先週から引き続き、同じピアニストについて。今週はリリースされたばかりのアルバム"Vocalise"を聴いていた。そしてSchubertと同じように弱音で弾かれる部分に強く惹かれた。1. ショパン:夜想曲 ハ短調 op.48 - 12. シューマン(リスト編):献呈3. シューベルト幻想曲ハ長調「さすらい人」op.15 D.760, 44. グルック(ジョヴァンニ・ズガンバーティ編):メロディ(オル . . . Read more
繊細な指捌きから生み出される豊かな歌------それらはよく考えぬかれているけれども少しも不自然さを感じさせることはなく、聴いている僕の耳を飽きさせない。アルバム名がしめすように、すべてシューベルトのピアノ曲で構成されているが、有名なのは、というか知っているのは即興曲3曲のみで、他は初めて聴くものばかり。それらはどれも、ワルツ、レントラー、エコセーズといったタイトルをもった1-2分程度の小品、ある . . . Read more