鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

馬鹿丁寧症候群

2005年09月28日 | Weblog
またまた言葉遣いネタです。


ビジネスの場において敬語を使いこなすことは、社会人として必須の要件である。が、、、、
最近、ビジネス上の敬語で違和感を覚えることが多くなってきた。たとえば以下のような会話。

「御社の親会社である○○自動車さんとのお付き合いについても配慮しまして、今回のご提案につきましては精一杯頑張った形で出させて頂きました」

問題点:

1. 「○○自動車さん」

2. 出させて頂きました

1. について
 法人名には「さん」はつけない。最近よく聞く言葉遣いだが、会社名をそのまま呼ぶだけでは乱暴だと思われるのが嫌なのか?

2.について
 「~させて頂く」という言葉もよく聞くようになったが、これは相手を崇め奉った上で過剰に謙遜した形の物言い。なぜ「お出ししました」ではいけないのか?
(googleで「~させて頂く」と入力すると、たくさんの企業のサイトが出てくる。サマリーを続けて見るとものすごく違和感があると思う)

以前ここで書いた天丼屋での店員の会話と同じく、「とりあえず丁寧な言葉を使っていれば文句は来ないだろう」というTPOをわきまえない敬語使いが広がっているのかもしれない。

参考

マンションその後

2005年09月26日 | Weblog
先日、マンションのモデルルームに再度行ってきた。

1.ワールドシティタワーズ(港区港南)
 今回、海側の建物が売り出されたため価格を確認する意味で訪問。価格はかなり高め。レインボーブリッジを見通せる中層階以上の3LDKでは6500万を超えている。
 とても買えそうにないので、品川を見渡せる西側について聞いてみたが、売れ残りの部屋がいくつかあるものの希望に合致する部屋はなかった。

 その後、営業担当の人と建設現場に行ってみた。海側の南側の棟は既に完成しており、現在は海側北側と西側の棟を建設中。運河沿いにボードウォークが作られる予定のところにも行ってみたが、天王洲アイルと同じような感じになるらしい。
 その後、現地から天王洲アイルに歩いていき、第一ホテルの27階から現地を見た(写真左端に写っているのが物件)。周辺に建物がないので、中層階以上ではどの棟でも見晴らしはよさそう。
 道路をはさんで品川側にある東京海洋大学の周辺も歩道が整備されており、思ったより周辺環境は良い。あとは、すぐ近くを通るモノレールと首都高の存在をどう見るか。


2. ザ・トウキョウ・タワーズ(中央区勝どき)
 今回、海側の棟の最終期販売ということで行ってきた。これまでは大人気で即日完売が続いており、今回もすべての部屋が登録されそうな勢い。
 ただ、今回売り出されている部屋には希望する条件に合う部屋がなく、見送ることになった。
 この物件は相場より安いというイメージがあるが、眺望と日当たりの良い部屋はそれ相応に高値がついている。安い部屋というのは何らかの妥協が必要な部屋ということになる。

 また、モデルルーム見学後に現地周辺を歩いてみた。小学校までは徒歩で6,7分くらいの距離。広い歩道が整備されているため安全面では良いのだが、倉庫街ということで雰囲気が良いとはいえない(特に問題があるわけではないが、積極的に良いと評価出来るような街並みではない)。
 小学校は校庭が狭い。これは、都心部の小学校はどこでも同じか。周辺にある都営住宅に住んでいる人たちのための小学校なのだろうが、いきなり2000世帯の特大マンションが建って、押しかける生徒たちを入れるだけの校舎があるのか若干心配。
 小学校の横には公園があり、テニスコートやサッカーグラウンド、バーベキューコーナーがある。


3.MMタワーズフォレシス(横浜みなとみらい)

 この物件はR棟とL棟のツインタワーでR棟は既に完売している。今回2棟目のL棟が売り出されるということで見学&工事現地見学会に行ってきた。
 もともと眺望はあまり期待出来ない物件だが、価格的には買えそうな部屋がいくつか見つかった。隣のブリリアとどちらが良いか悩みどころ。ブリリアは高層階だが若干狭め、フォレシスは中層階だが広め。

