ステージに並んだ楽団員の数、そしてなによりもワーグナーチューバ(4本!)が加わっているのは圧巻だった。ノヴァーク版を使用ということで、シンバルとトライアングルのパートの人はご苦労さまでした。
アマチュアオーケストラが《7番》を取り上げるのは"challenging"な(やりがいのある)ものであろう。その気持ちが反映してか、演奏も、よくまとまっていた(アマチュアとして)。特に第1楽章のなかごろから . . . Read more
ステージから私が座る3階席まで響いてきた曲、その形は「煉瓦」のようで、材質は「あたたかみのある木材」のようなイメージ。それらが一つずつ聴き手である私の内部に整然と置かれ、心的空間を満たした、といえばこの日の演奏がどのようなものであったか伝わるであろうか。
4月18日(金)&n . . . Read more
シューマンらしい、少しひねった、そして憂いをもったホ短調の旋律から始まり、堂々とした変ロ長調の主和音で締めくくられた今日の演奏会。「シューマン・シリーズ」の初回として、すべてシューマン作品、しかも演奏会で取り上げられることも少ない曲も並べて構成されていた。とても聴き応えがあっただけでなく、次回へと期待がさらに高まる。
2008年4月12日(土) 神奈川県立音楽堂 神奈川フィルハーモニー管弦楽 . . . Read more
2008年4月5日(土) 東京オペラシティコンサートホールシュナイト・バッハ合唱団/管弦楽団 指揮:ハンス=マルティン・シュナイト ソプラノ:平松 英子 バリトン:トーマス・バウアー
J.ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45 第4曲《万軍の主よ、あなたのすまいはいかに麗しいことでしょう》の響きが、なんと慈しみにあふれていたことか。
第3曲《主よ、わが終わり . . . Read more