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【週末版】石巻市立湊小学校避難所…

2012-08-26 21:52:18 | cinema
こんばんは ぐっちょんです

今朝も予定に間に合うように
起きることができました
疲れに対する耐性がついてきたのでしょうか
それとも、まだ後日にドッとクるのでしょうか


さて、今回の週末版ではこの映画を取り上げます
石巻市立湊小学校避難所

こちらが作品のタイトルになります

そうです、東日本大震災の時にあった
実際の避難所において実際にあったできごとを
そのままに捉えたドキュメンタリー作品です

2011年4月21日から2011年10月11日までの
テレビならまっさきにカットしてしまいそうな
日常の風景と本音のつぶやきがスクリーンに映し出されています

避難所で起きていることについて、第三者の視点から
見せるということは大変興味深く感じました

私自身は、淡路島の出身で、阪神淡路大震災はまさに体験しましたが
避難所生活を経験することはしていません
実際に避難所に訪れた方の話を見聞きすることしかできていません

そんな私がこの作品を見ながら感じたことをいくつか書きます


報道もされていたように、様々な団体がボランティアとしてうかがっています
文化的活動のボランティアももちろんあります
それが第三者の視点で映し出されているのをとても滑稽に感じてしまいました
現場にいた方が「ふるさと」という曲にどういった感情を抱くかということまで…

救援物資が全国から届けられます
もちろん、それらを受け取ることにお金は必要ではありません
それらを選び取っていく映像の中にはそれこそマナーなんてありません
ある種の戦場であるわけですが、そこからはじき出された物資の中にこそ
実はとても意義のある物資があるということを誰もが知っておくべきことが
あるということも感じました

それまでは赤の他人であった隣人の方々が突然にも共同生活を始めるわけです
それの良し悪しは語らないとして、その共同生活を行う意義があるということも
感じ取ることができました
そこにいくまでの過程はあるわけで、その過程は詳細には映し出されてはいないので
なんともいえないことも十分にあるでしょう

今現在における仮設住宅がどのようなものなのかを知ることができました
そんなにファシリティー面においては充実はしていないだろうと思っていたのですが
家電といったものを含めて最初から充実されているという映像には衝撃を与えられたと同時に
与えて頂いた方の感情あふれるその表情にはいたく感じるものがありました


いくらかについてつらつらと書いてみましたが
この作品は、観た方それぞれにとって感じることが違ってくるのでしょう
映し出されているもの以外にも様々な人間のドキュメントがあるのでしょう
こういった事実があったということを記録し見せていくという意義が感じられました
今秋以降、さらに次々に震災関連ドキュメント作品が上映されていくことを
映画館内に設置されているチラシによって知りました
ぜひ、皆様も1作品はそのような作品をご覧になられてはいかがでしょうか


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