架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

大渦にのまれて

2019-10-27 | 時の歩廊

これを見たときに「大渦にのまれて」というエドガー・アラン・ポーの作品を思い出してしまった。 高校の英語の夏休みの宿題に「大渦にのまれて」を原書で読むというが出され、かなり手こずった記憶がある。 なんせわからない単語ばかりなので、辞書を引き引きなのだから、たった1センテンスを読むにも手間がかってしょうがない。 だから英語を読む楽しさを、という英語教師の思惑とは正反対の結果となる...

市内にこのようなものがあるとは知らなかった。 数日前の大雨のせいか、茶色に濁った水が勢いをもって渦を巻くかのように、その音を高く轟かせていた。

この日、また焼きそば屋へ(好きだね~)。 今日はバスではなく自転車なので時間を気にせずに落ち着いて食べられた。
肉なし、卵をつけた焼きぞば(大)750円也。


その2日後、ある経済団体が主催する講演会に参加。 豊富な数値データを並べ、いろいろと話題を展開する。出生率の低下、人口減さらにこれまでの日本企業のビジネスの仕方、なぜGAFA+Mのような企業が日本から生まれないのか、という嘆き節----よくある話----。しかし現在の状態(いうならば結果)から過去を見て言っているようなものでしかない。いずれも現在では巨大企業となっているが、その立ち上げ時に、このような形になるとわかっていたわけでもないだろう。ご自身は、当初は商社にいて、いわばブイブイと、それも「エグい」取引をしていたのであろうし、その時に、今の、つまりGAFAといわれるプラットフォーマーが社会に大きな影響力を持つと、まったく思っていなかったのではないか?(このあたり、かなり想像が混じっています)

といった感想を持った。

ヒトは過去については賢くなれるが、今については見えないことだらけだろう。

なんてことを講演会、そしてそのあとの交流会を終えてから一息入れた店でビールを飲みながら考えた。

画像はそこで食べた「五目そば」。 この店は最近できたばかり。家系ラーメンだったところををほぼ「居ぬき」での開業。 「五目そば」という、いまとなっては珍しいものをメニューに見つけオーダー。普通だと塩味ベースだろうけど、ここのは醤油ベース。 なのでやや茶色みがかっている。伊達巻なんかもないのが寂しい....

最初の画像はベランダから見える椿の木。
蕾が見える。

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