 現地見学会では、工事現場にバスで入って施工中の現場を見ることが出来た。その後建設事務所の中に入りゼネコン(鹿島)の担当者からの説明&質疑応答があった。以前から気になっていた免震に関する疑問が解けた。また、品質管理には非常に気を使っている印象を受けた。


4.物件の決定

 今回の一連の見学で、購入候補となる物件を3つに絞り込んだ。
 ①MMTフォレシス(MMTF)
 ②ブリリアグランデみなとみらい(BGM)
 ③ワールドシティタワーズ(WCT)
上記以外については条件が合わずに却下。並んでいる順番は買いたい順番。

ところで、マンションの購入のスケジュールは一般には以下のようになっている
 ①第一期モデルルーム&間取り公開
 ②要望書提出(どの部屋を買いたいかをデベロッパーに出し、それをもとに売り出す部屋&価格が決まる。大規模マンションの場合、数回に分けて販売するのが一般的)
 ③登録(買いたい部屋を申し込む)
 ④抽選(公庫優良分譲物件は、複数の申し込みがあった場合には抽選を行う必要がある。今回の物件はすべて公庫優良分譲物件)
 ⑤契約(物件の購入契約書の取り交わし)

 今回候補となっている3つを自由に選べれば良いのだがそうもいかない。3物件の売り出し時期が異なっているため、一番買いたい物件が外れたらその次に申し込み、ということは出来ない。売り出される順番はBGM→MMTF→WCTの順番なので、先に抽選のあるBGMを申し込んで抽選に当たると、それで決まってしまう。よって、BGMも候補から外れてしまうことになる。。。

今後、MMTFに申し込んで当選したらそこで終わり。落選した場合、MMTFの次の販売に申し込むかWCTの販売を待つことになる。

車の安全(ワゴン車)

2005年09月13日 | Weblog
また高速道路でワゴン車が横転事故を起こしている。

 この事故の場合は、居眠りトラック?から追突されての事故なのでワゴン車のドライバー側には責任はないのかもしれない。
 しかし、ぶつけられた車がワゴン車ではなくてセダンで、全員がシートベルトをしていればこのような死亡事故にはならなかったかもしれない。

ここでの問題は、(ぶつけたトラックのことは置いといて・・・)
1)ワゴン車は横転しやすい
2)横転した車からは車外に投げ出されやすい

という2点。

まずは1)について。

 私も背の高いミニバンに乗っているので分かるが、正直に言うと高速の運転は怖い。
 車幅よりも車高が高いので安定性が悪く、何かあったら横転するのでは?という不安が常にある。
 最近は車の衝突安全性は向上しているようだが、背の高い車の横転事故についてもそろそろ対策を取るべきではないだろうか?
 たとえば、時速80kmで走行中、どのような急ハンドル操作をしても決して横転しないようにするとか。あるいは、車幅と車高の比率を一定以下に抑制したり、車体の重心位置を一定の高さ以上にしてはならないとの規定を作ったり。
 事故を防止するためには車を作る側や車両基準を制定する側にもまだまだやるべきことがあるような気がする。

2)について
この解決策は簡単で、少なくとも高速道路では必ず乗車する全員がシートベルトを締めるように法律を改正すれば済む話。確かドイツでは乗車する全員がシートベルトをしなければならない規定になっていたと思う。
 これだけ高速道路での車外投げ出され事故が起きているのに、なぜ規制されないのだろうか?
 個人的に邪推すると、偉い官僚や議員の先生たちは、黒塗り車の後席に乗る時にシートベルトなどはしたくないから?なんて思ったりする。こんなしょーもない疑念が出ないように早急に(高速だけでも)シートベルト規制をしてもらいたいもんです。

