架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

シューベルトの鱒

2013-01-31 | 時の歩廊
福島県いわきへの旅。画像はいわき駅から線路を見下ろしたもの。朝6時30分に家を出て、19時15分に帰宅。いわきに居た時間は、3時間半程度でそれ以外はほとんど移動していたということになる。上野からいわきまで2時間半。新宿--松本間とほとんど同じ、特急の乗り心地も快適なのだが、乗っていて長いと感じる。飽きるのだ。窓から見える景色はほとんど変化がなく、人家が続く。勿来をすぎて太平洋が垣間見えた程度で、目 . . . Read more
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June in January

2013-01-28 | 時の歩廊
今年最初の信州への旅。車中ではオットー・ゲルデス指揮の《タンホイザー》を聴いた。ビルギット・ニルソン(エリーザベトとヴェーヌスを歌っている!)、テオ・アダム、ヴィントガッセン、フィッシャー=ディスカウという錚々たる歌手陣が魅力。指揮者がもう少し強力ならいうことなしなのだろうけど....-----------1月だけどあなたに恋しているから6月のようだ、降る雪はまるで白い花のよう...というやや甘め . . . Read more
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ナズドラヴィー・フィルハーモニー 第7回定期演奏会

2013-01-20 | 時の歩廊
行く予定であったが、体調不良----風邪なのだろうか、咳がでる----のため、やむおえず諦める。弦楽セレナードはともかく、管楽の方はめったに聴くこともできないし、さらに---なんといっても今回の注目は《英雄の歌》という演奏会で取り上げられることのない作品が聴けるということで楽しみにしていたのだが....ナズドラヴィー・フィルハーモニーのサイトの第7回定期演奏会の案内 . . . Read more
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宗次ホール

2013-01-18 | 時の歩廊
所用があり名古屋へ。表通りを1つ奥に入ったところとはいえ、意外なロケーション----周囲は飲食店ばかり----のところにあるなぁというのが感想。いつかはここで聴いてみたいと思うホール。宗次ホールの前を2度通ることになるのだが、それは昼食のために、名古屋名物「あんかけスパ」の店にゆくためだ。元祖の店らしい。開店そうそう11時5分ごろに店に入ったのだが、すでに何組もの先客あり。1.5倍のミラカンを注文 . . . Read more
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version 2013

2013-01-14 | read me
2007年からブログを始めて7年目。昨年あたりからすこしペースダウン気味ではあるが、ここでブログのデザインも変えて気分を一新しました。 音楽、主にクラシック音楽そしてたまにジャズがテーマとするぐらいで方針というようなものはなくて、気侭に書いている。ただ、「しない」と決めていることがある。 好きでないタイプの音楽は取り上げない。 自分で感じないこと、思っていないことは書かない。どこかの記事 . . . Read more
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リタ・シュトライヒが歌う春の声

2013-01-05 | 音楽
J.シュトラウスの《春の声》。 今年の聴き初め(?)として選んだリタ・シュトライヒの2枚組CD"Arien und Walzer"の中から。 声、とりわけソプラノ、それもコロラトゥーラを好むこともあり、今日のような気分には最適な歌であろう。 まるでひところ前の(デジタル・キーボードなんて言い方をする前の、単音しか出ないころの、ということだが)シンセサイザーが発する正弦波のような---というの . . . Read more
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2013

2013-01-03 | 音楽
時は連続して流れる、つまりシーケンシャルなものなのだけど、12月31日が1月1日になるだけでどこか気持ちのなかに区切りがつく、あるいはついたような気にさせられるというのは不思議なものだ。 書き留めているノートを見ると、今からちょうど100年前、1913年にストラヴィンスキーの傑作《春の祭典》がピエール・モントゥーの指揮でロシア・バレエ団上演(初演)されている。もっともブーレーズに言わせるとその2 . . . Read more
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