鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

消費電力の測定

2006年08月16日 | Weblog
7月の初め頃の新聞の記事(たしか日曜版だった)に、家電製品の消費電力を実際に測定したという記事があった。
 以前勤務していた会社で家電製品(特にエアコン)の消費電力測定は嫌になるほどやったことがあるので、少々興味を引いたため読んでみた。

 冷蔵庫やエアコン、ビデオやテレビ等に測定器をつけて実測した結果について書かれており、冷蔵庫はカタログ値よりかなり高いことが分かったとのこと。

 特に興味を持ったのは、どのようにして消費電力を測定したのか?ということだった。以前仕事で測定した際には、電力量計(家の外についている電気メーターと同じもの)をつけたり、電子式の計量器をつけたり、分電盤の電線にクランプメーターをつけてデータロガーにつないで記録したりと、かなり面倒かつ費用のかかることをやっていた。
 ところがその新聞記事では、コンセントと電気機器のプラグの間にかませる小さな測定器をつけるだけで消費電力量(kWh)とコスト(円)が分かるとのこと。値段も3000円台と格安らしい。

 で、いろいろと検索をして、その製品を見つけたので注文した。

 商品名は「エコワット」。なんとAmazonで売っていた。値段は3000円弱。送られてくるまで1ヶ月くらいかかった。新聞に出たので注文が殺到して品薄になったのかもしれない。

 まずは、以前から気になっていたADSLモデムの消費電力を測定してみた。yahooBBのADSLモデムなのだが、24時間つけっぱなしな上に結構な熱を発しているので電気を食っているのでは?と疑問を持っていたため。
 測定した結果は・・・思ったより電気を使っていなかった。24時間で0.2kWhくらいであり、一ヶ月では6kWh(150円くらい)にしかならない。これならまあ許せる範囲。


 次に居間のエアコンを測定してみた。最近のエアコンは様々な省エネ技術の採用によって10年前のエアコンの半分くらいしか電気を使わなくなっているらしい。
 測定したのは蒸し暑い夜で、寒くないくらいの温度設定で一晩エアコンをつけっ放しにした(夜10時~朝8時までの10時間)。
結果は、消費電力2kWhくらい(電気代にすると50円程度)で、平均で0.2kWの能力(エアコンの能力としてはCOPをかけて0.8kWくらいか)で動いていたことになる。測定したインバータエアコンの最低消費電力は0.15kW なので、ほぼ下限の出力で連続して動いていたということか。
 もちろん、暑い日の昼間につけたらもっと消費電力は増えるかもしれない。今度昼間の消費電力も測定してみようと思っている。

 そのほかに今後測定予定のものとしては、
・ヘアドライヤー
・アイロン
・パソコン
・冷蔵庫
・電子ピアノ
などを考えている。