お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

産む安心 守るには・・・

2006-05-28 21:48:59 | 新聞記事

<信濃毎日新聞 5月28日 朝刊(南信版)掲載記事より引用>


松川町で母親グループが産科医不足のシンポ
切実な意見 医師らと討論 


県内外で分娩を扱う病院や開業医が減少している問題で、下伊那赤十字病院(松川町)での分娩扱いの再開を求めている地元の母親らのグループ「心あるお産を求める会」が27日、「産む安心を求めて」と題したシンポジウムを松川町民体育館で開いた。同会主催のシンポは初めて。約200人が参加し、子どもを産む場を身近なところで存続するために何ができるか意見交換した。

パネリストとして招かれた信大医学部(松本市)の小西郁生教授は「出産は思われているほどリスクが低くない」と説明。その上で「産科医の絶対数が不足している現状では、少しの間辛抱してもらうことも必要になる」と理解を求めた。

多くの自然分娩を扱ってきた福岡県春日市の春日助産院の大牟田智子院長は「お産は心でするもの」と強調。「慣れ親しんだ環境で産むことにより、『守られている』という安心感が強くなる」と話した。

全体討論では、下伊那赤十字について、地元の母親が「分娩扱いを再開してもらうためにはどうしたらよいか」と質問。小西教授は「現時点では信大としても医師派遣は難しい。医師の数が増えるのを待ってほしい」と答えた。一方で、上田市産院の広瀬健副院長は「助産師たちが院内助産院を始めるという手もある」と答えた。

参加した母親たちからは「病院が混雑して、妊婦健診も長時間待たされる」「地域で産みたいという女性が多くいることを、もっと知ってほしい」といった切実な意見が多く出された。

松村道子会長は「私たちも勉強していくので、今後も支援してほしい」と参加者に協力を呼び掛けた。


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「お産」今後も情報交換

2006-05-21 16:31:54 | 新聞記事

<信濃毎日新聞 5月20日 朝刊(東北信版)掲載記事より引用>


「お産」今後も情報交換
母親の会 上田市側と懇談 


上田市産院の存続運動にかかわった母親たちでつくる
「POP UP MOM お産 育児ネットワーク」(鷲巣志保代表)は19日、
存続決定後初めての市側と懇談をした。
上田小県地域では今も出産できる医療機関は4ヶ所と限られ、
危険度の高い事例に対応する医療体制は十分でないのが現状。
今後も情報交換していくことを双方で確認した。
「『いいお産』を望み産院存続を求める母の会」が改称。
西部公民館で開いた懇談には母親7人と市産院、市健康推進課の
担当者が出席した。
鷲巣代表は「運動を通じ、良かったと思えるお産を子供たちにつなげていきたい、
という夢が生まれた」と説明。
県内外で産科の廃止・縮小が社会問題化している中、母親たちの願いが実現した
「上田の取り組みを全国が見守っている」とした。
市は産院存続を機に、妊娠中からの出産後にかけて危険度の高い母子をケアする
周産期医療の充実を掲げたが、具体的には見えていない。
鷲巣代表らは「よりよい環境づくりへ、母親たちの声を届けることで役立ちたい」
と強調。母袋創一市長が新規建設を公約した「保険福祉センターを」に市産院を
移設して周産期医療機能を加えられないかーとの提案もあった。




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「お産を守れ」母親ネット

2006-05-15 09:32:16 | 新聞記事
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<朝日新聞 5月15日 朝刊掲載記事より引用>


まず横浜で大会 署名集め産院存続の例も


産科医不足で各地の病院で産科休診が相次ぐなか、母親たちが出産する場所を守るために声をあげ始めた。14日、横浜市で母親と医師らが合同で「どうする?日本のお産」ディスカッション大会を開催。亜希までに東北や関西など全国5カ所で大会を開いて母親たちのネットワークをつくり、女性が安心してお産するために「自分に何ができるか」を探る。

この日の大会には、首都圏を中心に仙台市や福岡市からも母親、産科医や助産師94人が参加。「医師と助産師はなぜうまく連携できないのか」「スタッフ不足で納得できるケアができない」といった問題点を出し合い、「院内助産所を設置」「出産の際は医師を指名制に」などの具体策が提案された。

議論のきっかけに、長野県上田市の母親たちの活動が紹介された。

上田市産院は昨年秋、産科医が1人減るため、廃止されそうになった。産院で出産した母親たちは会を結成し、約3週間で8万人、最終的に9万人の署名を県内外から集め、存続を訴えた。市長が医師確保に動き、今年1月、同県諏訪市の産科医が公募に応じ、存続が決まった。「いいお産はいい子育ての出発点。それを守りたい」。それが上田市の母親たちの思いだった。

その動きをみて、同県安曇野市の母親たちも立ち上がった。中核病院である安曇野赤十字病院の産科が4月から休診したからだ。

医師や医療関係者を交えた意見交換会を開き、正常なお産は助産師が引き受ける仕組みづくりを提案。同病院の荻原院長は「院内の助産師で柔軟な対応を検討したい」と方針を変えた。

ディスカッション大会企画者の1人で母親でもある早乙女智子さんは「安全か快適か、医師と産む側は対立しがち。安全も快適も求めて、母の声も聞かないといけない」と言う。

3児の母で大会の発案者、熊手麻紀子さん(37)は「いろんな立場の意見を聞くなかで、私にできることがあるかも、と気づく。まずはそこから始めたい」。

大会は6月に仙台市と埼玉県、7月に京都市、11月に高知県、長野県で順次開く。国や学会にも声を届ける予定だ。
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「いいお産」へ語り合い

2006-05-01 22:36:08 | 新聞記事
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<信濃毎日新聞 5月1日朝刊(東信版)掲載記事より引用>


上田 母の会、初の勉強会


上田市産院の存続運動を担った母親らでつくる「いいお産を求める母の会」(鷲巣志保代表)は30日、初の勉強会を市中央公民館で開いた。自らのお産の体験を語り合うことから、出産を取り巻く社会環境を考えようと企画。助産師らを含め約50人が参加した。

「安曇野いいお産を作る母の会」代表の亀井智泉さん=安曇野市=は、最初の子が脳死状態で生まれた際、陣痛促進剤使用や吸引が十分な説明がなく行われたことへの不信感を説明。4人目の出産時、別の医師から「(自然に生まれるまで)いくらでも待ちましょうと言ってもらえ、ようやく傷が癒えた」と話した。

2人目を自宅で出産した山本由紀さん=上田市=は、その充実感を強調。「病院は、病院でしかお産ができないリスクのある人が気持ちよく出産できる場であってほしい」とし、「お産っていいよ、と次世代に伝えていきたい」と述べた。

出産情報をインターネットなどで提供する団体「REBORN(リボーン)」スタッフの熊手麻紀子さん=横浜市=は「母親たちが無理して(知識を)勉強する必要はないのではないか。(お産を通じて)人間になることを学べばいいのだと思う」と話した。
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