p.s.
もちろん、うちの車では一般道を含めて車に乗る全員にシートベルトをさせます。
横転して車外に投げ出されて車に踏み潰されて天国で後悔しても遅いですから。

万博帰りのワゴン車追突され横転、小2死亡 名神高速
2005年09月11日12時28分

 11日午前2時15分ごろ、大阪府高槻市上土室6丁目の名神高速道路下り線で、5人乗りのワゴン車がトラックに追突され、弾みで隣の車線の乗用車に衝突して横転した。ワゴン車の後部座席に乗っていた兵庫県西宮市枝川町、小学2年生西前嘉大郎さん(7)が頭部を強打して死亡、母親の珠美さん(39)らワゴン車と乗用車の計9人が重軽傷を負った。府警は、トラックの運転手を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて捜査している。

 高速道路交通警察隊によると、トラックの運転手は同府高槻市日吉台二番町の川瀬圭容疑者(34)。珠美さんは嘉大郎さんを連れ、勤め先の福祉施設の同僚3人と愛知万博(愛・地球博)に行った帰りだった。

 調べでは、現場は片側3車線の直線道路。ワゴン車は中央の車線を走行中に川瀬容疑者のトラックに追突され、追い越し車線を走っていた5人乗りの乗用車の左側面にぶつかった後、横転した。嘉大郎さんと珠美さんが車外に投げ出され、珠美さんは頭部に重傷を負った。ワゴン車を運転していた女性(33)ら珠美さんの同僚3人と乗用車の5人は軽傷。

 川瀬容疑者は「気づいた時はぶつかっていた」と供述しており、高速隊は同容疑者が前方をよく見ていなかった疑いがあるとみている。


2005年09月12日 | Weblog
ひさしぶりに株の話題を
(といっても、最近はほとんど株ネタ書いていないんですが・・・)

現在保有中の銘柄は
2914 JT(東証一部)1単位(160万)
2725 ITX(ヘラクレス)2単位(平均買単価25.5万)

これだけです。

JTは、じわじわと上昇するタイプで、下値不安もないが急騰もない。
もう少しの間ホールドする予定。

一方のITXですが、これは元々日商岩井から分離独立した会社。現在はオリンパスが大株主らしい。
業務内容を評価して買ったわけではなく、単にチャートのパターンが良かったので。

日足、週足ともに特に不安感はない。日足では、一目均衡の雲を抜けて、本格的な上昇トレンド入り。
もうしばらくホールドして、前回高値の30万狙い。


p.s.

今日はNTTデータ(9613)が暴騰しているようだが、やっぱり郵政民営化に伴うシステム更新受注期待なのだろうか?



ドイツ製品

2005年09月08日 | Weblog
最近、電気シェーバーを買い換えた。
今まで使っていた松○製のものを落として、刃をへこませたため。
前にも一度同じように落として刃を買い換えたことがあるが、外内刃両方で3000円もしたので今回は丸ごと買い換えることにした(本体と充電器で5000円しないのに、なんで替刃だけで3000円もするのか???)。

ところでこの松○製のシェーバー、非常に不満のある製品だった。
二枚刃タイプのものだったが、一度ではひげがそれず同じどころを何度も往復しないといけない。その上、一日ひげをそらないでおくと、その次の日にはもうだめ。ある程度以上(たった2日分でも)ひげが伸びるとうまくそれない。これは刃を替えた直後でもそうだった。

今回買い換えるに当たっては、ブラウンのものと決めていた。なぜかというと、旅行用に買った電池式の安いシェーバー(1800円くらい)が非常によかったため。一枚刃だが、普段使っている松○のものとは違い、一度の往復でほぼ完璧に剃れるのには驚いた。

そこで今回もブラウンを指名買いした。とはいってもテレビで宣伝しているようなアルコール洗浄+自動乾燥のようなものはいらないので、普通の水洗いタイプにした。その中でもかなり安めの機種を買ってみた。たったの4300円。

