作曲家というと政治の世界には縁遠いというイメージを持つひとが多いだろう。
私を含めて。
が、それは実相からは程遠いということを、あらためて思わせる記事が今日の産経新聞に載っていた。
韓国 北朝鮮に揺れる統営 「文化工作員」めぐり騒動勃発
亡くなってからすでに20年近くたってもそのアクチュアリティは変わらないといってもよいのかもしれない。
社会体制、主義主張の違いだけでなく、民族や宗教といった要素、あるいは支配/被支配といった構造的なものをも含んでいるだろう。問題は根深く様々に絡み合っている。だから表層だけで判断するには軽率すぎる。
かといって傍観者として安閑としていられないケースだってあるだろう。その時に何も判断しないということも許されないのだから、難しい。
傷ついた龍-----作曲家の人生と作品についての対話
尹伊桑(Yun I-sang ユン・イサン 1917年9月17日 - 1995年11月3日)/ルイーゼ・リンザー 著
伊藤成彦 訳 未來社
若かりしころに読んだ本だが、リンザーとの対話のなかで「音楽が私を選んだ」という作曲家自身の言葉が強く印象に残っている。
「私が音楽を選んだ」ではないのだ。
そして、身近な----あまりにも身近すぎてしまい気にもされていないのかもしれない、さらに言うならば、そこまで浸透している(させている組織、団体があるということに他ならない)K-POPも文化工作といえるだろう。
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