架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

紙の月

2015-09-28 | 時の歩廊
いつもの信州への旅。いつものコーヒーショップでシミュレーション。「チェコ革命1848年」を読む。1848年、つまりドヴォジャーク7歳のころ。プラハから少しはなれたネラホゼヴェスで家業の肉屋、居酒屋の手伝いをしていたころの話だ。帰りの車中では、昨日は満月だった、ということでもないが"It's Only Paper Moon"が入っているケニー・ドリューのアルバム"THE KENNY DREW TRI . . . Read more
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ヤナーチェクな日 ---- ズデンカとカミラ

2015-09-08 | 時の歩廊
先週の火曜日に続いての、いつもの信州への旅。いつものコーヒーショップでシミュレーション。「ハンガリー チェコスロヴァキア現代史」を読む。海に囲まれた日本とは、その環境がまったく異なることを改めて感じさせる。ある意味で、人為的に線引きされる国境は、時の情勢によって書き換えられる。それにともなってそこに住む(住んでいた)人々の状況は、時には正反対に変わってしまう。往きの車中では《ズデンカ変奏曲》など、 . . . Read more
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スクな日

2015-09-02 | 時の歩廊
いつもの信州への旅。いつものコーヒーショップでシミュレーション。手前にある新書「物語 チェコの歴史」を再読。独自の視線をもった記述に教えられること多し。往復の車中ではヨセフ・スクのアスラエル交響曲を聴いた。往きはビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルのもの 帰りはアシュケナージ指揮ヘルシンキ・フィルのもの 聴いていてなるほどな、と思うことしばし。どのあたりが「なるほど」なのかは別の機会に...行 . . . Read more
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