鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

電気料金

2012年02月26日 | Weblog
日本のほとんどの原発が停止している。

その結果、原発が担っていた発電容量の分を他の発電設備で賄う必要があるため、火力発電がフル稼働している。
火力発電は燃料を燃やさないといけないので、その分の燃料代が余計にかかる。

結果として電気の発電コストが上がり、産業用で2割弱、家庭用で1割も電気代が上がると言われている(東電管内)。


この話を聞いて、「火力発電は原発よりもコストがかかる」と勘違いしている人もいるかもしれない。

実は、原発と最新のLNG火力は、発電コストはほぼ同じレベルにある。
なので、原発をなくして火力発電にしても本質的には電気料金は上がらない。

電気料金は、
(発電所の建設・維持コスト)+(発電に必要な燃料費)で決まっている。

原発の場合には(発電所の建設・維持コスト)>>(発電に必要な燃料費)
火力では(発電所の建設・維持コスト)<(発電に必要な燃料費)
となっている。
同じ規模の発電所を作る場合には、原発は火力の3倍くらいのコストがかかるが、燃料費は安く済む。すなわち、原発の電気のコストは、そのほとんどが発電所コストの減価償却費と維持運営コストということになる。

原発を止めても原発の原価償却費は消えてなくなるものではないので、今の電気代値上げの理由は(原発は発電していないのに)原発の減価償却費が上乗せされているから、ということになる。

将来的に原発を漸減させて火力に移行しても、電気代は上がらないということになる。



ついでに言うと、原発がなくなる、あるいは原発比率が減ってしまうと、深夜電力割引を前提としたオール電化は成り立たなくなる。
深夜電力のコストは、通常電気料金の1/5くらいに設定されているが、原発なしの状態で深夜電力を今の水準のままにしておくと大赤字になる。

さて、どうするんだろうか?

スマートフォンのGPS

2012年02月19日 | Weblog
XPERIAに、GPS機能を用いたソフトを2つ入れてみた。

一つは、GPSスピードメーターというソフト。
GPS機能で、動いている際の速度(現在の速度、最高速度、平均速度)を計ることが出来る。じかんの経過による速度の推移も出る。

この機能を名古屋に行く新幹線の中で使ってみた。

東京から新横浜までの間は、最高速が160km/hだった。この区間の速度は遅いと思っていたが、予想よりは早かった。(120km/hくらいかと思っていた)

新横浜を出ると、のぞみは名古屋までは止まらない。
その間の速度は、210km/hから265km/hの間で上がったり下がったりを繰り返していた。
東海道区間でののぞみの最高速は285km/hと聞いていたのだが、そこまでは出ていなかった。


もう一つはMy TracksというGoogleが提供しているソフト。
GPSを起動して動きまわると、その経路を記録してGoogle Mapに表示出来るというもの。
先週の日曜に羽田空港まで自転車で行った際に使ってみた。
その結果がこちら


自転車で通った新しい道を記録するのに便利かも。

スキー

2012年02月19日 | Weblog
先週の土曜(2/11)、久しぶりにスキーに行ってきた。

うちからだと中央道系のスキー場が便利なので、車山(生まれて初めてスキーをしたところ;高校の修学旅行先)に行った。

とはいっても、うちの車にはチェーンを付けられない。Mスポは純正シャコタンでタイヤが太いので、チェーンをつけるスペースが取れないためらしい。一方、スタッドレスを買うのも最低12万くらいかかるし、何年に一回しか行かないスキーのために12万も出すのもアホらしい。

結局、高速を降りるまではうちの車で行って、山に登るためにレンタカーを借りることにした。

当日は朝5時に家を出発し、八王子から中央道に入り、諏訪インターには午前8時に到着。インターのそばにあるマツダレンタカーでデミオ(もちろんスタッドレス付き)を借りる。
今回は、会社経由で申し込んだので、24時間までは3900円で借りられた(免責補償付き。)

で、デミオに乗り換えて車山に向かう。登って行くとだんだんと凍結路面になってきて、雪道というよりは氷の道になっている。スタッドレスでも慎重に走らないとすぐにタイヤが空転する。この車にはトラクションコントロールや横滑り防止装置はついていないようだ。

