気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

杵築、ふたたび…

2010-05-31 00:25:00 | 風景画
 「柊」の女将さんの好意に甘え、バイクを預けて昭和の町を散策した。ゴールデンウイークに来たのは初めてだが、観光客が多くて落ち着かなかった。町中が歩行者天国のようだった。 「昭和の町」として豊後高田市が商店街の観光地化に力を入れ始めた頃は、協賛する店舗もまばらだった。今ではブームにあやかろうとこの地に縁もゆかりもない店が続々と出来ている。
 初夏を思わせる暑さの中を1時間半ほど歩き廻った。バイクに戻ると、まだ2時をまわったところで、家に帰るには早すぎた。「これから杵築に行こうか。」
 弟は杵築を観光したことがなかったので私の提案に賛成した。
 県道34号は良く整備されている割りに車は少なく、山間を縫うコースは景色も空気も清々しかった。小さく固いシートに座ることを強いられた妻も、このときは快適だったと帰宅後に話していた。
 40分ほど走って杵築に到着した。
 ここも観光客がひしめいていた。昭和の町よりもずっと古い江戸時代の城下町で、この日はイベントがあり、侍や腰元やお姫様たちが町のあちこちを歩いていた。町興しのお祭り騒ぎのようだが、どうも杵築の風情に合わないように思えた。
 杵築城を見学した後、主な観光名所の石坂をバイクで駆け足で見て廻った。
 4時頃、杵築を後にして、さらに渋滞がひどくなった10号線を駆け抜け6時半に家に無事帰り着いた。(今日一日の走行距離250km)
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久々のタンデムツーリング!

2010-05-29 22:54:02 | PC画
 ゴールデンウイークの休みは妻とはすれ違いで、どこにも行けないと諦めていたら、直前になって、5月4日に休みが重なった。3日の夜、末弟からツーリングの誘いがあったのをきっかけに、妻を説得した。5、6年前、熊本へツーリングに行って以来、妻はバイクに乗らない主義を固持していた。今回はバイク2台で走るので楽しさも2倍だ。妻も暫くバイクから遠ざかっていたせいか、私の申し出をしぶしぶ承知した。
 行く先は、5度目の訪問となる豊後高田市の「昭和の町」だ。日帰りツーリングとして距離的に無理がないし、弟がまだ行ったことがないというのが決め手になった。
 4日の朝9時に家を出て、苅田で弟と合流した。弟のCB1300は俊足なので、一緒に走ると私のアフリカツインのペースも速くなる。750ccのバイクが400ccになったようにパワー不足を感じる。10号線は車が大渋滞していたが、バイクは車の間をすり抜けられるので、貴重な時間を浪費せずに済む。大型トラックとガードレールの間をバイクが際どく通り抜けるたびに、妻の体が硬直するのを背中で感じた。
 お昼前に昭和の町に着き、定番の食事処「柊」で早めの昼食を取った。
 「柊」は初めて入った頃、門司港レトロでいえば三井倶楽部のように観光の要所だった。 古い木造2階建ての病院を、2階の床を取り払って吹き抜けとし、豪快な梁や天井は柿渋塗で、窓は年代物の型板ガラスが使われており、古民家風の落ち着いたインテリアだった。 団体の予約が多く、大勢の従業員を抱え、繁盛していた。しかし建物の古さが仇となり、失火を起こして入口に置いてあった希少なラビットスクーターもろとも建物が全焼してしまった。
 今は建物の跡は駐車場となり、隣の鉄筋4階建の自宅の1、2階で細々と営業を続けている。話の好きな女将さん一人で、名物の鶏の天麩羅と、豊後牛焼肉の味を守っている。
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コルベット・スティングレー 1963

2010-05-25 17:11:32 | 車の絵
 私が小学校高学年の頃、テレビで「忍者部隊月光」を3年近く放映していた。複数のヒーローが悪の軍団と戦うストーリーはその後の科学戦隊シリーズのルーツになったようだ。原作は吉田竜夫のコミックだった。映画「007」が大ブームになった頃、「和製007」として「秘密探偵JA」がテレビで始まった。吉田竜夫門下の望月三起也の同名コミックのドラマ化で、ヒーローの川津祐介が乗るコルベット・スティングレーがかっこよく、主役よりも目立っていた。
 このあと同じ作者の「ワイルド7」がコミックやテレビに登場するのだが、これは今見ても面白いと思う。ヒーローたちがバイクで大活躍するシーンにきっと熱くなるだろう。
コメント (3)
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