ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

個人番号カード 社員証に 空き領域活用、顔認証も NEC…

2016-04-20 23:58:58 | NewsPaper
いわゆるマイナンバーカードというのは
まだまだビジネスになりうる余白が
あるようですね


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『個人番号カード 社員証に
 NEC 空き領域活用、顔認証も』

NECが、税と社会保障の共通番号(マイナンバー)関連事業を
強化したと発表した
という記事

そもそも、個人番号カードに搭載されているICチップには
空き領域があり、社員番号や会員番号を書き込むことで
社員証や各種会員証として利用できる、というわけ

NECとしては、社員証として利用する企業向けに
従業員の入退室を管理する「ゲートシステム」を提供

活用例として記事に掲載されているものとしては
事前に登録した顔写真と、ゲートに設置したカメラで撮った
顔社員を照合する顔認証技術を組み合わせることで
厳重な入退室管理が可能、といったこと

社員証以外に会員証という名目ならば
多種多様な施設で活用できそうですね

NECとしては、このシステムに合わせて、各種のカード読み取り機も販売
個人番号カードが有効かどうかをマイナンバーを管理する
地方公共団体情報システム機構に問い合わせる認証サービスも提供

http://jpn.nec.com/mynumber/solution/individual.htmlより


と、マイナンバーに関するシステムについて書かれているのですが
その他用途に使うマイナンバーカードをもし紛失したらどうなるの??
というのが気になるものです

顔認証や照合、問い合わせのシステムがあるから
悪用されないようになっているといいたいのでしょうか


はたしてマイナンバーカードの活用は他ベンダー含め
どのように展開され運用されていくのか
その行く末は持つ/持たないに関わらず知っておきたいものです