鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

金銭消費貸借契約

2006年09月29日 | Weblog
先日、住宅ローンの契約を結ぶため、横浜にある銀行に金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)に行ってきた。

 舌をかみそうな名称の契約だが、これは言葉のとおりに「金銭」を「消費貸借」するための契約。
 消費貸借というのは借りたものを使っても良い貸借契約のことで、反対言葉?は使用貸借契約、かな。多分・・・(法律のことはかなりの部分を忘れてしまった)

 消費貸借を具体例で言うと、人からお米を借りてそのお米を食べてしまったとしても、返すお米は借りたお米ではなくてもよい(同等の品質の米を調達して返せばよい)ということです。金銭の場合には代替性があるのが一般なので、自動的に消費貸借契約という区分になる。
 住宅ローンの場合、銀行からお金を借りて、その借りたお金を一括して住宅の売主に支払い、借りたお金を分割して銀行に返すため、「金銭消費貸借契約」という名前になる。不動産業界では「金消契約」と略するようだが。

 ところでこの契約自体は、書類にひたすら自分の住所・氏名を書いて、実印を押すという作業の繰り返しだった。住所は印鑑登録証のとおりに書かなくてはいけないということで、省略なしの長い名前の住所を延々と書いた。
 7月終わりの住宅の契約の際にもかなり署名・捺印したが、今回はその4倍くらいの書類に署名・捺印して手が痛くなってしまった。

 銀行からは、事前にローンの説明や手数料の説明等があり、全部で1時間半程度かかった。

 契約が終了して銀行を出た後、損保のエージェントと会って火災保険の契約をした。
 一般的には、住宅の火災保険はデベロッパーが薦めるものにそのまま入るようだが、今回は自分で保険会社を探した上で条件を決めて加入した(デベ推奨のものは、不必要なものが含まれていて、それを外すことが出来なかったため)。
 保険料は約40万円。地震保険にも入ったが、保険料が高いため、直近の資金繰りの関係から1年付保で毎年更新。

 普通は、銀行は火災保険に質権を設定するらしいが(質権について知りたい方はググって下さい)今回お願いした銀行の場合には保険に入ったことの証明さえ出せばOKということだったので、契約後に保険の見積書と領収書を出すだけで終わった。


 今回ローン契約をして感じたことは、手数料が高い!ということ。
まず、デベロッパー提携の住宅ローンを使うのに何故だか31500円の手数料がかかる。
 また銀行に対してもローン手数料を支払った上に、銀行が物件に抵当権を設定する際の手数料(司法書士への手数料や登録免許税など?)でも数十万が飛んでいく。
 私の場合、ローンを二本に分割したため、手数料も1.5倍くらいになってしまった。
 もちろん、住宅と土地の登記は別途必要で、それにも当然ながらお金がかかる。









 おかげで、家具を買うお金がなくなってしまいました 、、、_| ̄|○

近況②

2006年09月25日 | Weblog
(1)車を売った

 今まで乗っていたアルファード(3リッターV6)を売ることになった。買ってから1年半しか経っていないが、家の諸費用が思ったよりかかるため、費用の足しにするため手放すことになった。
(ちなみに、家の諸費用は270万円もかかりました。戸建ての場合、マンションと比較すると火災保険料と登記費用が高いですね。)

 アルファードは中古車市場でも結構人気があるらしいので、買い取り専門店で売却することにした。

 家の近所にある有名どころの買取店を5店ほど回り、価格を確かめた上で、一番高く買ってくれそうな雰囲気の店で最終交渉を行い、契約し、昨日車を引き渡してきた。
 一番安いところと高いところでは、最初の価格で20万、結果的に30万の違いになった。
 
 買って1年半しか経っておらず車はピカピカのままなので、行った店では必ず「どうして売るんですか?」と聞かれた。「家を買うのにお金が足りなくて ごにょごにょ・・・」というと、どの店でも憐れみの目で見られてしまったです _| ̄|○

 買った値段からは100万も低い価格になってしまったが、新車の費用には消費税や保険などが入っているため仕方ない面がある。せめて3年くらいは乗れば、税金や保険の負担感も少なかったのかもしれない。(買って3年後に売ったら多分200万くらいだと思う。そうすると、1年当たり50万の負担になる)


(2)中古車を買った

 車がないと色々と困るので、安い車を買うことにした。奥さんが出した条件は、
・3列シート
・ハイオク仕様でないこと
・燃費が悪くないこと
その上に、私が
・ヘッドライトがHID
・5年落ちまで
・総額100万以下
という条件を加えたら、合致する車は一つしかなかった。
 ホンダのストリームという車がそれで、ネットで中古車を検索した上で、該当する車を置いてある店を回った。

 中古車屋には普通の中古車屋とディーラー系の中古車屋の2種類がある。一般的にディーラー系は高いと思われている。実際に、値段を見ると普通の中古車屋よりも若干高い。しかし、、、

