ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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眼鏡型ウエアラブル端末 使えば視力4.0 倉庫業に メガネスーパー…

2015-10-21 21:52:21 | NewsPaper
今夜は妻とLIVEへと…
今回はフードの出店があり
ワンコインでしっかりと
食べることができました…


さて、本日の日経産業新聞から29面の生活・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【現場のチカラ】
 眼鏡型ウエアラブル端末
 使えば視力4.0 倉庫業に
 メガネスーパー』

メガネスーパーが眼鏡型のウエアラブル端末を
12月に発表する
という記事

特殊カメラで視力を4.0に高められるという
ITでパワーアップをコンセプトにしたという眼鏡


そもそもは、メガネスーパーの社内会議で
赤字の眼鏡事業の立て直し策を探るなかで
大きな話題となっていたウエアラブル端末の開発に
取り組むことになったことから始まったそうです

開発のベースになったのは、ITの力を活用してサポートしたいという思い
目に悩みの多い45歳以上の顧客が多いことからもこのような思いがあり
そこに最大の売りとして考えたのが視覚拡張という機能なんだとか

デジカメメーカーのザクティが開発に参加し
専用カメラを接続することで視力が4.0になる視覚拡張の機能を搭載することを決定
福井県鯖江市のデザイナーに設計を頼み、お互いにやり取りを行いながら
眼鏡とカメラを別々につくって取り外し可能な設計にしたとのこと

商品のもう一つの売りとしては、ディスプレイを左右に設置した両眼視設計
ITベンチャーのアズイズコンセプトが開発に力を貸し
快適に画面を見れるようにするために細やかな技術を要したとのこと


まさにメガネスーパーが多くの協力を得て開発された
スマートグラスであると云えます
メガネスーパーとしては、BtoBの販売を目指し
まずは、視覚拡張のニーズが見込める物流や倉庫業を中心にし
農業分野など異業種の事業者と組んで、特定の業種を狙った
開発を進めていくとのこと


記事によると、眼鏡の国内市場規模は2011年以降4年連続で拡大しているのだとか
とはいえ、メガネスーパーの眼鏡事業は低価格品との競争などで苦境にあるのだとか
メガネスーパーとしては、トレンドのウエアラブル端末の発売から
眼鏡事業の再構築につなげたいわけです

果たして、このようなBtoB向けの高付加価値商品を以て
どこまで立て直しができるか注目しておくことにします


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