に休止しており、三人態勢でも影響はないとしている。
昭和大病院の大槻克文・産婦人科医局長によると、引き揚げた医師は同大の関連病院に赴任した。
「長野病院の予約が入っている七月までの出産に支障がないようにする」と説明している。
昭和大は長野病院の産科医四人全員を派遣していたが、都内でも産科医が不足している状況などか
ら、段階的に引き揚げる方針を昨年十一月に示していた。
長野病院の進藤政臣院長は「昭和大やそのほかの大学などにも産科医派遣の要請を続けており、確保に努めたい」としている。