気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

四人目の孫デビュー

2019-10-18 00:48:07 | イラスト

七月末に娘が出産で帰省した。初めての出産で、ただでさえ不安だろうに、産院の検診で、胎児の首に臍の緒が3重に巻いていることがわかり、それを解消するための運動や体操に励んでいた。臨月で人目を引くので、早朝と日没後に、毎日大きなおなかを抱えてウォーキングに出かけていた。定期検診の度、首の臍の緒が2重に減り、予定日近くには解消されて安心していた。

予定日を一週間過ぎても産気がないので陣痛促進剤を投与して出産することになった。入院時の検査で臍の緒が再び首を二周していると指摘された。婿も出産に立ち会うとのことで名古屋から駆けつけてきて、娘の居る特別室に泊まった。

入院翌日、妻は朝から産院で待機した。

仕事中の私の携帯にメールで娘の様子を妻が知らせて来る。

12時2分:「さっき分娩室に移動しました。まだしばらく時間がかかりそうですが。」

13時13分:「赤ちゃんの向きがよくないらしく、いま四つん這いになって向きを変えようと頑張っているそうです。

しばらくまだ時間がかかるということで、〇〇君と私は部屋で待機している状態です。」

13時51分:「逆子ではないけど向きがよくないらしく、赤ちゃんの心音が痛みのたびに弱くなるそうです。

子宮口もまだそこまで開いてないらしく、△△の体力は大丈夫だけど、赤ちゃんが耐えられないかもしれないので

帝王切開に切り替えた方が良いとのこと。もうすぐオペ室に入るようです。」

14時11分:「今、麻酔が終わったところで、2時20分頃、帝王切開で出産予定です!」

私は娘と孫が心配で仕事が手につかなくなり、会社から歩いて5分くらいの産院に駆けつけた。

生まれたばかりの元気な孫を囲む婿と妻の姿を見て極度の緊張状態から開放された。娘も無事だと聞き胸をなでおろした。

父になるのは易いが、母になるのは命がけだと、女性の偉大さをつくづく感じた。

 

 

 

 

 

 


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