鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

Flash!

2006年04月28日 | Weblog
商品を宣伝するためのWebサイト(ホームページ)には、Flashを多用したものがある。

KDDIのビジネス向け携帯に関するバナー広告があったので押してみたら・・・


はっきり言って「うっとうしい」。画面がチカチカと動いて、迅速に欲しい情報を得ることの邪魔をしているようにしか思えない。
フラッシュ多用といえば、分譲マンションのWebサイトも同じくフラッシュ満開のところがほとんど。
たとえば、これとか、これとか、これとか・・・

全く、余計なこけおどしは止めて欲しいものだと思うのは私だけ?

ところで、マクロメディア(フラッシュの開発元の会社名)のフラッシュの説明サイトを見たら、こんなことが書いてあった。カタカナ言葉ばかりで何をいいたいのかよく分からない(笑
      ↓
Macromedia Flash Playerは、あらゆる主要プラットフォームとWebブラウザに一貫したインタラクティブコンテンツ、アプリケーションを提供することができる、表現力豊かでユビキタスなランタイム環境です。さまざまなメディアタイプと高度なインタラクティビティや合成機能を統合して、シームレスな体験を実現できます。

目のつけどころが・・・

2006年04月20日 | Weblog
読売新聞の記事から。

シャープが35歳の従業員に限って500円の賃上げをしたというニュース。

 こんなことをする経営側に笑ってしまうが、それ以上に気になったのは組合側のコメント。


>同社の労働組合は「目標をクリアし、ストライキを回避するための苦肉の策だった」と話している。

???
これって経営側のコメントのような気が・・・

組合が何を考えているのか分からないが、もしかしたらこんなことかもしれない。

「目標をクリアしないと組合の体面が保てないが会社は賃上げを許さないだろう」
「とはいっても、ストをしたら面倒なことになる」
「だったら、会社として出費が最小限になる35歳だけ昇給にすれば会社もうんと言うだろう」

 労働組合は従業員の福利厚生向上のためにあるものかと思っていたが、この会社の組合は「組合という組織」のために活動しているのかもしれない。


シャープな賃上げ!?モデル賃金の35歳だけ500円
 今年の春闘の労使交渉で、「35歳500円」の賃上げ(賃金改善)とされたシャープ(大阪市)の妥結内容が、35歳の社員だけに限られたものだったことが19日、わかった。

 35歳をモデルに、他の年代の賃上げ額を決めるのが通例だが、モデル年齢の組合員だけが賃上げされ、他の年齢は賃上げゼロという極めて異例の内容。同社の労働組合は「目標をクリアし、ストライキを回避するための苦肉の策だった」と話している。

 シャープについては、会社側が3月15日、「2006年4月1日現在の年齢が35歳の者に限り、500円を加算」と回答。一部組合員から批判もあったが、3月末の労使交渉で合意した。同社は「要求に応えられる環境でなく、組合側と交渉した結果」と説明。同労組も「激化する競争で生き残るには、労組としても理解が必要と考えた」としている。賃上げ対象者は、組合員2万5000人のうち、1100人だった。

 電機連合は「配分は各組合に任せているが、35歳だけピンポイントの配分というのは聞いたことがなく、波及する恐れもある」と困惑している。

 ◆薄型TV人気業績は好調◆

 シャープは、薄型液晶テレビなどの人気により、2005年4~12月期の連結決算で、売上高は前年同期比8・4%増の2兆672億円と、業績は好調。一時金は、5・4か月分の要求に対し、回答は5・25か月分と高水準だった。

(2006年4月20日3時2分 読売新聞)

住宅ローン

2006年04月18日 | Weblog
◆金利
 景気の回復を受けて金利が上昇している。特に、住宅購入に関係のある住宅ローンの金利も急上昇している。

 住宅金融公庫の金利は、ここ3ヶ月の間に3.2%から3.5%と0.3ポイントも上昇した。4000万を30年借り入れで計算した場合、総支払額は250万以上増加してしまう。

 マンションの場合、購入申し込みをしても実際の入居は1年~2年後になってしまうため、銀行ローンを使う場合は資金計画が立ちづらくなっている。銀行ローンや証券化ローン(フラット35)の金利は、実行時(≒入居時)の金利が適用されるため、今の金利で返済計画を立てても入居時の金利が上がっていれば返済が苦しくなってしまう。

 住宅金融公庫の場合だと申し込み時の金利が適用されるためこのような問題はないが、金利は銀行ローンより高い。現在の水準を見ると、銀行ローンや証券化ローンは3%、公庫は3.5%と0.5ポイントの開きがある。

 結局、公庫金利の水準で返済が十分可能であるということを確認した上でマンションの購入契約と同時に公庫を申し込み、入居時の銀行ローン金利と比較してどのローンを使うかを選択する、という手段を取ることになる(公庫に申し込んでいても借り入れする権利は放棄することが出来る)。

 いずれにしても、金利の上昇は住宅購入者にとっては痛い。戸建てや竣工済物件なら入居までの期間が短いのでそのあたりのリスクは小さくなるのだが。


◆ローンのタイプの選択
 住宅ローンを選ぶ場合、公庫だと長期固定金利1本だが、銀行ローンの場合には短期固定金利(固定期間終了後はその時点での金利で再度同じ期間の固定金利となる。)や変動金利を選択出来る。

 どのタイプのローンを選択するかは、当人のリスク許容度によって変わってくる。一般には、リスク許容度が高い場合(=ローンの支払いが増えてもびくともしない程度の収入がある場合)にはリスクを取って変動金利ローンを主体に、そうでない場合(=ローンの支払いが予定より増えた場合家計が苦しくなる場合)には固定金利で借りるのが良いと言われている。

 ところで、投資の場合にはポートフォリオ理論というものがある。預金、債券、株式等の種類の異なる金融資産を複数保有することにより、リスクとリターンの関係が最適な組み合わせが決まるというもの。
 これは数学的に最適な投資比率を求められるものであり、単に複数のものを保有するということを意味するものではない。この理論を借り入れにも適用して、固定金利と変動金利(借り入れ年数のファクターも組み合わせて)の最適な組み合わせを求められるような気がするのだが、どうだろうか?どなたか詳しい方がいたら教えてください。