気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

休日の過ごし方(ドウカティ、デスモデチ2004)

2010-09-29 22:44:15 | バイクの絵
 先週は仕事が忙しく、休日も出勤して半日働いた。そして迎えた昨日の休日は仕事を忘れて気分転換をするつもりで、携帯電話も持たず、バイクにも乗らずに家を出た。
 バイクなら自宅から1分で到着する小森江駅までの見慣れた景色も、ゆったり歩きながら眺めると新鮮に感じた。
 二週間前にメタボ健診で、小倉ステーションホテル7階の和食の店の食事券をもらっていた。昨年は健診の後、この店で妻と食事をしたのだが、今年は妻と休みが重なるのを待っていたら食事券が無効になりそうなので、仕事中の妻には悪いが一人で外食することにした。お昼のメニューは鰆の味醂焼きをメインに、南瓜の煮物や、冷奴、小倉牛のハツ焼き、漬物、味噌汁、ごはんだった。グラスの生ビールと冷酒2杯をオーダーしたが、飲み足りないのを我慢して食事を終えて店をでた。時計を見ると12時丁度で、店に入ってから30分しか経っていなかった。この後ひさしぶりに小倉の町を散策することにした。
 京町銀天街、魚町銀天街は私の浪人時代の通学路で、パチンコ屋がひしめいており、母から貰った昼食代や小遣いを何度も摩ったことがあった。旧長崎街道の西小倉駅に至る商店街は相変わらず時代に取り残されていた。
 リバーウォークは、平日の昼間の割りに多くの若者がショッピングを楽しんでおり、みんな職を持っているのだろうかとちょっと心配になった。
 若者に混じって、いろいろな店を覗いているうちに、革ジャン、ハンチング帽、エレキギターのケーブルを買ってしまった。
 リバーウォークの次に井筒屋デパートでミッピングをし、最後に魚町銀天街を隅から隅まで歩いた。
 私はよく歩いてお腹を空かせる必要があった。
 実は昼食のあと、私はある店を探していた。記憶を頼りに何度も行き来するうちに、「はるや」はそこだけタイムスリップしたように喧騒の中に佇んでいた。
 「はるや」は亡き母のお気に入りの店だった。母と小倉に来ると、ここでうどんを食べるのが定番だった。
 私が店に入ったのは2時半頃だったが、先客が3人しかいなかった。昔はもっと賑わっていたようだが、うどん、うどん大盛、おにぎり、いなり、の4種のメニューでは新しい顧客を捉えるのは難しいのではないだろうか。
 出来上がってきたうどんは茶碗とドンブリの間くらいの意外と小さな器で、具は薄い鳴門が2切れと細く切った油揚げ、それに刻んだ小ネギだけで、昔とちっとも変わっていなかった。ツユはアゴ、鰹節、昆布でしっかり出汁をとっており、麺よりもツユをおかわりしたくなるほど、おいしかった。450円を払って満足して帰途についた。

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トライアンフ・スピットファイア

2010-09-10 00:21:51 | 車の絵
 今度の日曜日に、妻の実家で法事があり、二連休をとるために13日間休みなしで働いた。そして迎えた久々の休日は、涼しくなってきたこともあり、ソロツーリングをするつもりだったが、天気に恵まれなかった。仕方なく家で車の絵を描くことにした。仕事を忘れて没頭できる絵画もバイクと同じようにストレス解消に最適だ。
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