
手術の翌日からリハビリセンター通いが始まった。
応急処置の固定金具がなくなり右脚は動かせないが車椅子での移動が楽になった。
リハビリ初日は整体ベッドに脚を伸ばして座り、怪我した右足先を上に曲げる事を30回繰り返したが、ほとんど動かなかった。
次の日はゴムベルトを右足先にひっかけて両手でひっぱる運動、右膝を上下に曲げる運動、車椅子から繰り返し立ち上がる運動をした。
右膝は何とか72度まで曲げることが出来たが足首はマイナス5度からマイナス20度が限界だった。右足指は開くことが出来なかった。
理学療法士によるリハビリセンターでの整体は精々毎日50分だったので、成果を出すには日数がかかる。
主治医の勧めで病室のベッドの上で、機械で強制的に膝を曲げるメニューが手術後4日目から追加された。
機械を使って膝を120度以上強制的に曲げる拷問の攻め具のようなものだが最初は最大60度を30分間処置された。
次の日は70度を一時間。痛みを我慢できなければ自分で逃避ボタンを押して機械を停めることが出来るので安心した。
転院8日目、右足全体をビニール袋で密封してシャワーを浴びることが出来た。事故の前からだと18日ぶりのボディウオッシュで爽快だった。
転院12日目、リハビリが順調に経過し、転院の日を迎えた。機械での膝曲げは120度で一時間できた。正座が出来るには150度必要らしいが、贅沢は言えない。
3月22日午前10時、妻の運転で元の総合病院に帰ってきた。
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