で、1時間くらい慎重に運転して、午前9時に無事スキー場に到着。車山は駐車場が全部無料でうれしい。

スキー板もウェアも何も持っていなかったので、全部レンタルした。
家族4人分を普通にレンタルするととんでもない金額になるため、なんとか安く済ませる手段を探しまわり、JTBのクーポンを買うと6割くらいの値段になることが分かったので事前にコンビニでチケットを買っておいた。
それでも、家族4人分のリフト券とレンタル料と昼食代で、3万円くらいかかる。


スキー場は混雑もそこそこで、リフト待ちも長くても15分くらい。
ただ、数日前に雨が降ったとかで、アイスバーンになっている斜面も多い(ストックが刺さらないところも多くあった)ので、滑りは慎重になる。

山頂まで登ったところ、八ヶ岳と富士山が見えた。
(写真参照)
携帯カメラだと富士山がよくわからないが、肉眼だと結構はっきり見えた。

スキー場には午後4時くらいまで滞在し、その後1時間かけて山を降りてレンタカーを返し、諏訪で夕食を取って中央道を戻り、自宅についたのは午後9時だった。

日帰りのスキーは疲れる。。

いおんしむ

2012年02月17日 | Weblog
「イオンシム」というものをご存知だろうか?

イオンと言っても、イオンクロマトグラフィのイオンではなく、スーパーのイオンのこと。

イオンシムというのは、日本通信(b-mobile)というMVNO(仮想移動体通信事業者Mobile Virtual Network Operator)が、イオンに出店している店舗専用に出している単体売りのSIMのこと。

SIMというのは、ご存知のとおり、3G携帯電話にセットする、あのSIMです。

元々、日本通信ではDOCOMOネットワークを利用したMVNOのSIMを売っていたのだが、ここがスーパーのイオンと組んで?980円という低価格(ただしスピードは遅い)という仕様で売りだしたもの。
なぜ、イオンと組んだのかは知らない。。


そもそも、今私が持っているDocomoのXperia初期型(スマートフォンです。念のため)にはSIMが入っていなかった。その経緯はこちらこちら

なので、これまでは自転車で知らない場所に行く際のナビかわり(通信が出来なくても、キャッシュした地図によってGPSで現在地を確認出来る)と、出張時に空港のラウンジでWiFi接続するくらいしか使い道がなかった。


昨年の中頃に、遅いが安いSIMが単体で売り出されるという記事を読んで気になっていたのだが、突然思いついてこのSIMを買ってみることにした。

調べてみて、良さそうなところは以下。

(1)安い。1ヶ月当たり980円。ただし、契約時には手数料が3000円取られる。
(2)いつでも解約可能。携帯電話だと1年や2年の契約縛りがついていることが多く、その前に解約すると高額な違約金を取られるが、それがないため、使えなかったらいつでも辞めることが出来る。
(3)使ってみて遅かったら、高速の契約に切り替えることも可能。

ということで、使えなかったら解約すればいいや、ということで、近くのイオンで売っているところを探して買いに行ってきた。うちの近くだと、小田急線の新百合ヶ丘駅前にあったので、代車で借りていたBMWのX5で行ってきた。(屋内駐車場での駐車には難儀した)

窓口で申し込みをして、必要書類を書いて免許証を出してクレジットカード番号を登録して、30分ほど待ったらSIMを渡してくれた。
さっそく自分のXperiaにSIMを挿して使ってみる。

SIM自体はDocomoのSIMと形もデザインも全く同じ。「Docomo」と名前が入っており、日本通信とは書いてない。Docomoのネットワークを使ったMVNOなので当たり前なのだが。

で、使ってみた感想。
・テキスト中心なら問題ない。
・動画は厳しい。
・Mobile Google Mapは問題なく使える。
・HPを見る際には数秒待つこともあるが、こんなもんだと思えば気にならなくなる。
・いずれにしても、月980円でいつでもネットワークを使えるというメリットは、少し遅いけど価値は大蟻。
・数年前に使っていたPHSの64kbps常時接続(たしか、月3000円くらい払っていたような気が・・・)よりもはるかに多くのことが出来ると考えると、とりあえずしばらく使ってみようと思う。

自転車(6)

