気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

皆さん、暑中お見舞い申し上げます

2016-07-31 22:31:36 | 車の絵
先々週の土曜、午前3時30分に父が脳梗塞を発症した。トイレに行こうと寝床から起き上がったところで倒れ、左半身が麻痺して立ち上がることも、話すこともできなかったらしい。後妻さんが異変に気付いて救急車を要請し、15分後には総合病院のICUに搬入された。血栓溶解剤が効くかどうか24時間が目安だった。その日の午前7時に末弟から父の入院の知らせを受けたが、ICUで処置中なので見舞いに行くのは24時間たってからの方がよさそうだった。
 翌日の朝9時に妻と総合病院を訪れた。日曜日で駐車場も院内もガランとしていた。ICUのインターホンで面会を申し出た。患者との関係を聞かれたあと30分待たされたあと若い看護婦にICUの個室へと案内された。
 点滴や線に繋がれてはいたが父は重病とは思えないくらい、しっかりしていた。点滴の交換に来た看護婦に「それ何カロリーかね。」と訊いたり、「じっと寝てるだけなのでお腹がすかない」とか良く喋っていた。ICUに入れる患者の縁者は3人までとなっていた。後妻さんと弟、妹が来たのと交代で、我々はICUを退出した。
 父の経過は順調で、迅速かつ適切な治療のおかげで、脳内の血栓は完全に取り除かれた。先週の火曜日から一般病棟に移り、大事をとって3週間ほど入院することになった。この暑い時期、空調の効いた病院ほど安全な場所はない。
 今日の午後6時ごろ、会社で接客中に父の携帯電話から会社に電話がかかってきた。「あす頚動脈を手術することになった。」と話す父の様子は普段とかわらなかった。脳梗塞の予防的処置で頚動脈にステントを挿入するらしい。これで益々元気になって欲しい。