 諸費用を含めた見積もりを出してもらうと、ディーラー系の方が安くなっている。
 普通の中古車屋の場合、車の価格を安く設定して客を引き付けた上で、諸費用を余計に上乗せして利幅を取るという商売をやっているように見えた。
たとえば、ある中古車屋(浦安に本社がある結構有名なところ)では、下記のような項目が見積りに入っていた。
 ・登録書類作成料 21000
 ・登録手続代行料 42000
 ・安心サポートパック 41790
 ・納車準備費用 39900
その他、法定手数料を合わせると、諸費用だけで20万にも上る(車検が残っている車なのに)。79万の中古車が総支払額は100万になっていた。

 一方、ディーラー系の場合、諸費用を全部合わせても6万円で済んだ。車が89万円だったので全部で95万円。その上、納車整備はきっちりやってもらえた上に1年間の保証もついている。
 車も、ディーラーものは非常にきれいで状態が良いものが多かった。結局、ホンダのディーラー系中古車店で買うことになった。納車は今週末の予定。

 買った車にナビはついていないので、楽天で見つけた安いHDDナビ(新品)を購入して自分で取り付ける予定。既にナビは買って家に届いているものの、肝心の車がまだないので取り付けは来週以降の予定。ただし、家のことで色々と予定が入っており、まとまった時間があまり取れそうにない。ナビの取り付けはフロント周りの内装をほとんど外す必要があるので、丸一日は覚悟しておかねば。

ナビ取付の顛末については、後日ここに書くつもりです。かなり苦労しそうなことは容易に想像出来ますが。。。

近況①

2006年09月19日 | Weblog
ここ2週間ほど、ドタバタとしていた。

①家の購入が最終的に決まった。
②車を売って買った。


今回は、①について

 契約自体は7月末に済ませていたものの、その後設備仕様の内容やローン承認等で色々とあり(このあたりは省略)、最終決定が9月中旬まで延びてしまった。のんびりと構えすぎていた私が悪いのですが。

 で、ドタバタのあげくにローンの最終承認が降りたのが9月15日、翌々日の9月17日に内覧会に行ってきた。

 内覧会というのは、建物が完成した後に購入者が内部を点検して改善点を出して要求するという会(なぜ「会」なのか分からないが、不動産関係では何にでも「会」をつけるらしい)。

 自分たちだけではよく分からないので、親類で建築関係に携わっている者に同行してもらった。

 現地に行ってみると、建物は完成しているもののまだ外構(庭や駐車場等)が出来ていない _| ̄|○

 なんでも、長雨等で外回りの工事の進行が遅れているとのことで、担当者は「来週の再内覧会までには仕上げますから」と平謝り状態。

 出来ていないものは仕方がないので、家の中を見て回る。
 自分が見た限りではそれほど問題はなかったような気がしたのだが、プロの目からは50箇所以上のチェックが入った。小さな壁紙の汚れから床鳴りまで、こちらが気がつかないような点まで指摘してもらい、担当者は逐一レポートに書き込んでいた。
 その後、レポートの内容を双方で確認した上で、来週までに補修を行ってもらい再内覧会に臨むことになった。

 同行した親類が言うには、「内覧会ではなるべく細かくチェックを入れた方が良い」とのことだった。業者も、うるさい客のところは念入りに補修を行うが、何も言ってこない客には何もしないそうだ。これは、言われていない部分は問題ない部分とみなされてしまうので当然といえば当然の話かも。

 なお、内覧を専門にする業者もいるようで、頼んだ場合には一回で5万円近くかかるらしい。

 次回の再内覧会までに本当に外構(入り口の敷石や駐車場の舗装や植栽など)が本当に出来ているのか、また、指摘した部分が完全に補修されているのかを楽しみに待つことになる。

バス

2006年09月13日 | Weblog
先日、丸の内の無料バスに乗った。

これは、丸の内シャトルというバスで、民間各社がお金を出し合って、大手町-丸の内-日比谷の間を循環しているもの。乗車料金は無料で、誰でも乗れる。丸の内近辺を移動するには便利そうなので、利用してみた。

このバスの特徴は普通とは変わったバスを使っていること。普通のバスというと、ディーゼルエンジンを積んだバスを想像するが、このバスはディーゼルエンジンは積んでいない。

どんなエンジンを積んでいるかというと、なんと、ガスタービンエンジンを積んでいる。ガスタービンエンジンというのは要するにジェットエンジンの親戚、いや、ジェットエンジンはガスタービンの一種。ジェットエンジンの場合には燃焼ガスを後方に吹き出すことにより推進力を得るが、バスの場合には(ヘリコプターも同じ原理)燃焼ガスで動力タービンを回し、その回転力を利用する。
ただし、ガスタービンの駆動軸をそのままタイヤにつなぐと色々と不具合があるため、このバスの場合にはガスタービンで発電機を回し、その電気をバッテリーに貯めながらモーターを回すというハイブリッドエンジンになっている。

で、乗った感想はというと、、、

電車!

