架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

ピエタ

2011-03-09 | 音楽
固まってしまった心を優しく解されるような、不思議な感覚。「早く先を読みたい」のだが「終わらせたくない」ので、結局は3日かけて読み終えることになった。その後、さらに何度か読み返したり、拾い読みをしたりと。ここ数年で読んだ本では最高のもの----傑作。 「読みやすい」のでさらさら読めてしまうので気がつきにくいかもしれないが、全編を有機的に構築した著者の計らいは深く、見事としかいいようがない。 . . . Read more
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なごり雪

2011-03-07 | My Favorite Songs
「台湾坊主」という言葉を想い出す。高校一年の「地学」----この教科は今でもあるのだろうか?----の授業で、教師がやや脱線気味に天気図について話をしていた。そのこと(だけ)が記憶に残り、今でもこの時期の天気図を見て、今日のような天候だけは当てることができる。「なごり雪」とでもいうのだろうか?今日の雪は。この歌に出てくる2人は、もしかするとろうそくは「17本目からは一緒に火を着けて」さらには「2人 . . . Read more
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