鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

冤罪

2005年07月15日 | Weblog
普通の人は、警察に捕まったやつはすべて犯罪者、と思っているようですが、実はそうではないケースもちらほらと。。。

 下記ニュースの件では容疑者が一度自白しているので、もし真犯人が見つからなかったらそのまま送検されて裁判では有罪になったことでしょう。
 以前にも愛媛県で同じようなことがありましたが、警察は目星をつけた人間を逮捕した場合、意地になって自白を強制するようです。

 しかし、容疑者の取調べ中に殴る蹴るの暴行を働くなんてのは「西部警察」や「危ない刑事」の世界だけではないんですねぇ。

もし善良な一般市民が無実の罪で警察に捕まった場合、たとえ何もしていなくても三日で自白してしまうそうです(弁護士談)。
万一そのような状況に陥った場合には余計なことをしゃべらずに「当番弁護士を呼んで下さい」と言って下さい。


ところで、「虎姫署」ってのも怖そうな名前ですね(笑)


誤認逮捕の男性、調べで暴行も受ける 警部補を書類送検
2005年07月15日00時10分

 滋賀県警虎姫署の捜査員が窃盗容疑で逮捕した男性(37)を取り調べる際、足をけるなどの暴行を加えていたとして、県警は14日、同署刑事課の山本誠警部補(33)を特別公務員暴行陵虐容疑で大津地検へ書類送検した。取り調べ後、この男性は事件に無関係なことが判明し、同署は先月9日、誤認逮捕だったことを公表している。

 県警は14日付で山本警部補を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にした。同署の和智義明署長ら3人も監督責任が問われ、本部長注意などとなった。

 調べでは、山本警部補は6月3日午後11時ごろ、虎姫署の取調室で、男性がかぶっていた帽子で頭をたたき、胸ぐらをつかんだうえ、右足を2回けった疑い。山本警部補は「男性が視線を合わせず、にやけた態度に思われたので、馬鹿にされたと思ってやった」と供述しているという。

 県警の説明では、暴行の後、窃盗事件の容疑者を撮影したビデオ映像の写真を見せたところ、男性が犯行を認めたため逮捕した。しかし、その後、証拠品に残された指紋から、住所不定の無職の男(53)の関与が明らかになり、同署は同月9日この男を逮捕し、誤認逮捕について謝罪した。

 西山栄一・首席監察官は「男性におわび申し上げるとともに、県民の信頼を著しく損なったことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。一方で男性が一時犯行を認めたとされる点については「暴行があったから自供したのではない、と男性から聞いている」と因果関係を否定した。