気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

夢の国へ行ってきたⅡ

2014-03-26 17:05:32 | 写真
 次なるアトラクションも行列の短い「キャプテンEO」。今は亡きマイケル・ジャクソン主演の3Dミュージカル映画で、20年間前の作品だけに3D映像に時代遅れの感があった。席が揺れる事には驚かないが、劇中、象のようなキャラクターが鼻水を飛ばした時、ゴーグルを通して顔にかかったときは驚いた。設定が鼻水だけに少し気持ち悪かった。



 最初のファストパスで「ビッグサンダーマウンテン」、次ので「スターツアーズ・ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」、最後に「ホーンテッドマンション」を体験した。辛抱強く一時間以上行列に並んだのは「カリブの海賊」、合い間に「蒸気船マークトウェイン号」「オムニバス」「ワールドバザール」などを楽しんだ。



 楽しい時間は過ぎるのも早い。メインロードでは8PMのパレードの場所取りが始まっていた。お土産を買い、シンデレラ城を出る頃には夢の国のライトアップが広がっていき、メルヘンチックな夜景を想像することができた。


 
 帰りの飛行機は最終の22:55発だったが、19:30にディズニーランドをあとにした。良く遊んだ疲労感が心地よかった。娘のスマートフォンの歩数計は17000歩を超えていた。

 ディズニーランドから羽田まで、首都高を通るよりも遠廻りになったが、アクアライン経由のルートをとり、海ホタルで千葉の土産を買い、東京の夜景を遠くに眺めた。
 羽田空港でイタリアンレストランに入り、3人で食事を堪能したあと解散した。去っていく子供たちの後ろ姿が頼もしかった。



 日付が変わり北九州空港に定時に到着した。到着ゲートを右脚をひきづるように出てきた私に妻が驚いた。

 朝、仕事に出かける頃には脚は回復していた。
 ディズニーランドから帰ってきて四、五日経っても、仕事の合間に頭の中で聞こえて来る音楽があった。そのときはそうでもなくても、異次元の世界に初めて接した印象が潜在意識の中でよほど強烈だったのかもしれない。その曲は「イッツ・ア・スモールワールド」。

夢の国へ行ってきたⅠ

2014-03-26 13:59:15 | 写真
 千葉に住む娘が今月名古屋に転勤することになった。昨年のゴールデンウイークに妻が娘に会いに行き、次男と合流して東京ディズニーランドで遊んだり、東京スカイツリーを見物したりして楽しい思いをしたようで、次は私の番だと娘に誘われていた。引越前に一度は今の娘の住まいを見ておきたかったので思い切って千葉に行くことにした。
 先週の火曜日に仕事から帰って軽い食事をしたあと、妻に北九州空港に送ってもらった。空港利用者は500円で一泊二日駐車できるのだが、東京から戻る時に私がノンアルコール状態というのはツマラナイので、妻に甘えることにした。
 私が搭乗するスターフライヤーは羽田空港で春一番の影響を受けて到着が遅れ、一時間遅延の22:05の出発となった。そのことは離陸前に娘にメールで知らせおいた。空港へ車で迎えに来た娘と日付の変わる頃に合流し、アクアライン経由で千葉に向かった。婿と三人で外食をする予定だったが、時間も遅いので、コンビニでお酒とスナックを買って婿の待つアパートで食事をすることにした。
 夜更けに始まったミニ宴会は朝の早い婿が寝たあとも続き2:30にお開きとなった。 

 朝、婿を駅に送って戻ってきた娘に起こされるまで、私はぐっすり寝ていた。時計を見ると8時を回っていた。
 小平市に住む次男が代休をとって娘と一緒に私をディズニーランドを案内してくれることになっていた。9:00に次男とゲートで会う約束だったが、道も混んでおり間に合いそうにない。朝食代わりに娘が用意していたロールケーキを車の助手席で食べながら、息子にメールを打った。
 息子も電車の所要時間が予想以上にかかり(小平のアパートからJR舞浜駅まで2時間)、合流する5分前にゲートに着いたようで丁度よかった。



 ディズニーランドの入場チケットを確保するのが大変だったくらい、春休み前の平日にも関わらず、来園者がゲートに溢れていた。
 入場する前に、娘が私に被らせようと「不思議の国のアリス」に登場するチシャ猫の帽子を用意していたのだが、私が拒絶したために娘が手に持っていた。
 ゲートを通過して20メートルほど歩いたところで、娘が手にもった猫の帽子を落としたことに気づいた。すぐに引き返したが、次々と押し寄せる人並みの誰かに既に持ち去られたあとだった。
 私は日頃閑散とした商店街で働いているのだが、限られたエリアに我が門司区の総人口を超えているだろう人いきれに酔いそうだった。まだ10時になっていないのに人気アトラクションは120分、140分待ちの行列ができている。私は人気アトラクションは諦めるしかないと思った。
 しかし娘たちは慣れたもので、私に興味のあるアトラクションを選ばせるとファストパスを取得すると言う。2時間毎に一人一枚、人気アトラクションを優先的に予約できる優待パスがあるのだ。
 ファストパス行使まで間があるので、待ち時間が30分くらいのアトラクションの列にならんだ。
 初めてのアトラクションは「イッツ・ア・スモールワールド」だった。肌の色や髪、民族衣装が異なるだけで、顔は同じ男の子と女の子の数百体の人形が「イッツ・ア・スモールワールド」の曲を合唱し、踊る世界をボートに乗って周遊するものだった。ディズニーのキャラクターは全くなかったが、小さな子供には受けるかもしれない。 行列が短いわけだと納得した。
 次に、ショーベースの入場券の抽選にチャレンジしたら、運よく当選した。メインロード脇にグランドシートを敷いて場所取りをしている人々は午後2時から始まるディズニーランド開園30周年の記念パレードが目当てだったが、私たちはパレードを見ないかわりに、後でショーベースでディズニーキャラクターたちの素晴らしい歌と踊りを堪能することができた。

 10:30お昼には早かったが、「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」で食事をした。


永遠のゼロを観てきた

2014-03-07 01:12:44 | 車の絵
今月の妻との映画鑑賞会は先月の「ゼロ・グラビティ」からゼロに縁がある。
東京裁判の正当性に否定的な発言をしてアメリカ政府の反発を受けた百田尚樹の原作の映画化なので、海外から日本の右傾化の一端と誤解されそうな作品ではと心配したが杞憂だった。無謀な作戦のために死から逃れられない若い特攻兵の悲劇、戦争に運命を翻弄された人々の姿が生々しく描かれており、決して戦争を賛美する映画ではなかった。妻も私も涙なしには観られなかった。「風立ちぬ」「ゼロ・グラビティ」「永遠のゼロ」と最近観た映画は、どれも「困難な状況にあっても、人生をあきらめるな。生きよ。」と強く訴えていた。