IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催したイヴェント IPAX 2008の「未踏ソフトウェア開発者コーナー」に出展していた面白いソフトウェアを紹介します。「通奏低音自動演奏リアライズによる古楽演奏者の独習支援システムの構築」(展示タイトル)で、慶応義塾大学大学院生の新妻雅弘さんと松原正樹さんが開発した《数字付き低音の楽譜から、通奏低音パートの鍵盤楽器の演奏を実現する》ソフトウェアです。
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シュナイトさんとオーケストラの関係が、さらに深まったことを実感できた演奏会。2007-08年シーズン最後の定期演奏会であり、音楽監督でもあるシュナイトさんはプログラム終了後に、いつもにまして会場のあちこちに向けて挨拶をしておられた。
ヒンデミット、そしてブラームスという順だと、頭から思い込んでいたのだが、入り口で配られたパンフレットを見て、ヒンデミットが後とあり軽い驚きをもった。もっとも演奏会の . . . Read more
最上級の賛辞で讃えたい。 会心の演奏であったのだろう。シュナイトさんが第一ヴァイオリンからヴィオラまで各弦パートの最前列プルトの2人ずつと握手、それにとどまらずコントラバスのところまで歩み寄り握手、さらに管楽器セクションの近くまで行き、一人ずつ立たせたのだ。スペースさえあれば各楽器のところまでいったであろう。もちろん会場からは、ハ長調の主和音で閉じられた時からブラヴォーの声 . . . Read more