架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

春がまた来た

2015-03-30 | 時の歩廊
春がまた来た  大地は詩をおぼえた子供のようだこれはリルケの《春がまた来た》 Frühling ist wiedergekommen. Die Erde のはじめの部分いつも信州の旅。車中ではユリアーネ・バンゼがアンドラーシュ・シフのピアノ伴奏で歌った歌曲集を聴いた。ドビュッシーとモーツァルトという、やや異色の組み合わせではないかと思うが...なかでも《春へのあこがれ Sehnsucht . . . Read more
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フェルステルな日

2015-03-26 | 時の歩廊
「そぉ、寺町の万寿寺でんねん。で、おっさん心配なしに鉢巻したはりまんねん」  「どんなおっさんが居たはんねん?」  「所でんねんで」  「そんな所があるかいな……  心配なしに鉢巻……、あぁ、心斎橋の八幡筋か」  「そぉそぉ」  「何を聞ぃてんねん、お前わ」  「で、おっさん仏さんで、おばはん化けもんでんねん。  口の大きぃ大きぃ、お腹のちっ . . . Read more
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