ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

国内携帯電話出荷10%減の3929万台…

2014-01-31 22:08:46 | NewsPaper
今日は束の間の転職活動休み
とはいえ、某所でのボランティアなんかで
あっという間の1日でありました
来週はギッシリ詰まっております


さて、本日の日経産業新聞から4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『国内携帯電話出荷
 10%減の3929万台
 昨年、MM総研調べ』

MM総研の調査より
2013年の国内の携帯電話端末出荷台数が
前年比10.2%減の3929万台だったと発表した
という記事

概要としては
・2013年の総出荷台数は前年比10.2%減の3,929万台
・スマートフォン出荷台数は前年比3.7%減の2,928万台
・Appleが総出荷台数(32.5%)・スマートフォン出荷台数(43.6%)で共にシェア1位
・2013年度通期は総出荷台数3,710万台、スマートフォン2,750万台と予測

http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120140130500より
といったもの

なお、3929万台という数字は、従来型の携帯電話とスマートフォンを
合わせたことでの数字

といったことから、今回の前年からの出荷台数の減少は
ガラケーからスマホへの買い替えが進んでいない
といったことが原因にあるようです

都内にいた頃は、スマホの浸透がかなり進んでいると感じるにせよ
法人携帯や都内以外の地方の状況を考えると
やはりガラケーはガラケーのまま使い続けている
というのが現実のようですね

どこかのWeb記事では、スマホではなくガラケーを持っていることの
ステータスを評価しているものを拝見したのも、こういったことが
関係しているのでしょうか

なお、NTTドコモでもiPhoneが発売され、各キャリアのiPhone優遇策もあって
Andoroid搭載スマホの販売が伸びなかったこともあり
全体としてガラケーからスマホへの買い替えをしないことに
影響もあったようです

またもう一つの要因としては
スマホの利用料金がガラケーに比べて割高なことも影響しているようです
魅力的なサービスやアプリがあったとしても、料金と天秤にかけると
やはりコストの安さを重視するのが現実と云えるのです

現在の2014年1~3期においては、春商戦向けの出荷が見込めるようですが
2013年度通期は総出荷台数3,710万台、そのうちスマホは2,750万台と予測され
前年度比11.3%といったところのようです

ここには消費税増税は少なからずも影響するのでしょうか
では、4月以降はさらに買い控えになるのか、あるいはさらに値下げが起きるのでしょうか

改めて数字を見てみると感慨深いものがあります
今後数年の予想としても下方修正ぎみの予測になっています
飽和状態と云えるのか、されどこれだけの台数は出荷していると…
さらなる業界再編がなされていきそうなものです


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