架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

Mozart in the Jungle

2016-06-18 | のだめカンタービレ
Prime会員になったのは、翌日には配達されるということよりも、Primeビデオとミュージックという特典が魅力だった。実際のところ、Amazonで買うものといったら、ほとんどはCD、しかも海外のショップにオーダーしている(なんといってもそのほうが廉いし、国内では手に入らないから)ので翌日配達の恩恵は少ない。Primeビデオとミュージック、そのラインナップ(品揃え)にはすごい偏りがあるが、見逃してし . . . Read more
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のだめカンタービレ 最終楽章 後編

2010-06-09 | のだめカンタービレ
公開されてからだいぶ経っているが、やっと見に行けた。やや乱暴な、そして散漫なストーリー展開。どちらかといえば千秋が活躍する前編の方が面白かった。これはTVシリーズでも同じ。やはりオーケストラという、極めて人間くさい集団を扱っていたからなのだろう。今回はのだめのピアノが中心ということで、ピアノの場合はどうしても描きにくいものがある。と、まあ文句もあるが、やはり面白かった。パリやプラハの景色も美しかっ . . . Read more
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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

2009-12-21 | のだめカンタービレ
ヨーロッパ編の再放送を見ていたら映画を見たくなった。日曜の「いいとも」総集編を見ていたら千秋センパイが出ていたし、今日(月曜)はのだめへと友達の輪がつながっている。このあたり、フジサンケイグループのマーケティングにきっちりはまってしまったようだ。というわけで 急な予定変更がありポッカリと空いてしまった(空けた?)時間を使い映画館へ。 面白かった。やはり。 ムジークフェラインのシーンはあれだけ . . . Read more
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新春スペシャル(再放送)

2008-12-31 | のだめカンタービレ
来年聴いてみたいコンサートのスケジュール調べながら、モニター画面にのだめ新春スペシャル(再放送)を表示させていたら、ついつい調べの方が疎かになったしまった.... 今年の正月の放送を見たし、DVDに記録してあるのもかかわらずである。年の初め、そして年末にも見るということは、いったいどういうことであろうか? チープな部分と凝りに凝った部分、コミカルな部分とシリアスな部分との落差が激しく「なんだか . . . Read more
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のだめカンタービレ試論 (3)---技術の対立項---

2007-03-28 | のだめカンタービレ
「技術はあるけど表現が....」「技術だけで感性は?」という批評を見ることがある。「のだめ」では技術と感性の対立軸という意見を見る。そして、のだめが「感性」のヒト、千明が「技術」のヒトという構図で、その対立(やりとり)が面白い、という。 それは違う。技術と感性は対立項にはならない。同じよう技術と理性も対立項とはならない。 技術は、理性 and/or 感性が導くものを表現するための手段でしかない . . . Read more
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のだめカンタービレ試論(2) ---音楽と映像の魅力---

2007-03-27 | のだめカンタービレ
なぜ「のだめ」に惹かれるのか?と考えてみた。そのストーリー展開を冷静にみればかなり飛躍も見られるのにもかかわらず、である。 その答えとして「若かりしころ自分もそのような境遇にいたことも含めて、そのストーリーへの親しみやすさもさることながら、登場人物と背景の美しい合わせかた、随所に使われているクラシック音楽にあること」に行き着いた。 音楽に関しては、レッスン風景や4回のコンサート(学園祭を含む) . . . Read more
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のだめカンタービレ試論(1) ---理性と感性の衝突---

2007-03-21 | のだめカンタービレ
音大を舞台にした学園ラブコメとして昨年後半に放送された「のだめカンタービレ」。 原作となったコミックは未読だが、TVドラマはとてもよく出来ている(もっともほとんどTVドラマを見ないので、この評価はあまり当てにならないが)。放送翌日の電車内では大学生と思われる女の子たちが「面白かったネ」と、その感想を言い合う姿を見たが、「のだめ」は、人気ドラマという域にとどまらず、大手CDショップには「のだめ」コ . . . Read more
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