父方の家業はピアノ製造と販売だった。とはいっても、小さい家内工業程度のもので、神田神保町の店舗兼住居となる小さなビル(今はない)の1階で父の兄がアップライト・ピアノのふたを開け内部の調整をしていた姿が、幼いころの記憶として残っている。
そのためか、父の口から、豊増昇、井口基成、団伊玖麿、近衛秀麿そして山田一雄(和男)といった人たちと並んでクロイツァーそしてレオ・シロタの名前が出ていた。それを聞い . . . Read more
暑い8月が過ぎ、どこか短かった9月も残りわずか。毎朝の楽しみであった日本経済新聞の連載小説「望郷の道」(北方謙三)もまもなく終わろうとしている。
Try to remember the kind of September when life was slow and oh, so, mellow.Try to remember the kind of September when grass w . . . Read more
9月26日(金) 仙台市青年文化センター コンサートホール 仙台フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ハンス=マルティン・シュナイト コンサートマスター:石田 泰尚
第231回定期演奏会 W.A.モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲 K620W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219 《トルコ風》 & . . . Read more
2008年9月23日(火) 府中の森芸術劇場 ウィーンホール L.v.B.室内管弦楽団 指揮:広井 隆 A.オネゲル:夏の牧歌 R.シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品60 ピアノ 岸 美奈子 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品92 W.A.モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》K.492 序曲(アンコール)
いつも、何がしかの「音楽を聴く歓び」を受け取ることができるオー . . . Read more
オリジナルは、追憶で取り上げたグラディス・ナイト&ピップスの作品の1つ。「やさしく歌って」と同じ、聴き手としてのウタについて歌っている作品。
Gladys Knight & The Pips-I Feel a Song(In My Heart) (1974)
ここで取り上げるのは、ボブ・ジェームスのアレンジしたもの。
まず、艶やかなパティ・オースチンの歌が素晴らしい。そし . . . Read more
ウタとそれを歌うヒト、そしてそれを聴くヒトとの交感を歌った、10年に1曲生まれるかどうかという名歌。 # "I write a song" "A Song For You " は作り手からのもので、こちらは聴き手からのものブロッサム・ディアリーのアルバム("A Song For You "に書いたものと同じ)では、本人が弾くエレクトリック・ピアノのほかに、ベース、ドラムス、パーカッション(トラ . . . Read more
I'd rather be a sparrow than a snail I'd rather be a hammer than a nail
もしなれるなら、カタツムリよりはスズメになりたいもしなれるなら、クギよりはハンマーになったほうがいい....サイモンとガーファンクルの《コンドルは飛んで行く》の一節。
Simon & Garfunkel - Condor Pa . . . Read more
I write a songが広がりを見せるのとは対照的に、レオン・ラッセル(Leon Russell)が作ったこの歌"A Song for You"は、ひたすら一人に向けて思いをつづっている。
But we've alone now and I'm singing this song for you
ウタにこめられたメッセージがあまりにも強いので、シンプルな形で歌わ . . . Read more
9月14日(日) グリーンホール相模大野 大ホール 相模原市民交響楽団 指揮:田代俊文 平成20年度 市民プロムナードコンサート 劇音楽に親しもう! ~シェイクスピア・ゲーテの世界~ 第1部 ゲーテ L.v.ベートーヴェン:《エグモント》序曲 C.グノー:《ファウスト》より ヌビア人の娘の踊り トロヤの娘たちの踊り 鏡の踊り フリネの踊り 第2部 . . . Read more
よく知られた名曲《四季》。イ・ムジチからカルミニョーラやビオンディ、ヤンセンなど多くの録音で親しんでいるが、改めて名曲であることを実感した今日のコンサート。8月7日(木) 杜のホールはしもと アンディムジーク合奏団指揮:渡辺 一雄独奏:桑野 聖E.グリーグ:2つのノルウェーの旋律 作品63 第1曲 「民謡の調子で」 . . . Read more
The Beach Boysのメンバーの一人、Bruce Johnstonの作品。リフレイン(日本語でいえばサビ)で歌われる「歌の贈り物」の歌詞は、まさにルグランの音楽にもそのまま当てはまりそうだ。
I write the songs that make the whole world sing. I write the songs of love and special things. I w . . . Read more