使ってみた感想は、、、買って正解、だった。

前の松○製とは大違い。松下製より安いのに松○製の何倍もよく剃れる。同じところを何度も往復して剃る必要がない。

この手の機械物(駆動は電気だが、髭剃りという点では機械物)に関しては、ゲルマンに一目の長があるということか?
そういえば、使っていると30秒くらいで刃の部分が熱くなってくる。多分、内刃と外刃の密着度が高いことによる摩擦熱だと思うが、もしかしたら刃の寿命が国産品より短いかもしれない。
短いといえば、ドイツ車のブレーキパッドも寿命は短い(そうだ。自分では持っていないので知らないが)。国産車の場合では普通に運転していると5年に一度くらいしかパッドは換えないが、ドイツ車はブレーキ性能を上げるためパッドもローターも削れやすい材料を使っていると聞いたような気がする。

要するに、機械に対する要求性能というか設計の視点が違うということなのかも。

p.s.
私が買ったブラウン製品は、よくみたらAssembled in Chinaでした・・・

飛行機に乗りすぎるとガンになる!?

2005年09月01日 | Weblog
以前からなんとなく気になっていた、航空機搭乗時の放射線被曝ですが、とうとう行政が動き出すようだ。

年間3~4ミリシーベルトという被曝線量は、胸部X線間接撮影(健康診断で行うあれです)の10倍に該当する。
ちなみに、胃のX線動画撮影(バリウム飲んで台の上でぐるぐる回されるやつ)は、一回当たり4ミリシーベルト。

ただし、被曝量はX線撮影装置によってかなり違うらしい。最新型の装置では0.6ミリシーベルトしか被曝しないものもある。健康診断を受ける際は、被曝量がどの程度か聞いて、少ないところ=最新の機器が入っているところを選ぶのもいいかもしれない。もちろん、内視鏡検査の方が被曝もなくて良いのですが。

断層写真を撮るためのX線CTの場合、一回で10ミリシーベルトもの放射線被曝がある。


ところで宇宙線といえば、スペースシャトル国際宇宙ステーションの搭乗員がどうなるのかも気になりますが、結構すごい量を浴びるようです。
宇宙ステーションに一日滞在すると1ミリシーベルト、太陽フレアが起きたりすると1日で20~40ミリシーベルトも被曝する。恐ろしい・・・

http://www.nasda.go.jp/press/1999/03/radiat_990303a_02_j.html



http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY200508290248.html
航空乗務員の被曝、宇宙線対策に指針 文科省が作成へ
2005年08月29日16時35分
 宇宙線の被曝(ひばく)による航空機の乗務員への健康影響を防ぐため、文部科学省は、航空会社に健康管理を促す指針を作成することを決めた。避けるべき被曝線量の目標値を設定し、社員教育の必要性なども盛り込む。欧米主要国では法律や指針による航空乗務員の被曝規制があるが、日本にはなかった。9月に開く作業部会で細部を詰め、年度内にまとめる。
 航空機の乗務員は、中性子などの宇宙線に長時間さらされるため、地上の勤務に比べて被曝量が増える。宇宙線との因果関係は不明だが、欧米では皮膚がんや乳がんの発生率が、航空乗務員で高いとの報告もある。
 航空機に年1000時間搭乗した場合は推定5~6ミリシーベルト、平均的な800時間程度の搭乗でも3~4ミリシーベルトの被曝量になる。国際放射線防護委員会(ICRP)の基準では、被曝量が年間1ミリシーベルトを超える場合、何らかの対応が必要としている。
 文科省は昨年7月から専門家による議論を重ねて、指針による健康管理が必要と判断した。目標値のほかに被曝量の推計方法、被曝量を減らす手法、被曝影響の実態、教育訓練の必要性などを指針に盛り込む考えだ。
 ICRPは90年に宇宙線による被曝を「職業被曝」と位置づけるよう勧告した。国内では日本航空で約1万1000人、全日空で約6000人の乗務員が勤務しており、日本乗員組合連絡会議などの関係団体が90年代から国に繰り返し、対策を求めていた。