でした。

バスの外でガスタービンの音(ジェット機のような「キーン」という音)は少しだけ聞こえるものの、中に乗るとほとんど聞こえない。耳を澄ますと遠くから「ヒーン」という小さな音が聞こえなくもないが、これは気をつけないと気づかないレベル。

それよりも、動いている時はモーターの駆動音が結構聞こえる。電車が動いている時のあの「ウィーン」という音。


ところで、このバスが積んでいるガスタービンは、一部の業界では有名なキャプストンタービン社という米国のベンチャー企業の、発電用マイクロガスタービンを利用している。
これは米軍のM1戦車に積まれていた発電用補助タービンエンジン(M1戦車自体はメインエンジンも大型のガスタービンを利用している)を改良して小型の発電機にしたもの。
2000年頃にはエネルギー業界で話題になったものの、最近は全く噂を聞かなくなった。

ところで、ガスタービンエンジンの特徴として、様々な燃料を利用出来ることがある。発電用の場合には都市ガスや灯油を使うことが多いようだが、このバスの場合は軽油(ディーゼルエンジンと同じ)を使っている。灯油であれば税金がない分だけ軽油より安いはずだが、何故軽油を使うのだろうか?
給油設備の問題があるのかもしれないが、一番大きな問題は、灯油でバスを走らせると国税庁から脱税で挙げられてしまうことかも。

もし、このガスタービンが灯油やメタノールでしか動かなかった場合、メタノールを入れて走らせた場合には脱税になるのだろうか?

そもそも、ガソリン税や軽油取引税は間接税であり、ガソリンや軽油を買うと自動的に支払われる。しかし、、その燃料を買わないで他の燃料を使った場合に脱税になるというのはなんだかおかしな話のような気がする。たとえば、灯油を使ったとして、その際の脱税額はどうなるのだろうか?使った灯油とお同じ量の軽油取引税相当額なのか、ガソリン税相当額なのか??

このようなことを考えはじめると、軽油とガソリンの税金が違うのはおかしいような気がしてくる。

追記:

ということは、街中を走っているCNGトラック(圧縮天然ガスが燃料)はどんな種類の燃料関連の税を払っているのだろうか?

ん、、では、電気自動車は??

もし近い将来に家庭で車の充電をするようになったら(たとえばハイブリッド車のバッテリーを、家庭の駐車場においている間にフル充電するなど)、専用のメーターを設置してその分だけ余計な税金をかけるようになるのかもしれない。

パソコン壊れた

2006年09月06日 | Weblog
かなりの期間アップ出来ませんでしたが・・・

自宅のパソコンが壊れてしまった。
2週間以上前のある日、パソコンを立ち上げようとスイッチを押してしばらくすると、画面がいつもと違う。

うちのパソコンはソニーのVAIOノートで、確か3年くらい前に買ったもの。
OSはWindows XP Homeで、当然ながら立ち上げ時のログイン設定などはない。
それなのに、画面には「ユーザー名をクリックしてください」という文字が・・・

ユーザー名???

そもそも、クリックすべきものが画面にはない。本当はアイコンでも表示されるのかもしれない。
ということで、クリックすべきものがないためそれより先に進めない。
Ctrl+Altを押しながらDeleteキーを2回押したところ、パスワード入力が面が出た。

そもそもパスワードも何も設定していないので、どうしようもない。
ユーザー名ということで、買った時に設定した名前を入れてみたが「パスワードが間違っています」と叱られて元に戻ってしまう。

次に、セーフモードで立ち上げてみた。
しかし、また同じように「ユーザー名をクリックしてください」の文字が。
そこでまたCtrl+Altを押しながらDeleteキーを2回押したらまたパスワード入力画面が。

Windows Professional(会社で使っている)と同じようにAdministrator権限で入れないかとユーザー名をAdministratorと入れてパスワードは空欄でやってみたがやっぱりダメ。

さらに色々とやってみた。
会社のパソコンからネットで検索して、CDから立ち上げることが出来るリナックスというのを見つけて、試してみた。
http://www.losttechnology.jp/Tips/filerescue.html
ところが、家のパソコンでは何故だか立ち上がらない(会社のパソコンでは問題なく動いた)。

さらに、知り合いからウィンドウズOSのソフトを借りて、家のパソコンのDドライブ(ほとんどガラ空き状態だったはず)にインストールしてからDドライブから立ち上げようと思い、Dドライブにインストールをした。ところが、インストール最終段階で、「製品カタログをインストール出来ませんでした」という訳の分からないメッセージが出てインストールが出来ない。


どうしようもないので、ソニーのサポートセンターに電話して状況を説明したところ、「リカバリーしてください」。

リカバリーというのは、パソコンを工場出荷時の状態に戻すことで、当然のことながらパソコンの中にあったデータはすべて消えてしまう。
子供の写真や、これまでのメール、年賀状の管理ファイルなど、色々なものがすべてパーになってしまう。これはつらい。
間抜けなことに、コキ使うわけでもない家のパソコンが壊れるとは全く思っておらず、バックアップも取っていなかった。

ということで、なかなかブログの更新も出来ず、かといってハードディスクをリカバリーも出来ず、困っているところです。

何か手がかりをご存知の方がおられたら、是非教えてください。
よろしくお願いします。