鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

持株会

2005年04月21日 | Weblog
従業員持株会という制度があります。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/s_guide/sg050420.htm

「株なんて博打をやれるか!」なんて人でも、不思議なことに持株会には入る人が多いような気がします。
多分、積立貯金と同じ感覚で入っているのだと思います。小額から積立が出来るし、会社から奨励金が出るし。

では、どうして会社はそのような制度を作っているのでしょうか?
これは、会社にとってありがたい安定株主を増やすためです。自社の従業員であれば、敵対的買収をかけられても株を売ったりはしないでしょうし、株主総会でいちゃもんをつけてくることもないでしょうから。
つまり、会社にとっては少しくらい奨励金を払ってでもメリットがある、と思ってやっているわけです。


では、買う側の従業員にとってのメリットは何でしょうか?

・奨励金が出るため市場より安く自社株を買える

これだけです。

もちろん、仕事で頑張れば株価が上がるので仕事の動機付けになる、なんて思う方もいるかもしれません。
しかし、一個人が頑張って株価が上がることなんてまずありません。
この点、幹部クラスに付与されることが多いストックオプションとは異なるところです。

では、従業員にとってのデメリットは?

これは深刻です。
万一、勤めている会社が倒産した場合、失業して給料がもらえなくなるのと同時に、せっかく積み立てた株券も紙くずになってしまいます。米エンロンが倒産した際に、持株会で多額の自社株投資をしていた元従業員の嘆きが新聞に出ていました。

つまり、リスクの集中をしているわけです。

そこまでして会社に尽くす義理があるのでしょうか?
どうしても預貯金以外での積立をしたいのならば、せめて自分の会社の株と逆の値動きをする業種の株を買うのがいいと思います。

万一会社が倒産しても、株券は価値が上がっているはずです。会社の業績がよくなった際には株の価値は下がっているかもしれませんが、少なくとも給料はもらえますし、ボーナスも多めに出るかもしれません。

でも、そこまでするならば、一銘柄を積み立てるよりは多くの業種に分散投資をした方がましですし、そうなると日経225やTOPIXのETFを買うのが一番確実で楽ちんです。

いずれにしても、持株会は(以下自粛

ブラックマンデー

2005年04月18日 | Weblog
日経平均はすごい下げですね。

ノーポジの私はなんともありませんけど。


さて今後の戦略ですが、なかなか難しいですね。テクニカル的にはトレンド転換したと言えそうです。

週足では10500少し上に強い抵抗ラインがあるため、ここまでの下落は覚悟する必要があるかもしれません。
相場全体が弱含みになっている時は、個別銘柄の中から直近で過熱感があるような銘柄(RSIが80超えなど)を見つけ出してカラ売りをかけるのもいいかもしれません。


Welcome

2005年04月12日 | Weblog
はじめまして。
鉄火場のアライグマ(笑)です。

このブログでは、投資のことや(株式市場のザラ場を「鉄火場」と言ったりする・・・)いろいろと思うことを書き込んでいきます。
よろしくお願いします。