2012年02月12日 | Weblog
2ヶ月近くロードバイク(自転車)に乗って、色々と気づいたことを。


(1)疲れること
いろんなところを走ってみて、どのような状況が走りやすいか、どんな場合に疲れるかを考えると、
・向かい風と坂は疲れる→当然のことだが、これは自分の体力の問題もある。
・路面が荒れていると疲れる→これはロードバイク特有の問題かもしれないが、滑らかな道を走る時と荒れた道を走る時とでは、疲れ方が全く違う。ロードバイクは高圧の細いタイヤ(8気圧くらい空気を入れる。車やママチャリでは2.5気圧)で、しかもサスペンションもなくフレームも硬いため、路面の凹凸が直接自転車に伝わり、そのまま体を揺する。今乗っている自転車のフレームはアルミのため、路面からの振動が直接体に伝わってくる。フロントフォークだけはカーボンコンポジットなので総アルミよりもいいのかもしれないが、フルカーボンやクロモリフレームの自転車よりも振動吸収性がないので、路面の荒れはフレームで減衰せずに直接ハンドルやペダル、サドルに伝わってくる。そうすると、振動で体が揺すられ、体力が奪われてくる。振動が体力を奪うということは、この手の自転車に乗ってみないと分からないことで、フルカーボンの自転車がいったいどの程度快適なのか乗ってみたくなる。。

(2)痛いこと
・まずは尻(尾てい骨)が痛い。前にも書いたのだが、標準でついてきたシートは硬くて細いので、20kmも走ると尾てい骨が痛くなる。乗り方の問題で慣れれば痛くなくなると言われているが、今は痛い。で、サドルを2回交換してみた。一回目はAmazonで買ったシートで、純正シートよりもクッションが若干厚いもの。これに換えてみたら少しはよくなったのだが、20kmで痛くなるのが30kmで痛くなる、に伸びた程度。次に、元々家にあったマウンテンバイク“もどき”のサドルをつけてみた。サドルの幅も少し広くクッションも厚いためか、尾てい骨は痛くならない。しかし、サドルの幅があるのでペダルをこぎにくい。
その後、安めのサドルでクッションの厚そうなものを2個買い、そのうちの一つを試してみたところ、ほとんど痛くなくなった。

・肩から首が痛い
ロードバイクはドロップハンドルで前傾姿勢で乗るため、(念のため;ドロップハンドルの握る場所は、ブレーキレバーの根元。ハンドルの下の方を握ることはほとんどない)前傾姿勢になる。前傾姿勢の状態で前を見るには首を上げておかなければならず、首を上に向けておくための筋肉?すじ?がつらい。
これを解消するためには、どんなトレーニングをしたらいいのだろうか?

(3)ペダル

今は、まだ純正の普通のペダルをつけているのだが、自転車にも慣れてきたのでビンディングペダルをつけることを考えている。普通のペダルで高ケイデンス(ケイデンスというのはペダルの回転数のこと)で回していると、体が上下するような状況になってどうも安定しない。普通のペダルでは踏み込むだけなので、高速でペダルを回すと、ペダルの反力で体が少し浮き上がったような状況になる。

ビンディングにすれば、踏むのと引き上げるのの両方の動きがペダリングに使えるので、効率的に駆動力を伝えられるそうだ。

(4)心拍数
最初につけたサイクルコンピュータ(スピードメーターのようなもの)は、スピードと距離、時間などが分かるだけの簡単なものだった。自転車で痩せるためには、高ケイデンス(高いペダル回転数)で、心拍数を一定範囲に保つのが良いと言われている。
そこで、ケイデンスメーターと心拍計がついたサイクルコンピュータを買って使ってみた。
買ったのはこれ
またまたAmazonで買った。1万円ちょっとだった。
使ってみて気づいたこと。
・ケイデンスを90rpmに保つのは結構難しい。一分間にペダルを90回も回すということになると非常に忙しい。
・自分の乗り方は負荷をかけ過ぎということが分かった。
・普通に走っていると、すぐに心拍数が160以上とかに上がってしまう。なぜ上がるかというと、無理をして時速35kmとかで走ろうとするから。
・脂肪を燃焼させるための負荷は、心拍数が最大心拍数の7割~8割程度と言われているそうなので、
最大心拍=220-年齢=175拍/分くらい。
なので、120~140くらいの心拍数で走るのが良いということになる。
ところが、実際にこの程度の心拍数で走ると、すごくトロい走りになる。時速20kmくらいか。
こんなにトロトロと走っていいものだろうか・・・