架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

光輝くひと クララ --- 女の愛と生涯

2012-09-30 | 音楽
出会い、ひそかな思い。相手からの思いがけない告白そして婚約。結婚式の日の喜び。さらに妊娠、出産といった女性にとってとても大事なできごと。 その時どきの思い、嬉しさ、ときには不安や戸惑い。それは昔も今も、そしてこれからも変わらないだろう。 その才能は認めるとしても、夢想家---つまり生活力に欠ける駆け出しの音楽家と、クララ(光輝くひと)という願いを込めて名付け、天才ピアニストとして育てた娘との結 . . . Read more
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Moon River

2012-09-29 | 音楽
数日前、新聞がアンディ・ウィリアムスが亡くなったことを伝えていた。 記憶を掘り返すと アンディがヘンリー・マンシーニと一緒に来日し、横浜市民体育館でコンサートをやったのを聴きに行った。それは、ガール・フレンドとのデートでもあった。 このとき前座あつかい(だったんですね。マンシーニが)のバックバンドの衣装が届かないとかいった理由で開演が1時間近く遅れ、これは帰りが遅くなるなと気を揉んだことが記 . . . Read more
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指が月をさすとき、愚者は指を見る

2012-09-20 | misc
指が月をさすとき、愚者は指を見る というのは中国のある書物にあるらしい。この話は悠治の本で知った。 TVのニュースを見ると日本大使館前の様子が先日の大騒ぎから一変して落ち着いている。多少は沈静化したかのように見える。あまりにもその落差が大きい。 日本政府がほっと一安心と思っている隙を見計らって次の手を打つというのは常套手段だろう。仮に今回はこれで収束したとしても、いつでも同じことをやろうと思 . . . Read more
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ミラカン

2012-09-05 | 時の歩廊
所用があり、名古屋へ。前回の名古屋行きとは別の店「チャオ」であんかけスパを食す。 R(レギュラー)を注文。 こちらは胡椒が少なめで、味はマイルドなのであっさりと食べられる。中央の大きなテーブル席に座ったのだが、前の人はJ(ジャンボ)を注文。かなりのボリューム。その後、前々から行ってみたいと思っていた中古CDショップ「ピーカン・ファッヂ」へ移動。さっと見るぐらいしか時間がないのが残念。規 . . . Read more
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ナズドラヴィ・フィルハーモニー 第6回演奏会

2012-09-03 | 音楽
9月2日(日)  立川市民会館大ホール  指揮:佐竹正則  ナズドラヴィ・フィルハーモニー  すべてA.ドヴォジャーク作品*  スラブ舞曲 第9番 op.66   チェロ協奏曲 ロ短調 op.104   チェロ:マルティン・オンドラーチェク  交響曲第8番 ト長調 op.88   アンコール スラブ舞曲 第3番 op.46 6回目という数を重ねたことからうまれる充実感、安定感が感じられた演奏会であ . . . Read more
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没後25周年記念講演フェデリコ・モンポウに捧ぐ

2012-09-01 | 音楽
母方の家系を辿ると元はフランスで鐘の製造----鋳造---に携わっていた。後にスペインに支社を持つことになったとのこと。 この日の話で一番印象に残った、というかモンポウの音楽の秘密に触れた気がしたのがこの話。 ところでモンポウという作曲家は日本でどのくらい認知されているのだろうか? 指揮者アントニ・ロス・マルバさんによる「没後25周年記念講演フェデリコ・モンポウに捧ぐ」セルバンテス文化センタ . . . Read more
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