自転車を買ってから3ヶ月程度経って慣れてきたので、やっとビンディングペダルをつけた。
靴はシマノのSH-R087で、港北のスポーツデポでサイズを試して買った(定価だった。13650円)
ペダルもシマノで、PD-5700 SPD-SLというモデル。(サイクルベースあさひの通販で購入。6500円くらい)
上の写真はペダルの様子。靴を固定するロック機構が後ろにあって重いため、フリーの状態ではこのようにペダルは上を向いている。
ペダルの取り付けは自分でやった。
元々ついていたフラットペダルを外して、このペダルをつけるだけ。
取り付けのための工具はペダルレンチが必要と書いてあったのだが、100円ショップで15mmのレンチを買ってきて、これで問題なく作業ができた。
下の写真は、ペダルにシューズをつけてみたところ。
靴の重心がペダルより後ろにあるので、ブラーンとひっくり返っているが、黄色いクリート(爪)がペダルに嵌っている様子が分かる。
使ってみた感想だが、これまでは「踏む」だけだったペダルを「回せる」ようになった。
ビンディングペダルをつけると、右のペダルを踏んでいる時には左のペダルを持ち上げて左右の足でパワーをかけることが出来る。
ただし、左右の足で同時にペダルを回せるからと言って2倍のパワーがかけられるかというとそういうものでもない。
瞬間的なパワーは普通のペダルの時よりかけることが出来るのだが(平地でも瞬間最高速であれば50km/h以上は出せる)、2倍のパワーを出せば2倍疲れるわけで、ペダルを変えるだけで速くなるような魔法の道具ではないことが分かった。
ただし、一度靴をセットすればペダルと靴の位置関係を気にする必要がないので、その点は非常に楽になった。
ビンディングは、カカトを外方向に捻ることで外れる。
信号で止まる時には当然ながら左の靴を外して止まり、動き出す際にはまたビンディングを装着する。
信号の多い市街地で走る際には面倒だが、信号のない多摩川サイクリングロードを走る分には問題ない。
また、ビンディングというと「立ちゴケ」が問題だと言われているが、今のところまだ一度もコケてはいない。
(走っている時には「今ビンディングをつけている」といつも気にしながら走るようにしている)